【台詞ネタ】姦しい神々
朱雀「えー? 青龍神ってまだ欠員補充されてないの? そろそろ後継決まっていい頃じゃない?」
白虎「そうしたいのもやまやまらしいんだけど、そう簡単じゃないみたいでねぇ。あちこち声掛けてるけど」
玄武「だからまだあの聖獣が代行してるってわけかぁ」
朱雀「そもそも何で代行が聖獣なの? しかも鳳凰って」
白虎「それは私たちには何とも。大神王様の一存だから」
玄武「確かに謎っちゃあ謎~~。属性も青龍とは異なるのに」
白虎「でも今のところ問題ないからいいんじゃない?」
朱雀「そうねぇ……属性で言えば麒麟の方が近いのかな? 関係ないか?」
玄武「あたしは麒麟でも構わないと思うけどー。つか麒麟って殆ど顔見せに来なくない?? 何で??」
白虎「いや別に聖獣には天空界への定期報告の義務なんてないからね。鳳凰は青龍神の代行だから来てるだけだし」
玄武「えー、だったら交代で代行受け持てばいいのに」
朱雀「あんた麒麟みたいなの好きなの??」
玄武「鳳凰よりは好みよ」
白虎「やだ、そういう目で見てんの?」
朱雀「麒麟への協力要請は聞かないよねぇそういや。大神王様と話が合うのはどちらかと言えば鳳凰だからってことか。相性は大事だもんね」
玄武「そもそも麒麟は普段何処で何してんの? 鳳凰と一緒にいるって話は聞いたことあるけど」
白虎「あー、麒麟は人間界での労働に勤しんでるらしいわよ。相変わらず」
朱雀「何がそんなに楽しいんだろ……。彼、変なところで聖獣らしさ欠けてるよね」
玄武「そこが面白くて好きなんだけどな~」
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風河「……何してるの?」
梛月「Σあっ……その、声を掛けるタイミングを窺っています……」
風河「そう……」
梛月「とても盛り上がっているようなので、迂闊に入って行けなくて」
風河「女3人寄れば何とやらというけど、神様もご多分漏れずか」