日記
『贖いの光華』あとがき
2026/09/10 21:05オクトパストラベラー
数カ月前に突然執筆したお話のあとがきです。ポイピクにあとがき付きで掲載していますが、もう少し補足したいのでここに書きます。
このお話はわたしの小説第二弾、オクトラでは初小説として書きました。読み返したら小説なんてまとも書いたことなかったのによく書いたな、と思ったので語りたくなりました。最後の方もう疲れて駆け足でしたが。
まず、このお話にはテーマソングがあります。アリプロの『乙女の贖い』っていう曲です。執筆中はテメの気持ちになりきるために、何度も曲を再生していました。気になる方は歌詞を読んでくださいませ。
歌詞はこちら。水銀燈の曲なんですけどね。
作業用によくアリプロを聴いていて(ゲームサントラとかボカロとかも聴きます)、お気に入り曲を流し聞きしてた時にこの曲が流れてテメだ!って思ったんです。
『あなたになれない私の罰』
……という印象的なフレーズはクリテメにも、ロイテメにも聞こえます。オルテメが一番好きなので、オルテメに当てはめました。
『でも指を離せない 残ったぬくもりを』
……の部分なんかもそうですね。深く関わってはいけない、手放さないと、と思うのに。残ったオルト君というぬくもりを離せないでいるテメ。
『もっと苦しみよ あなたの痛みより深く』
オルト君は心も体も十分に傷ついたから、負わなくていい傷をあなたに負わせてしまった私は、もっともっと苦しむ必要がある。……そういう気持ちで書きました。書きながら、独りよがりで愚かだなと思ったんです。だから慈悲深い神官の皮をさっさと剥がして前へ進めないと気持ちよく終われないなと。
乙女の贖いはそんな自己犠牲的な健気さが苦しくて好きな曲です。贖いという言葉もタイトルとしても使わせていただきました。こんなにいい曲なのにカップリング曲なのがアリプロクオリティ。
もう一つ、後編の中盤で、一節の文章のモデルになった台詞と人物がいます。
――彼を守れることこそが本懐だと信じた。この痛みは罰だと、罰が救いだと縋った。――
……というシーンです。
ここが『パントラハーツ』という漫画に登場する『ザークシーズ・ブレイク』というキャラの、とあるシーンと台詞をモデルにしました。わたしが10代の頃からずっとずっと好きなキャラです。白髪で、飄々とした性格のcv石田さんキャラです。
元から片目しかないのに(もう片方は過去に抉り取られてしまった)、作中で能力を使いすぎた代償に、ついに一つしかない瞳さえも失明してしまうのです。そして、心配する友に対して
「この罰は救いですから」
……と言うんです。
ブレイクは過去に、なんやかんや訳あって多くの人を殺める罪を犯していて、ずっと罪の意識があったんですね。その一言と、少しだけほっとしたような表情が忘れられず、このお話のテメに重ねました。
優しいオルト君を拒むことも神聖魔法で身を壊すことも、己への罰であり、同時にその罰が救いだと感じていたのです。
あとがきでこんなに長々と書くわけにもいかず、ポイピクの方では省いたのでようやく消化できました。
あと、一番お気に入りは後編の後半の月の描写です。
――標高の高いフレイムチャーチから見上げる澄んだ月も、
リーフランドやブライトランドの緑を包む穏やかな月も、
ワイルドランドの寂寥の大地を優しく照らす月も、
ヒノエウマの広大無辺の砂漠を白く染める月も――
……からの『――ただ、美しいと思った』の一連の月のシーン。月とテメノスを掛けてます。テメは月を美しく感じた。オルト君も月を見た、と言いながら文章の中では腕に抱いたテメの瞳とか顔を見てるんです。月がきれいですね。でも、書いたわたし自身もオルト君がどっちの月を美しいと思ったのか、両方なのかははっきりとは決めていません。あくまでも曖昧な描写にこだわりました。
この世界線の続きというか、こぼれ話を書きたいです。ニューデルスタでデートする話です。クレープを食べてたり、ソローネの友だち(犬)と戯れたり、オルト君とはぐれたり色々あってからの未来のエピローグに繋げられる話が欲しいなぁと幻想を抱いております。わたしの気力さえあれば。集中できる環境がないので小説を書くのはかなり難しいのですが。
このお話はわたしの小説第二弾、オクトラでは初小説として書きました。読み返したら小説なんてまとも書いたことなかったのによく書いたな、と思ったので語りたくなりました。最後の方もう疲れて駆け足でしたが。
まず、このお話にはテーマソングがあります。アリプロの『乙女の贖い』っていう曲です。執筆中はテメの気持ちになりきるために、何度も曲を再生していました。気になる方は歌詞を読んでくださいませ。
歌詞はこちら。水銀燈の曲なんですけどね。
作業用によくアリプロを聴いていて(ゲームサントラとかボカロとかも聴きます)、お気に入り曲を流し聞きしてた時にこの曲が流れてテメだ!って思ったんです。
『あなたになれない私の罰』
……という印象的なフレーズはクリテメにも、ロイテメにも聞こえます。オルテメが一番好きなので、オルテメに当てはめました。
『でも指を離せない 残ったぬくもりを』
……の部分なんかもそうですね。深く関わってはいけない、手放さないと、と思うのに。残ったオルト君というぬくもりを離せないでいるテメ。
『もっと苦しみよ あなたの痛みより深く』
オルト君は心も体も十分に傷ついたから、負わなくていい傷をあなたに負わせてしまった私は、もっともっと苦しむ必要がある。……そういう気持ちで書きました。書きながら、独りよがりで愚かだなと思ったんです。だから慈悲深い神官の皮をさっさと剥がして前へ進めないと気持ちよく終われないなと。
乙女の贖いはそんな自己犠牲的な健気さが苦しくて好きな曲です。贖いという言葉もタイトルとしても使わせていただきました。こんなにいい曲なのにカップリング曲なのがアリプロクオリティ。
もう一つ、後編の中盤で、一節の文章のモデルになった台詞と人物がいます。
――彼を守れることこそが本懐だと信じた。この痛みは罰だと、罰が救いだと縋った。――
……というシーンです。
ここが『パントラハーツ』という漫画に登場する『ザークシーズ・ブレイク』というキャラの、とあるシーンと台詞をモデルにしました。わたしが10代の頃からずっとずっと好きなキャラです。白髪で、飄々とした性格のcv石田さんキャラです。
元から片目しかないのに(もう片方は過去に抉り取られてしまった)、作中で能力を使いすぎた代償に、ついに一つしかない瞳さえも失明してしまうのです。そして、心配する友に対して
「この罰は救いですから」
……と言うんです。
ブレイクは過去に、なんやかんや訳あって多くの人を殺める罪を犯していて、ずっと罪の意識があったんですね。その一言と、少しだけほっとしたような表情が忘れられず、このお話のテメに重ねました。
優しいオルト君を拒むことも神聖魔法で身を壊すことも、己への罰であり、同時にその罰が救いだと感じていたのです。
あとがきでこんなに長々と書くわけにもいかず、ポイピクの方では省いたのでようやく消化できました。
あと、一番お気に入りは後編の後半の月の描写です。
――標高の高いフレイムチャーチから見上げる澄んだ月も、
リーフランドやブライトランドの緑を包む穏やかな月も、
ワイルドランドの寂寥の大地を優しく照らす月も、
ヒノエウマの広大無辺の砂漠を白く染める月も――
……からの『――ただ、美しいと思った』の一連の月のシーン。月とテメノスを掛けてます。テメは月を美しく感じた。オルト君も月を見た、と言いながら文章の中では腕に抱いたテメの瞳とか顔を見てるんです。月がきれいですね。でも、書いたわたし自身もオルト君がどっちの月を美しいと思ったのか、両方なのかははっきりとは決めていません。あくまでも曖昧な描写にこだわりました。
この世界線の続きというか、こぼれ話を書きたいです。ニューデルスタでデートする話です。クレープを食べてたり、ソローネの友だち(犬)と戯れたり、オルト君とはぐれたり色々あってからの未来のエピローグに繋げられる話が欲しいなぁと幻想を抱いております。わたしの気力さえあれば。集中できる環境がないので小説を書くのはかなり難しいのですが。