【夢小説】正座説教
【ヒロインが攫われた件で白葉 さんに正座させられてガチ説教食らってるアヴィはいる(正式タイトル)】
「何やってるのよあんたはほんとに!! 何のための護衛よ!? すぐ取り戻せたから良かったもののっ……いいえ駄目だわ! 攫われた時点で失格よ失格!!」
正座を知らないアヴィに正座を強要した白葉 さんが怒涛のお説教を始めてから、30分くらいが過ぎようとしていた。
まず正座に戸惑っていたアヴィだったけど、膝を折り踵の上にお尻を乗せるあの姿勢をとても綺麗に取ったまま黙って白葉さんからの叱責を受け続けている。
初めは静かだった声色も次第に熱を帯び、声量も上がり、白葉さんの口からは次々と様々な言葉が飛び出す。
何も罵倒とか悪口とかが1つもないわけじゃないけど、やはり主には心配も不安が感じ取れる内容で。
矢継ぎ早に繰り出されるそれらを、アヴィは何1つ言い返すことも言い訳する素振りもなく、本当に黙って聞き続けていた。
でも。
(30分の正座は……単純にキツいんじゃないかな……??)
夢 世界にも正座ってあるんだとだけ思ってた私も、向こうの世界での自分の体験を思い出して心配になる。
私は5分も座ってられなかったなぁ……。
そんな状態では聞ける話も聞けないよ。
「とにかくあんたはっ…………〜〜あーもう! 言っても言ってもキリがないわ!! これじゃあたしの悔しさが肥大していくだけじゃないっっ!」
白葉さんはとうとうそう叫ぶと、腰に差してある日本刀のような真剣に手を掛けた。
「もうこうなったら切腹よアヴィ! 介錯はあたしがやるわ!!」
「はっ……?!」
「だ、だめっ白葉さん!!」
流石に刀を抜こうとした白葉さんには驚いてアヴィも身構える。
私も突然の事態に動揺して、けれどとにかくもう白葉さんを止めなきゃという一心で駆け寄る。
「落ち着いて白葉さん! 私なら大丈夫だから……っ」
「あんたもよアカリっ!!」
刀を抜かせないように白葉さんの腕にしがみついた私に向かって、今度は白葉さんの叱責が降ってきた。
その気迫を真正面から受けてしまって、ひえっ、と叫びながら肩を震わせた。
白葉さんは両手で私の肩をしっかり掴むと真剣な眼差しで訴える。
「あんたはすぐ“大丈夫”って言う癖やめなさい! 大体、大丈夫って言う時は一番危ない時なんだから!!」
それでなくてもあんたはすぐ抱え込む――
「何やってるのよあんたはほんとに!! 何のための護衛よ!? すぐ取り戻せたから良かったもののっ……いいえ駄目だわ! 攫われた時点で失格よ失格!!」
正座を知らないアヴィに正座を強要した
まず正座に戸惑っていたアヴィだったけど、膝を折り踵の上にお尻を乗せるあの姿勢をとても綺麗に取ったまま黙って白葉さんからの叱責を受け続けている。
初めは静かだった声色も次第に熱を帯び、声量も上がり、白葉さんの口からは次々と様々な言葉が飛び出す。
何も罵倒とか悪口とかが1つもないわけじゃないけど、やはり主には心配も不安が感じ取れる内容で。
矢継ぎ早に繰り出されるそれらを、アヴィは何1つ言い返すことも言い訳する素振りもなく、本当に黙って聞き続けていた。
でも。
(30分の正座は……単純にキツいんじゃないかな……??)
私は5分も座ってられなかったなぁ……。
そんな状態では聞ける話も聞けないよ。
「とにかくあんたはっ…………〜〜あーもう! 言っても言ってもキリがないわ!! これじゃあたしの悔しさが肥大していくだけじゃないっっ!」
白葉さんはとうとうそう叫ぶと、腰に差してある日本刀のような真剣に手を掛けた。
「もうこうなったら切腹よアヴィ! 介錯はあたしがやるわ!!」
「はっ……?!」
「だ、だめっ白葉さん!!」
流石に刀を抜こうとした白葉さんには驚いてアヴィも身構える。
私も突然の事態に動揺して、けれどとにかくもう白葉さんを止めなきゃという一心で駆け寄る。
「落ち着いて白葉さん! 私なら大丈夫だから……っ」
「あんたもよアカリっ!!」
刀を抜かせないように白葉さんの腕にしがみついた私に向かって、今度は白葉さんの叱責が降ってきた。
その気迫を真正面から受けてしまって、ひえっ、と叫びながら肩を震わせた。
白葉さんは両手で私の肩をしっかり掴むと真剣な眼差しで訴える。
「あんたはすぐ“大丈夫”って言う癖やめなさい! 大体、大丈夫って言う時は一番危ない時なんだから!!」
それでなくてもあんたはすぐ抱え込む――