うちの子語り

創作関連の呟きです。
うちの子の妄想ネタをただ投下していく…。
作品にするには足りない、けど自分が面白い感じ。

記事一覧

  • 何これ。

    20240827(火)12:26
    本日8/27は亜紀にゃんの誕生日です。
    一応イラストを描いてはみたのですが……
    何て言うか……
    自キャラは版権に比べて描くのラクっちゃラクなんですけど…
    ほんとに描けなくて……
    こりゃとてもじゃないけどお披露目するもんじゃねぇなぁ、と思ったのでやめました。
    ごめんなぁ亜紀にゃん……
    作中の数少ないコンプラだと言うのに……
    感謝はしている。
    何か色々イジってごめん()

    珍しく誕生日思い出してイラストも描いたってーのにこのザマよ。
    泣けるな……!!

    はい、イラストもなければ小ネタ等も用意しませんでした。
    取り敢えずボヤキ程度にここにメモしておきます…ぬーん
  • デカい独り言

    20240628(金)12:40
    シリーズも6章まで書いといて(実際書いたのは半分だけど)ここに来て「憂巫女と『鍾海』には元々直接的な関連はなかった」とか、そういうストーリーの根本からひっくり返すような事実に気付くのはやめてほしいなぁ渡琉さん。
    たまたま琴羽の手元に来たから管理することになったのであって……………
    となると。
    「鍾海」と憂巫女を強く結び付け、関係の深いもの同士にしたのは他の誰でもない、歴代の篠宮家の面々であり、この憂巫女という呪いは外から降って来たものではなく自ら引き寄せt

    いけない!!!!
    それ以上はいけないぞ渡琉氏!!!
    ここに来て自業自得的な原因論が露呈するのはヤバいって!!!!

    …………あ〜……
    でもまぁ、それならそれで………尚のこと菱人さんは自分の代で全部終わらせるだろうな。
    そうだな。
    呪いを招き強化したのは他の誰でもない、この家の先祖たち多くの人間だったということだ……!!
    みたいな展開じゃん。
    やめてよ……(⁠・ั⁠ω⁠・ั⁠)

    あ〜〜〜〜〜〜〜〜……また隼人のエピが遠くなるな……
    隼人まじ書く気ないだろ……??
    ないんでしょうねぇ、多分「書く」気は。
    隼人のエピは完全に「読み」たいものである。
    誰か他の人が書けるもんじゃないのはその通りなんだけど、今んとこ「書く」より「読む」気持ちの方が優勢なままでは暫くは書くことはないだろう。
    あー(天を仰ぐ)

    ……華倉氏(及び篠宮家と憂巫女関連)に関しては書きたい欲がある、ということでもある。
    逆に言うと『大して読まなくてもいい』になっちゃうけど……何か間違ってないんだよな、この認識。
    あー、そんな感じそんな感じ、ってしっくりくる。
    やだもう。

    というわけで、取り敢えず次のテーマは「憂巫女と『鍾海』の切り離し」とかですかね…。
    鬼神倒す云々もやるに越したことないけど、「鍾海」があるうちは憂巫女も滅ぶことはないねえ。
    しかし、あー、万一のことを考えると憂巫女を「鍾海」より先に何とか浄化(解放)したいよな。
    もう鬼神の復活はなしだ。
    ほんとに終わらんから……

    憂巫女と「鍾海」の切り離し
      ↓
    憂巫女(呪い)の解放
      ↓
    「鍾海」の処分

    こうだな。
    そっか〜〜〜………(溜め息)

    「灰界」シリーズ

  • 「鍾海」に関するあれこれ

    20240606(木)23:24
    「鍾海」が『鬼の骨に血肉を混ぜ込んだもの』から造られたとのことですが……
    既出の設定と合わせてこれらを総合すると、砂蔵が亡くなって琴羽が生まれるまでの200年の間に、何かとんでもないことが起こったことが推測されますね。
    初めは鬼のせいで絶望的な目に遭わされたなどした人間がその腹いせに鬼の亡骸を使って刀打ったんかな、と考えたのですが。
    これ逆に、とある鬼がいて、その鬼ととても親しくしていた人間がいて。
    ある日この鬼が討たれたことを知り、慌ててその亡骸を探し、持ち帰り、何とかこの鬼のいた証を残したいがために刀にしてしまった…、
    の方が業が深過ぎて良いかも知れないよな!()
    ていうか多分こっちのパターンやろ。
    絶対そうやろ。
    鬼を討つための刀を鬼の亡骸から造って、それで更に鬼を狩ろうというパターン(上記前者)も充分アリなんだけど、渡琉さんだからな、鬼に情が移った人間がいたんだろう。
    そいつら当人同士は仲良くやってたんだろう。
    でも周りはそうはいかない。
    いつ自分たちが食われるかも分からない。
    だから、先手を。

    でも、そんな曰く付きの刀、どんな物好きも引き取ってくれず。
    何人か所有してただろうけど、まぁまぁ……酷い目に遭ったりして結局手離したんだろう。
    んで。
    何だかんだ当時から胡散臭いと言われていた琴羽たちの元へ流れ付くことに。
    琴羽は多分一目見て鬼の気とか感じ取っただろうな。
    こいつはまずいってことで当時まだ自分が身を置いていた神社(のようなところ)に納めるよう進めた。

    その後で琴羽は鬼神へと差し出され、食われずに何年か生かされて、結局は近くの村落の住民らに言われるがままにこの刀で真鬼も創鬼も討った。
    村民たちはまさかまだ最鬼なんていう化け物がいるなんて知らなかったから、これで厄災は免れたとか思ってたんだろーけども……、

    2体の鬼神を討ち、放心状態のまま川に身投げしようとした琴羽を引き留めたのが、当時浪人だった篠宮の祖先。
    現代まで続く篠宮家の初代でもあるこの人と、琴羽は一緒になったわけで。
    刀は琴羽が厳重に管理・封印することを責務として自分に課した、と。

    そんな感じかなぁ…今だだっと思い付いたのは。

    「灰界」シリーズ

  • オリキャラわっしょいな人に50の質問

    20240605(水)08:54
    オリキャラわっしょいな人に50の質問

    懐かしい通り越してもはや化石であるこの手の質問もやっちゃいます!!!!!!!!!!(勢いだけ)
    勿論華倉さんに犠s……協力していただきます!!!!!
    スタート☆


    1. この質問はあなたのオリキャラさんに答えてもらいます
    →任せとけ!!!!

    2. こんにちは
    「今日和」

    3. オリキャラの名前は?
    「篠宮華倉です」

    4. いい名前ですね
    華倉(以下「」は華倉さんが答えてます)「どうなんですかねぇ……名前負けしてる気がしてますけど」

    5. 性別は?
    「男です、はい」

    6. 年齢は?
    「44歳になりました」(本編トランサー終了時点)

    7. 種族は?
    「一応普通の人間です、うん」

    8. 性格は?
    「何だろうなぁ……自分では打たれ弱いとか控え目だなと思ってる」

    9. 身長は?
    「170ちょいあったはず。自営業だから健康診断とかも自分から受けに行かないと全然機会ないねぇ」

    10. 体重は?
    「……さぁ?」
    渡琉「全然考えたこともありませーん」

    11. 血液型は?
    「O型」
    渡琉「AかOなんだけど覚えてないんだよなぁ。魅耶やんの方がAっぽいから多分Oだなと」
    「ほんと曖昧だなお前」

    12. 誕生日は?
    「4月8日です。お釈迦様と同じっていう」

    13. 髪色は?
    「暗めのグレーです」

    14. 髪型は?
    「耳は隠れてうなじは出てる感じの短髪」

    15. 目の色は?
    「黒かな? 作者こういうところ殆ど決めてないから……」
    渡琉「全くだよあはは」

    16. 服装は?
    「家にいるときは作務衣とか作業着が基本。外回りの用事のときはスーツ着ます」

    17. 出身は?
    「作者としては一応自分の地元のつもりらしいんだけど、その辺も曖昧だね。ざっくり現代日本のとある県ということで」

    18. 戦う?
    「残念ながらね……」

    19. どんな武器、魔法を使いますか?(戦う人に)
    「鬼の骨に血肉を混ぜ込んだものから造られたと伝わる日本刀、卑刀『鍾海』で」

    20. 周りのキャラを紹介してください
    「まず兄の菱人、菱兄ィにはこの歳になっても迷惑というか面倒掛けっぱなしなんだよなぁ……頭上がらん。その菱兄ィと実家にとって必要な存在になったのが真鬼。魅耶と分離出来るタイプの前世存在ってのが改めて考えると意味分からんのだが」
    渡琉「まぁその場その場で臨機応変にね☆ミ」
    「書きながら決めるのやめなよ。んで高校時代からの友人である坂下と榎本……榎本って友人扱いでいいのかな?」
    渡琉「怒られそうだよねぇ」
    「怒られるだけで済むなら多分友人だな。んで、最後は一番大切な俺のパートナーである魅耶。思えば魅耶がああやって何度も好意を行動に示し続けてくれたから、俺も自分のことと向き合ってここまで来れたんだろうなって気がする」

    21. 仲がいいキャラは?
    「魅耶は勿論、坂下や真鬼、鳳凰までは仲がいいと言えるか……。榎本とはまだまだ溝があるし、安芸先生とも親しくはないか」

    22. 好きなタイプは?
    「んー、一般論というか抽象的に答えるなら、芯が強くて穏やかな人かな」

    23. 嫌いなタイプは?
    「自分勝手な人とか」

    24. ペットいますか?
    「動物は好きだけど飼いたいとかは思ったことないな。でも総本山には野良猫とか野鳥とか色々姿見せるからそれ見てるのは楽しい」

    25. それは何?(いる人に)
    「そういえばアライグマが住み着きそうだって魅耶が言ってたな。駆除頼まなきゃ(カレンダーに書き込みに行く)」
    渡琉「華倉氏ー。まだ途中ですよ〜」

    26. 貴方の世界はどんな感じ?
    「現代日本ではある。でも聖獣とか鬼を始めとする妖怪とかもいるし……所謂異界ってところとは地続きなのかもね。幸い普段は見えてないだけで」

    27. S?M?
    「あー………傷付けるよりは傷付けられる方がマシかな〜…って意味なら……M?」

    28. アニメなどで似ているキャラは?
    「誰だろう…居たとは思うんだけど、キャラも作品名も知らないから答えられないな」

    29. やってみたいことは?
    「もう1回紫龍のライヴ行きたいなぁー。復活したし!!」

    30. 貴方の願いは?
    「当面は篠宮家の悲願でもある憂巫女の呪いを解くこと。俺自身は……そういった過去を清算して、これからも魅耶と静かに暮らしていくことかな」

    31. 今幸せ?
    「そうだね、幸せ。日々雑務やら何やらに追われてるけど、虚しさや逃げたいとかはないから幸せなんだと思う」

    32. 欲しいものは?
    「今はないかなぁ」

    33. 作者に一言!
    「さすがにシリーズ続き過ぎだと思うんだよね。いつまでやってんの」

    34. ここからは作者さんに答えてもらいます
    →はいよォ!!!

    35. このキャラを作ったきっかけは?
    →何だろう? 殆ど覚えないな〜。当時まだ書けてた学園もので、生徒会長と副会長のコンビの片割れとして描いた(ほんとにイラストとして)のがキッカケっちゃあキッカケ。

    36. このキャラと貴方は似てる?
    →あんま似てないです。渡琉さんは華倉氏のような強さや寛容さは持ってないしなぁ。あと天然の人タラシな魅力もね。

    37. このキャラ好きですか?
    →好き好き大好き〜〜☆ミ 何やかんや華倉氏及び灰界シリーズしか創作続けてないもんねぇ。

    38. このキャラはどんなジャンルで活躍してますか?
    →BLであり現代ファンタジーであり、バトルモノであり……何か忙し過ぎるねこの子。ごめん(気付いてしまった)。

    39. 他にオリキャラがいますか?
    →他にも作品はあるので沢山いますねぇ。渡琉さん的3大自作品の主人公がこの華倉氏と結希さんと扇さんなんですけども、各々の作品に結構な人数のキャラ出ててヤバい(もう把握してないよの意味)。

    40. 皆好きですか?
    →大体のキャラは好きだぜ☆ミ でも極たまに自分で作ったのに好きになれないキャラもいる。不思議だな〜と思う。

    41. これから増やしますか?
    →さすがに同作品内では増やしたくないんだけど、灰界シリーズも隼人関連でもう既に1人追加しちゃったからなぁ(遠い目)。

    42. オリキャラとやってみたいことは?
    →こうやってうちの子たちとやんややんやと会話するの好きですね^^ 昨今は「メタ会話(笑)」とかちょっと馬鹿にする風潮あるのが残念でならないです。楽しいんだからいいじゃんすか!!! より良い作品にするためのコミュニケーションの1つなんだぞ!!()

    43. オリキャラと友達になるなら?
    →浅海さんがいいかなぁ。あいつが手厳しいのは華倉氏に対してだけだし……
    華倉「それもどうなの?」

    44. 恋人にするなら?
    →ひえー恐れ多い!!! ……正直いないですねぇ。作中で大体相手がいるというのも理由だけど、どのキャラもどこかしらに渡琉さんの要素が含まれているので、あまり関わりたくないとも言うか……()

    45. 結婚するなら?
    →だから居ねぇって!!!()

    46. 貴方のオリキャラ全てに一言!
    →いつもしんどい目に遭わせまくってごめんなぁ!!! これからも遭わせてくけど宜しくなぁ!!!

    47. このキャラに一言!
    →強くなってくれてありがとう。君の成長を見られることがわたしの心の支えでもあったよ…
    華倉「魅耶より重たいときあるよねお前」(真顔)

    48. ぐだぐだでごめんなさい…
    →いいえ! 1人では出て来ない質問もあって回答しがいがありました^^

    49. 此処までありがとうございました
    →こちらこそ有り難うございます〜(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)

    50. 最後に一言!
    →そろそろ隼人について書きたいのは本心なんだけどやる気出ないんだわ。どうしよ?
    華倉「もう無理なんじゃない? 何年も同じこと言い続けてるわりに出来てないんだから諦めれば?」
     華倉氏が酷い(⁠ ⁠≧⁠Д⁠≦⁠)!!


    隼人書きたいのはマジマジのガチなんですよ!!!
    本当なんです信じてください!!!!!
    (と言いつつ始めたはずのディヴィジョンもトランサーも以下略


    配布元:50の質問ひろば

    「灰界」シリーズ

  • 黒幕プロローグ。

    20240421(日)11:04
     死に場所を探していた。
     死に方も分からないまま。
     自分の居場所なんか初めからなかった。
     ただそれに気付けるようになったのが最近だった。
     手遅れとは言えない。
     だから今こうして、探している。
     身分証の類は全て置いて来た。
     誰に見付かるかも分からない。
     逃げたとバレたらすぐ捕まるかも知れない。
     だから遠くへ。
     知らない道だけを繰り返し選び続けて、知らない場所を目指す。
     そうして死に場所となるところを、決める。
     細い裏路地。
     今までそれでも避けてきたような裏の空間。
     何があるか分からない、実家にいたときと同じくらいの痛みがあるかも知れない。
     でももう構わない。
     今死を目前に彷徨う自分には大差ないことだと。
     密集する建物。
     散乱する廃棄物。
     何故こんなものが落ちているのか分からないような道端。
     幸か不幸か、他の人影は見られない。
     5階以上あるビルを探す。
     大体が3階建て、あっても4階建てが大半だった。
     ようやく見付けた5階建ては、日陰にあるせいか古ぼけて見えた。
     けれど外壁はヒビもなくシャッターも綺麗なので築浅だろうと分かる。
     出入り口らしいドアは建物の左側にあった。
     シャッターには勿論鍵が掛かっていたが、こちらなら。
     そんな淡い期待を抱いてドアノブを回す。
     こんな場所でも、いや、こんな場所のためかやはり施錠されていた。
     しかし諦められなくて、何度も何度も力任せに回した。
     ドアを押したり引いたりしながら、壊し兼ねないくらい乱暴にノブを回す。
     それでもドアは開いてくれない。
     それに気付くと急に虚しくなり、ドアノブから手を離して座り込む。
     空腹感を思い出した。
     昨夜から何も食べていないのだ。
     もう死ぬからと夜通し歩き続けて、自分を騙していたけれど、身体の方は待ってくれない。
     腹が減ったと口から勝手に零れた。
     家にはそもそも碌に食べ物も置かれてなかった。
     無論現金など尚更だ。
     最後に食べたのはいつで、何だっただろうか。
     それすらも曖昧で、次第に視界が狭まっていく。
     このまま寝たら死ねるだろうか。
     またもうっすらと希望を抱いた。
     しかし、こちらに近付く足音にその希望も掻き消される。
     すぐ傍まで来て一旦止まったその足音に顔を上げる。
     こちらを見ている1人の男性。
     瞳はとても冷たくて、じっと見入るその目付きは睨んでいるとも言えた。
     ここの人か。
     そう気付いて、ドアの真ん前から右側にズレた。
     隣の建物は3階建て。
     こちらも勿論出入り口は閉まっている。
     今日はここで野宿かと覚悟をして、身体を小さく丸めるように座り直した。
     ドアの鍵が開けられる音と、ドアが開かれる音。
     しかし次の動作が続く気配はしなかった。
    「おい」
     不思議に思いながらも抱え込んだ膝に顔を突っ伏していると、ふと頭上に声が降って来た。
     気怠げに顔を上げる。
     居たのは先刻の冷たい瞳の男性だ。
    「入らないのか?」
     初めは自分に言われているとは微塵も思わなかった。
     他に誰かいたのかと思い、周りを見回してしまったほどだ。
     しかし自分と男性以外、どう見ても人影はない。
     怪訝な顔付きで再度男性を見上げる。
     男性は尚もこちらを見ていた。
    「入りたいんじゃないのか? 来ないのか?」
    「……え、と……」
     どうして。
     確かに入ろうと試みた。
     でも施錠されていたから諦めた。
     座り込んでいたのはもう動けなかったからで、開けてくれる人の帰りを待ってたわけではない。
     ない、のに。
     お互い無言のまま暫く経った。
     念押しするかのように、男性は訊いた。
    「来なくていいのか?」
     その声に引き上げられた、そう思ったのだ。
    「っ、い、行きます……っ」
     立ち上がって、簡単に服の砂埃を払って男性の方へ歩く。
     しかし空腹と疲労感のせいで足取りはおぼつかなくなっていた。
     よろめきながらも転げないよう、ゆっくり男性の待つドアへ。
     そんな何歩も離れていない距離を埋めることがとても大変だった。
     先に入った男性に続いてドアをくぐる。
     男性は階段を上ってすぐの部屋へ向かうよう告げてから、ドアを閉め施錠した。
     死ぬつもりだった。
     そのことに変わりはなかった。
     でも結果、実際に命を落とすことなく死ぬことになるのだと、階段を上るこの時にはまだ知らずにいたのだ。

    ネタメモ