うちの子語り

創作関連の呟きです。
うちの子の妄想ネタをただ投下していく…。
作品にするには足りない、けど自分が面白い感じ。

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  • いきなり終わるけど。

    20210914(火)19:31

    「ではこれで、はい、よろしくお願いします」

     タブレットに今纏まった案件のメモを打ち込んでいく。
     相手も安堵したような明るい笑顔だ。
     出先で偶然出くわし、世間話の延長から、話し合いを続けてきた案件に目途が立った。

    「済みません、こんな立ち話で進めちゃって」

     相手はそう断りを入れてくれるけど、俺も助かったのは事実だし、という気持ちも持ちつつ構いませんよと社交辞令。

    「1つ仕事が片付くんですから、悪いことじゃないですよ」

     まぁ完全にイレギュラーではあるし、今この場で1つの商談が成立したとは思わないな。
     なんて、無駄に自分を客観的に理解していた。

     しかし。

    「じゃあこれ上司にも……」

     と、相手に確認を取りつつ顔を上げると、目の前に相手の顔が迫って来ていた。
     思わず吃驚して肩が飛び上がった。

     しかし相手はあまり悪びれた様子もなく、どうしたんですか、と呑気そうに訊いて来る。

     いや、あの。
     さっきから薄々気付いてたんだけど、この人少しずつ近寄って来てるよな……。

     今までそういうイメージはなかったんだけど。
     今日は往来で偶然出くわしたとは言え、別にそこまで親しいと感じたことはなかったし……。

     なのに、何だ?

    「いや、あの、近くない、ですか?」

     機嫌を損ねてしまうのも恐ろしいが、必要以上に近付かれるのも別の恐怖がある。
     俺がそう下手から訊ねてみると、相手は一瞬真顔になった。

     けれど、すぐにっこりと今までのように笑うと、そうですか、と返す。

    「何か篠宮さん、いい匂いするんですよね」
    「は?」

     突然そんな言葉を投げられたものだから、普通に変な声が出ていた。
     何言ってんだこいつ。
     相手は俺の警戒心を気にも留めず、さらに一歩近付いて来る。

     いやいやいやいや、と右手を出して、何とか制止するように意思表示するものの、イマイチ通じていない。
     しまいには肩の辺りに鼻を近付けられて、ぽつり、と零す。

    「とても旨そうな……その、血の匂いだ」

     そこでようやく分かった。
     相手の左手が俺に届く前に、何とか反応することが出来た。

     鞄ごと腕を大きく振るって、相手の耳元辺りに叩き付けるとそのまま地面に押し倒す。
     間合いを取るように大きく背後に飛びながら、左手を宙へ。

    「――鍾海」

     小さく呟くだけでも、その刀はちゃんと姿を見せる。
     掴むと同時に、そのまま抜刀した。

     途端。
     一瞬俺と相手以外の一切の形が消える。
     音も色も無くなったと思ったら、パッと元に戻った。

     けれど、周囲に人影はいない。
     時間も止まっているかのように、景色の総てが無機質なものになっていた。

    「……あとちょっとだったのになぁ」

     首の骨を鳴らしながら、ゆっくりと立ち上がる。
     その姿は、今の今まで商談をしていたビジネスマンではない。
     もっと歪な、人のような形を真似た別の生き物だ。
     足の長さが揃っていないのか、立っているだけでも左右にゆらゆら全身が揺れ続けている。

    「……最初から俺を食らうつもりだったのか?」

     正直、今まで何回か会ってきたその相手が、人間じゃなかったとは思えなかった。
     違和感も殺意もまるで感じなかった。

     だとすれば。

    「そうだなぁ、今日は、なぁ」

     どこに口が付いているのか分からないその顔で、そいつは確かに喋っている。
     今日は、が意味するもの。
     ――食われた。

    「そういう卑怯な真似はやめろ」

     鞘を足元に放り投げて、「鍾海」の切っ先をそいつに向けた。
     俺の血肉のために、無関係な人を犠牲にするのはやめてくれ。

     しかし相手にはそんな同情が通じるはずもない。
     それなら最初から人を殺したりはしない。

    「それなら、お前が自ら食われに来いよ」

     ゆらゆら、肩を大きく揺らしながら一歩ずつ歩み寄る異形。
     そういう話はしてねぇんだよ、と目で威嚇して、俺も両手で「鍾海」を低く構える。
     べたっ、べたっ、と粘着質な足音を響かせながら、不気味な汚らしい笑い声が上がる。

    「憂巫女の血肉だぞ? 食えるんなら何でもするわっ!!」

     その咆哮だけがその場に広まっていく。
     姿が一瞬で消えてしまった。
     突然のことに怯んだものの少々動作ががさつなせいで、すぐに気配が読めた。

     柄を逆に持ち替えて、そのまま背後に刃先を突き出す。
     手応えはあった。
     刺したまま真横に振り払うように腰を捻って上半身を回転させる。

     しかし、相手の手が「鍾海」をがっしり掴んで離さない。
     このままでは飛ばそうにも飛んでいかない。

    「しゃらくさっ……!」

     口なんかどこにあるのか分からないその顔で、確かにそいつはニタリと笑った気がして。
     前屈みに体重をかけながら、地面を蹴って飛ぶ。
     そのまま腹部を貫いた。

     水風船が弾けたかのように、血の塊が吹き出して飛び散る。
     咄嗟に俺が避けた隙を見て、相手は俺の下から這い出て距離を取った。
     生臭い腐臭と、夥しい血の海。

     確かに、異空間に飛んでおいて正解だった。


    『鳳凰、何してんの?』

     俺の「鍾海」を借りて、鳳凰が何やらしていたのが不思議だったので、そう声を掛けた。
     鳳凰は刀身を鞘に戻し終えたところだった。
     それから俺を隣に座らせると手短に説明する。

    『華倉、今後妖怪と遭遇したら、まずは「鍾海」を抜け』

     返却された「鍾海」を掌に収めながら、何で、と首を傾げる。
     言われなくてもまずやってるけど、と思ったけど、鳳凰の言いたいことはそうじゃなかった。

    『憂巫女の血の匂いが一度解放されてしまったからには、階級を問わず色んな妖怪がお前に襲い掛かって来る。それこそ場所も都合も選べない。そうなった時、「鍾海」を抜けば異空間に移動出来るよう細工を施した』

     それは、周囲を巻き込まないために出来るギリギリのライン。
     鳳凰が一緒に居れば別の手段が使えるけど、そう都合のいい時ばかりではなくなるだろう、と。

    『出来れば異空間は避けたいところだが、万一のこともある。異空間が使われると我でも外から手が出せないため、お前1人で何とかしてもらうことになるが』
    『まじでか』

     鳳凰の説明に、げえぇ、と眉を顰めて「鍾海」を眺める。

     今後、抜刀と同時に鳳凰の力が発動し、俺と相手の妖怪だけを異空間に飛ばせるようにした、らしい。

    『しかし一時的な対処でしかない。我も試すのは初めてだ』

     その横顔は不安そうだ。
     鳳凰が自信持って推せないってことは、俺にとっても結構なハイリスクである。
     今のところ遭遇しても大体勝てるから、それだけが心の支えだなぁ……。

    『……30分だ』

     心細そうな呟きをする鳳凰を見上げて、何がと俺は訊く。
     鳳凰は重たい表情で、それでもはっきりと俺に告げる。

    『現時点では30分しか力が保たない。それまでに片付けてくれ』



     そんな事態、そうそうあるのかね。
     とか呑気に構えてたらこのザマか。

     ほんの数日前に鳳凰にされた心配が、見事に実現してしまったような錯覚に見舞われた。

     でも幸いにも相手はさほど強くはない。
     一気に片付けて、この異空間の検証にでも使ってやろう。
     慌てていた気持ちが一気に静まり返った。


     取り敢えずいつも通り、1つずつ。



    +++
    これもパラレル設定っぽい。
    けど華倉さんが会社員だった設定などどこにもない。
    これはどこの設定なんだ……()

    旨そうな血の匂い、ってのが書きたかっただけである(・ω・)

    ネタメモ

  • バトルシーンのれんしうと思って……

    20210910(金)17:35
     雨上がりの帰路は、荷物が1つ増える。
     隼人は邪魔になって捨てようと考えていたビニール傘を肩に担いだまま歩いていた。
     買ってからまだ数えるほどしか使っていなかったため、捨てることに躊躇していた。
     家に着くまでには手放す、そう自分に暗示をかけるように数メートル進んでは繰り返していた。
     しかし。
     俯き気味に伏せていた頬に、何かが纏わりつく。
     蜘蛛の糸のような、ふわりと軽い感触が額から逆の耳元へと乗っかってきた。
     何だ、と思い、同時に気付く。
     ――入った?
     そこは、一見見慣れた風景。
     自宅近くの住宅街。
     に、よく似せた、敵陣だ。
    「――!!!」
     音もなく飛び掛かって来る、一筋の鈍い光線。
     隼人はその光の筋より先に、本体の影を見切った。
     右脚でアスファルトを蹴り、背後へと飛んだ。
     一瞬前まで隼人が立っていた地面に、その切っ先が突き刺さる。
     足場を確認してから、隼人は飛んで来たその影の正体を睨む。
     刃先を引き抜き、ゆらりと揺れながら、それはこちらを向いていた。
     いつの間に結界内に立ち入ってしまったのか、隼人はまず自分に問い掛けた。
     そうでもしないと反省というものをしないからだ。
     勿論その1人反省会は、これを片付けた後で行う。
     片付けてしまえば、それきりだからだ。
     言葉ではない、何か空気を切るような音を口から出し、それはこちらに向かって突っ込んで来る。
     隼人は鞄だけその辺に捨てると、結局手放さなかった傘を構えた。
     持ち手とは逆の、先端をそれに向けて突き出す。
     それは避ける真似もせず、傘の先端を飲み込むかのように大口を開けていた。
    「まじかよ……っ」
     避けると読んで次の手を決めていたが、それは本当に真っ直ぐ進んできた。
     傘の先端が、それの喉を捉える。
     鈍い感触、のちに骨にでも当たったのだろうか、それ以上押しても動かない。
     それの口からは、半透明の唾液らしきものと、赤いとは言えない気味の悪い色をした体液とが溢れて来た。
     きめぇ、と舌打ちをし、隼人は傘を引き抜こうと動く。
     しかし、それより早く、それの右手が傘を掴んだ。
    「動かねぇっ、!」
     思わず声が洩れた。
     傘の骨を握り潰す勢いで右手の指を締め付けるそれの身体ごと、隼人は傘を大きく振り抜いた。
     腰から反動をつけて、壁に叩き付けるために。
     ギィシャアアアア! とかいう、耳障りな悲鳴。
     さすがに受け身も取れずに壁にぶつかり、それは一瞬だけ四肢から力が抜けた。
     その隙を見て、隼人はそれの胸を踏み付けて傘を引き抜く。
     体液と、何か肉片のようなものがべったりと付着していた。
    「何なんだよお前」
     勿論本気で訊ねたわけではなかった。
     ただ、答えがあればラッキーくらいの気持ち。
     案の定、返事はなかった。
     機械音のような、塞がれた喉からどうにか出したような威嚇の声。
     それは起き上がり、首を回す。
     綺麗に一回転、独楽のように。
     禍々しさに顔を顰(しか)めた隼人と、視線が合った、それと同時にそれは加速する。
     隼人は傘でそれの左手を受ける。
     あと一瞬反射が遅れていたら、恐らく右目をやられていただろう。
     それの左手は、肘から下が刃になっていた。
     分の悪さな、と隼人は少しだけ口先で笑う。
     それから相手の左手を弾き落とし、少し前屈みによろめいたところへ、頭上から傘の柄を振り落とす。
     アスファルトに亀裂が入るほど、顔面を地面にめり込ませた。
     潰れた醜い呻き声。
     隼人はすぐに後ろへ飛び、間合いを取った。
     こんな子供騙しのような攻撃が効く相手ではないことは、もう分かっていたことだ。
     すぐにそれは飛び起きて大きく宙へ。
     隼人は傘を持っている右手の4本の指を揃えて立てて、左手の手首へ。
     そのまま、爪を肌に食い込ませながら、手の甲へ向かって引っ搔いた。
     じわりと血が滲む。
     自分で付けた擦過創に傘の柄を滑らせる。
     既に隼人の髪の毛に触れそうだったそれの切っ先が、何かに阻まれて動きを止める。
     身動きの取れなくなったことを不思議に思ったのか、ギャッ、という困惑した声がした。
     傘に纏う小さな空気の渦。
     それは傘から離れるほどに大きく成長していく。
     隼人は傘を、先端を頭上に縦に構えると、そのままそれを目で捉え続けた。
     それも、頭はそれほど悪くないようだ。
     急に怯え出し、慌てて逃げようともがく。
     しかしそれの刃はまだ隼人の霊気の渦に捕まったまま。
     ぐ、と傘を構える両手に、隼人が軽く力を込めると途端に、それの身体が爆風を受け吹き飛ぶ。
     命の危機と判断したのだろう、次は飛び掛かって来ることはせず、それは背を向けて逃げ出そうとした。
     しかしこの距離では、到底逃げ切れるはずがなく。
     隼人は傘を右手だけで持ち、中腰になるように身を低く構える。
     傘を持つ右腕はやや後方へ広げ、眼前に差し出した左手でそれとの距離を測る。
     踏み込む。
     決着は刹那ほどの時間しか掛からなかった。
     まず斜め下から振り上げて一撃目、それの動きが落ちたところへ一文字を描くように二撃目。
     前方へ倒れ込むそれの身体を、脳天から真っ二つ割るための三撃目。
     それはすぐに絶命し、亀裂の入ったアスファルトの上に左右それぞれ落ちた。
     隼人は一瞥くれてから傘の先端でそれの腰辺りを着く。
     途端、それの肢体から炎が上がり、瞬きを数回する間に灰も残さず燃え尽きた。
     ふ、と周囲の空気が軽くなる。
     結界が解かれたようだ。
    「何なんだよ」
     隼人は深い深い呼気を、1度吐き切る。
     ぐるりと身体を一周させ、異常が起きていないことを確認する。
     アスファルトも何事もなかったように綺麗だ。
     軽く上体を仰け反り、緊張していた筋肉を解す。
    「あーあ」
     握り締めていた傘は、すっかりあられもない姿をしている。
     まぁ、コンビニ傘だからいいけどね。
     捨てる理由が出来た、と隼人は続けて思い納得しかけたが、どのみちその辺に捨てていくことは出来ない。
     鞄を拾うと、また傘を肩に担いで歩き出した。



    +++++

    書いたんだけど、思ってたより全然動かせなかった。
    畜生もっとチャンバラになる予定だった。
    しかし凄い鬼滅の影響受け過ぎだろまぁそうなんですけどね!
    それと、急に「隼人は傘でも充分戦えるんだろうな…喧嘩殺法的なので」との妄想が出て来たので、忘れないうちにメモを…と。
    難しいな。

    ちなみにこれは灰界パラレルのつもりで考えてたんだけど、灰界本家の華倉たちと出会う前の隼人でもアリだな~~などともうっすら。

    ネタメモ

  • ふたりとも結構良い歳ですが。

    20210910(金)13:53

    「あれ? 華倉くんだ。お久し振り」

     角を曲がったと同時に、そんな風に声を掛けられる。
     華倉は手元のスマホから視線を上げ、自分の目の前で微笑む彼を認識する。

    「っ! 忠雪さんん!!?」

     どきーっ、と心臓が一度大きく跳ね上がる。
     うっかり落としそうになったスマホをがっちり掴み直すと、慌てて返事をする。

    「おおお、お久し振りです! 今日はどうして……」
    「兄の代理で、契約の締結に」

     お邪魔してます、と忠雪が穏やかに答えた。

     華倉の実家である篠宮と、忠雪の実家とはビジネスパートナーの関係にある。
     少なくとも、父である政明の代には頻繁に業務提携を繰り返していた。
     その関係は1つ代が下がった今も良好だ。

     現在忠雪は実家の手伝いをしているという。
     菱人の話によれば、当主である兄の傍らに付き、代理として働いているだとか。
     お兄さんの調子でも悪いんだろうか、と華倉はずっと気になっていたが、直接ビジネスには関わってない自分が訊ねることは憚られた。

     華倉くんは出てこないんですか、と忠雪からの問い掛けに、華倉は控えめに笑って頷いた。
     実家のことはノータッチなんです、と。
     その言葉に、忠雪も小さく笑う。
     やっぱそれがラクですよね、と言いながら。

     それから何度か他愛ない世間話を続けていると、華倉の手の中のスマホが短く鳴った。
     画面にこっそり視線を落とすと、何やらメッセージが見えた。

    「ああ、足止めしてしまって申し訳なかったですね」

     忠雪も自分の用事を思い出したようだ。
     時計を確認すると、華倉にそう一言詫びを入れた。
     画面をそのままに華倉は勢いをつけて顔を上げ、滅相もない、と大声で答える。

     愉快そうに笑い、忠雪はふと表情を落ち着け、華倉をじっと見詰める。
     突然の眼差しにやや身構える華倉に、忠雪は満面の笑みで伝えた。

    「バンド、ずっと応援してくれてて有り難う御座います。近々嬉しい発表があると思いますので、お楽しみに」

     そう、はっきり言い切ると、一礼して華倉の横を通って行く。
     後ろの方で、忠雪を見付け、出迎えたらしい真鬼の声がした。
     応接室に案内が済んだらしい、ドアが閉まり、1つの足音が近付いて来る。

    「ぅわっ!?? 華倉?! どうした!!?」

     左側の壁にぶつかりながら膝から崩れ込んでいる華倉を見付け、真鬼が肩を震わせて叫んだ。
     華倉の顔は真っ赤で、呼吸は荒く、胸元をがっしり握り締めている。
     そんな華倉の様子に困惑しながらも、状況を把握しようと慌てる真鬼に向かってか否か、華倉は半笑いの口許で呟く。

    「心臓爆ぜる……」
    「本当にどうした!?!」

     その右手に握られたままのスマホで、まさに見ていたのはSNSだった。


     数日後、紫龍活動再開のアナウンスがTLに流れて来ることとなる。



    (華倉さんは特に自分が紫龍ファンだとは言っていないので滅茶苦茶吃驚したのでした)

    ネタメモ

  • 小町「だって何でも似合いそうなんだもん」

    20210829(日)10:47
    真鬼を篠宮家で面倒見始めた頃。

    菱人「お前、和服のままうろつくのやめてくれないか?」
    真鬼「何で」
    菱人「時たま客人がお前見掛けた時、説明求められるの厄介なんだ」
    真鬼「……それもそうだな」
    菱人「俺の服でよければまずそれ着ててくれ。取り敢えずネットで適当に何着か……」
    小町「じゃあそれあたしやるー!!」(近くのソファーで話を聞いてたらしい)

    てなわけで真鬼の私服は、小町の趣味に偏ったものが数点。
    その後自分で買いに行けるようになってからも、小町ちょこちょこ買って来てそう。


    鬼神で遊ぶな(笑)

    「灰界」シリーズ

  • 非常に安直な

    20210805(木)15:05
    浅岡「新作『天使のハラワタ』スピンオフのタイトル、『悪魔の煮凝り』にしようと思ってるんだけどねー」
    魅耶「何が書けるんですかそれ」


    ぶっ飛んでるなぁ…。
    恐らくわたしだったら何も思い付かないんだけど、語感としては好きです…「悪魔の煮凝り」。

    そう言えば浅岡せんせぇは「妄想の箸休め」的存在だったことをこれで思い出した。
    この人関連のネタは突飛な発想で構わないのです!!!!()

    でもこれ「天使のハラワタ」は刑事もの小説とかで実際ありそうなタイトルだよねー、と勝手に納得している。
    あれよ、事件解決の最大のヒントが「天使のハラワタ」と呼ばれているもので、まぁそれが何のことかは分かりませんけど…。
    ぬいぐるみとかの中に綿と一緒に何か入ってる的な感じなのかな?
    ベタな発想やな……。
    こういうジャンルは考えたことないからな……。
    2時間サスペンスとかには出来るかも知れん……そんなに甘くないか。

    何の話。
    残念ながら浅岡せんせぇは「現代ホラー作家」なので、この場合の「天使のハラワタ」は多分“文字通りの物”を示してる気がします。

    「灰界」シリーズ