修学旅行やらかし案件【台詞ネタ】


 1日目の訪問先にて鳳凰様を見付けて、慌てて物陰にて説得を試みる麒麟(安芸先生)。


麒麟「何で居るんですか!!!! あれだけ留守番しててくださいって頼んだでしょう!!!!」

鳳凰「駄目だ! やはり納得行かぬ!! 何故お前だけ華倉と旅行が出来るのだ!!?」

麒麟「仕事だっっつっってんでしょーがぁぁぁ!!!! それに篠宮だけじゃありませんから!!!!」

鳳凰「だとしても解せぬ!!! 我も連れてけ!!!」

麒麟「無理だって知っててアンタって人は!! 頼みますから帰れ!!!!」

華倉「安芸先生どうしたんで……」(何か騒がしい声がすると気付いて見に来た)

魅耶「あ゛っ」

華倉「何で鳳凰が此処に?」

鳳凰「麒麟の奴が! “華倉と”旅行に行くことを黙って! 2晩も帰らぬと言うから!!」

華倉「えー、それで来ちゃったの……? よく行き先分かったね……」

魅耶「そんな我が儘が通用するわけないでしょう」

麒麟「ほんと今回はどうにも出来ませんから、ほらあの、後日篠宮に埋め合わせさせますから」

華倉「∑ちょっと!?」

魅耶「何を勝手にあんたまで」

担任「あー、安芸先生こんな所に。お前らも。そろそろ移動時間なのでバスに戻ってくださーい」

麒麟「あっ、はい! すぐ戻ります! あっ、じゃあ先にこのふたりを頼みます!」

担任「? その人は?」

麒麟「えーっと、その、海外の観光客の方に道を訊かれてしまって! 対応出来たらすぐ戻りますんで!!」

担任「そうですか。ではお前ら」

鳳凰「ああーっ!!! 待ってくれ華倉ぁぁ!!!」

担任「……篠宮の知り合いか?」

華倉「えーっと……知り合いと言うか何と言うか……」

魅耶「全然知らない全く無関係の純粋な赤の他人です」

担任「その三重の否定は“知り合い”という解釈になるけどいいのか逢坂?」


2019.7.8
(最後の担任の台詞が書きたかっただけ)
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