詩集
「
淋しいに決まってる
でもそんなこと言えない
君は僕のものじゃない
僕たちの関係は約束されたものじゃない
僕たちはお互いが自由
何にも縛られてない
だから淋しいとは言えない
どの口がそれを言えるの
突然消えても不思議はない
〝有った〟ことさえ忘れるだろう
それでも今ここにある間は
君との関係に縋りたくなる
淋しいに決まってるだろう
繋がっているようで
本当は何もない僕たち
知ってるけど知らない人
何一つ残さない人
どうして淋しいなんて思うの
ほんのひととき過ごしただけ
何となく一緒に居ただけ
いつかは消えると分かっていた人
知っていたのに もう会えない
それが分かると何故か淋しい
きっと忘れる
大した相手じゃない
惜しくもない
そういう人だったと分かる
でも今は違うんだ
やっぱり淋しくて
そんな繰り返しをこれからも
僕たちは数え切れないだけ
やってもやっても忘れてく
残るのは結局淋しさなんだ
淋しいに決まってる
どうしても満たされない「