うちの子語り

創作関連の呟きです。
うちの子の妄想ネタをただ投下していく…。
作品にするには足りない、けど自分が面白い感じ。

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  • そう言えば亜紀にゃんは看護師だった()

    20210104(月)19:57
     お風呂から上がって、リビングに戻る。
     ソファーで寛いでいる雪路の頭が見えた。

     わたしは何も言わずに雪路の隣へ腰を下ろすと、そのまま自分の頭を雪路の膝に乗せる。

    「亜紀?」

     雪路の視線には気付いてたけど、取り敢えず無視していた。
     そんな雪路がわたしに声を掛けるのは当然だっただろう。

     はぁ~、と深く大袈裟な溜め息を零す。
     いや、わたしとしては大袈裟とは冗談ではなかったわけだけど。

     暫しの間、何も告げずに雪路の膝でじっとする。
     雪路も特に何のアクションも取って来ない。
     多分様子見してるんだと思う。

     ぺしぺしと雪路の膝を軽く叩く。
     それからやっとわたしから口を開いた。

    「……なでなでしてー」
    「なでなで?」

     ちょっと恥ずかしさもあったので、それを誤魔化すためも含めて、ついでに何回か膝を叩く。
     雪路は少し驚いたような声色で返して来たけど、ん、と短く応えると、わたしの髪を撫でつけるように手を動かす。

     取り敢えずわたしの気が済むまでやって、と先に言っておいた。
     雪路は可笑しそうに笑いながら、いいよって答えた。

     雪路の膝を叩いていた自分の手を、雪路の膝を包むように置く。
     何か急に疲れが押し寄せて来た。

     確かにここ数日、気分も冴えないし目も翳むし、なんて思ってたけど。
     一応夜は眠れてたし、食事も問題なかったから、まだいけるだろうと踏んでいた。

     でもそれはどうやら、見当違いだったようだ。

     はぁ、と雪路の膝に顔を伏せて、また大きな溜め息。
     一気に怠い。
     この後寝るのすら怠い。
     取り敢えず今日はもうずっと雪路にこうしていて欲しい。

    「髪伸びたねぇ」

     本当にわたしの我が儘(頼みって言うより我が儘だろうしなこれ)通りにずっと撫で続けてくれている雪路。
     ふと、タイミングを待っていたかのように、雪路が呟いた。

     わたしは「あー」とかいう曖昧な返事をしながら頷く。
     今日いきなり自分でも気付いたことだった。
     洗髪のときもそうだけど、ドライヤーしてると突然思うのよね。

    「美容院行く余裕なかったからなぁ……」

     時間もそうなんだろうけど、気力とかも。
     何かいろいろめんどくさくなってた。

     そう、とちょっと落ち着いた雪路の声。
     それから自然に、髪を撫でていた雪路の右手が、わたしの耳に被さる。
     軽く親指の腹で耳を撫でて、それから輪郭に沿って頬を這う。

     わたしはその雪路の右手を掴まえた。
     雪路も抵抗はしない。
     雪路の右手を自分の口元まで引っ張って来ると、わたしはその指先に鼻先と唇を押し付ける。

     間もなく雪路は左手で、なでなでを再開してくれた。
     このまま眠ってしまいそうになりつつ、その感触を堪能する。
     眠りに落ちるのも絶対気持ちいいのは分かる。
     でもこのなでなでの感触を味わわないのも勿体ない。

     なんて葛藤していたつもりだったけど、やっぱり気付いたら寝ていた。

    ネタメモ

  • クラウドに保存されてる(笑)

    20201118(水)19:37
    今はとにかくディヴィジョンを書き上げることに注力しているのですが。
    そういやネタ(もしくは一通りのプロット)は出来ているのに手付かずの作品って今幾つくらいあるんだ、と気になって、思い出せるだけ思い出す。

    以前も似たようなこと書いた気がする。
    執筆のためのリハビリトークだと思って欲しい。

    ・1/2ウィザード……2人で1つ、みてぇな話ですね。ネタが「魔法使い」「学園」「バトル」なのでミリしらだけど魔法科高校の劣等生みてぇだな、と勝手に思っている。知らんけど。これだいぶ前から考えてる作品なんだけど、何か気に入らないのか手付かず。

    ・異世界トリップ桃太郎……主人公は27歳のサラリーマン。ある日婚約までした恋人が何の前兆もなく失踪するところから話が始まる。これのどこで桃太郎が絡んで来るのか、って感じだよね。だから異世界に飛ばすんだよ…(笑)

    ・一緒に旅した最高の相棒がラスボスだったので泣く泣く殺した話……最近思い付いてしまったやつですね。まだ↑しかネタが決まってないので、世界観も設定も分かりませんが、多分限りなくBLっぽいファンタジーになるんじゃないでしょうか。説明してるだけなのにこのままラノベタイトルに出来そうで僕は嫌です(笑)

    ・灰界ジレンマパラレル……キャラは同じだけど、BL色をバッサリ消した灰界作品。その他創作にちょろっとその世界観が載ってる。華倉の相棒が魅耶じゃなく隼人なのが、完全に「ifの世界」ですねぇ…。ごりごりに作者の好奇心。何なら魅耶さんラスボス扱いですよハハハやだー。本編興味はあるんですけどねぇ。不本意ながら対立する華倉氏と魅耶やん、憂巫女の「贋作」という名のドッペルゲンガー、憂巫女は聖獣まで従えていたとか何とか…通常の灰界シリーズで書けなかったネタをぶち込んでる感も否めないな。

    何かもう1つあったような気がするけど忘れました。
    これだけでも結構な量だけどね。
    多分……今生では書き切れないだろう…。
    来世に託すわ…。

    でもまぁ取り敢えずはディヴィジョンですよ。
    何となく体力気力も回復傾向にあるので、近々続き書けると思うです。

    ネタメモ

  • 実際居たらドン引き。

    20201102(月)19:44
    唯一さんってさぁ、本来は「ほんわかゆるゆる」な性格なんだけど。
    最鬼に憑依されてた所為で、あんな訳分かんないレベルでサディスティックの最上級みたいなキャラになってたわけですが。
    つうか……今だに「最鬼」の性格も定まってないんだよね……。
    初期のイメージはもっと軽い、というか、チャラい感じの…笑顔で残虐なことしてくるタイプの性格だったんですが(それも相当酷い)。
    今は……もうちょっと、こう、地獄の底から声出してるみたいな、軽さがなくなった残虐なタイプ…?(悪化した)

    憑依されてた時の唯一さんってほぼ最鬼の性格が出ていたので、めっちゃくちゃ酷い方法で隼人に執着していたわけですが。
    ……創作においてはあの手の歪んだ愛情は大好きなので、結構書いてて楽しかったのよな~~、が本音です。
    だから隼人救済するまでに時間が掛かtt((((
    ……唯一さんの畜生っぷりがいい感じにイカレてて、抵抗したくても絶対的な力の差に屈するしかない隼人と、それを見て更にのめり込む唯一さん、とか、もはや地獄にも程が有ったな…(急に我に返る渡琉)。

    こういうHENTAIには2種類あると思ってて。
    例えば首絞めて笑うタイプと、首絞められて笑うタイプがいるんですよ。
    個人的にはどっちもドS。ド畜生。
    で、最鬼が憑依していた時の唯一さんは、後者なわけです。
    首絞められて笑うんです。
    ゾクゾクしちゃうタイプ。
    勿論直後に形勢逆転して、唯一さんが主導権握るんですけど。
    多分唯一さんは、隼人のあの本気で自分を殺そうと思っている眼が好きだったんだろうなぁー、と。
    好きであり、性癖であり、フェチだったというか…。
    でもドSなんすよ…基本は。
    ドSだからこそドMでもあるのかも知れないなぁー、ともうっすら考えている。
    意味の分からん発想ではある。
    ドSも曖昧な境を越えると急にMになるんじゃねぇか、的な。
    馬鹿と天才は紙一重的なやつね。
    どうなんだろうね。

    とにかく「隼人を殺したいほど愛してて、且つ殺されるのが本望だったかも知れない唯一さん」は本当に妄想してて楽しかったよ。
    最鬼と分離させて、正気に戻った今は、実は普通に結婚して子どもが2人居ます。
    47歳くらいで初婚というとんでもねぇ流れである。
    ごめんね(全方面へ)。

    「灰界」シリーズ

  • そうだね

    20201031(土)17:34
    よくよく考え直すと、砂蔵さんが死ななければ、憂巫女そのものの転生も次はなかっただろうから、現代のてんやわんやも起きなかったはずなので……砂蔵さんはやっぱり鳳凰様と半永久的に生き続ける選択をしてもよかったんでねぇか??
    鳳凰様んとこにいれば妖怪その他に命狙われる心配もなかっただろうし。

    なんてことになってたら、まぁー今華倉さんはいないだろうどころか、今書いてる話全部存在しないね!!!!
    物語一切合切変わってるね!!!!

    作品を根本から覆す気付きであるな。

    まぁ「歴史に“もしも”は存在しない」けどねぇ……^^

    創作楽しいです。

    「灰界」シリーズ

  • いろいろまとめて

    20201028(水)15:24
    短め語りを一度に載せる。



    な~~んか……華倉さんが使う「絶対」っていまいち信用し切れないんだよ……なぁ……
    何故だろう……何か……言わせてるわたしが心配になる……
    わたしが魅耶だったら疑ってしまうな……とか思ってる。
    何故なのか……(´・ω・`)
    わたしが華倉氏を信用してないのか……!?
    未だに!?!



    そうか、篠宮総本山の場合は、山そのものを御神体としているから、本殿なくても可笑しくねぇんだな。
    質素な造りの拝殿のみでもいいのか……そっか。



    魅耶さんは真鬼の外付けHDDみてぇな感じなんですが……(補強的な意味合い)
    魅耶自身にはもうあんまり「妖怪」じみた能力とかは残っていないんだけど、真鬼が完全な状態を発揮するにはまだ魅耶が必要なんだよ、という設定になってる。
    …それはHDDではないか……。
    そういや何で魅耶と真鬼は分離出来る「憑依」タイプにしたんだろうか。
    創鬼とか薄蓮(化け蜘蛛)とかは完全転生なのに。



    今思えば、華倉さんって剣道やってても不思議はないんだなぁ……全然考えたことなかった(笑)
    それ言うと多分隼人は基本的なことは教わってるだろうけど、あいつ途中から我流になってる、絶対。
    「こっちの方が早ェ」とか気付いて適当な型になってる。
    でも天性のパワーでまとまってる。
    ズルいなこの設定(笑)



    加筆してたら短くなくなってしまった(笑)

    「灰界」シリーズ