短編集
「も……それ、いいからっ、いれていいですから……ッ!」
「貴方が言ったんでしょう。本気を見せてください、と。僕の愛を受け止めてくれるんでしょう」
すでにクリックから与えられる長い愛撫により、テメノスの性感は存分に高められ、ようやく後孔を解されるに至った。ここまでに二度、半ば強制的に絶頂させられているわけだが、それでもクリックの右手の三本の指はテメノスの前立腺を執拗に刺激し続け、左手は張りの弱くなったテメノス自身を手加減した力で握っている。あまり強くすると痛いだろうからと、男性器への刺激は最低限だ。
前立腺への容赦のない責めに、テメノスはついに太ももの力がふっと抜けると同時に全身に電流が走った。
「あっ……また、きちゃ……ッ!アッ、――――――ッ!!」
テメノスは全身を強張らせ、シーツを掻いた。大きい目をさらに見開き、強すぎる快感が過ぎ行くことを待った。三度目の絶頂は射精の勢いは弱くなり、色も透明度が増していた。
「イッてるテメノスさん可愛い……。もっと、見せてください」
「やっ……ッ、イクの、つら……もっ、はなして」
「今の、ほとんど後ろの刺激だけでイキましたよね。上手になりましたね」
「ね……、私は、いいですから……もう、いれて、いいですから……」
テメノスは大きく肩で息をしながら、恥もかなぐり捨てて訴えた。クリックはテメノスの疲労具合いを観察し、数秒迷った末、後孔から指を引き抜いた。すっかり弛緩した窄まりは閉じきることができずにいて、ひどく物欲しそうに見えた。
テメノスは、少しだけ後悔した。どうやら自分は目の前の青年が必死に抑えていた栓を抜いてしまったようだ。これから与えられるであろう行為に、いったい自分はどうなってしまうのか、見慣れた自室の天井を眺めながら、羞恥心の緩んだ頭で思考を巡らせた。
なにせ、クリックは一度も射精をしていない。挿入(本番)はこれからなのだ。
「今晩だけは僕、手加減してあげませんからね」
***
邪神との戦いの後、クリックは正式にフレイムチャーチに赴任した。晴れて恋人同士となった二人は、同棲を始めてからは頻繁に体を重ねるようになった。しかし、年中長閑なフレイムチャーチに居るわけではない。数か月に一度、実地訓練や遠征の必要があり、聖堂機関本部へ赴く必要がある。もちろん訓練は常日頃怠ってはいないが、こればっかりは騎士であり続けるためには仕方がない。
明日の早朝、クリックはストームヘイルに一時帰還しなくてはいけない。恋仲になってから初めての、数週間会えない時が来た。
「今晩は、たくさんエッチしましょう」
「でも、明日に響かせないようにしないといけませんよ」
クリックの提案に、テメノスは遠回しに承諾した。つまりはセックスの前借りだ。性行為に対して未だ恥じらいのあるテメノスにとって、素直に「はい、いいですよ」と返すことは難しかった。そんな彼の性格をすっかり理解しているクリックは、前向きに肯定と捉えた。
「平気ですよ、少しくらい。いつもよりもたくさんしたって、僕は問題ありません」
行為前の確認は大切だ。クリックは、一方的に自分の満足するまで抱くようなことだけはしたくなかった。それだけテメノスは大切な人なのだ。受け入れる側というだけで、テメノスの方が体の負担は大きい。加えて騎士と神官では体力差は歴然で、普段は一晩に一回、多くて二回、達するだけに留めている。頻度だって、クリックは二、三日おきにしたくらいには旺盛だが、テメノスの体力に合わせて、行為は週末だけに抑えている。本当は少し物足りなさもあるが、何よりもテメノスのことが大切だからこそ、負担を強いることはしたくないのだ。
ありがたいことに体の相性は良いようで、不感症だと思っていたテメノスの感度は申し分なく、クリックが一回射精するまでにテメノスが倍の回数は絶頂しているのが、彼の体力をいつも奪っている原因かもしれないが。
「もしかして、いつもセーブしてます?」
「はい」
「私のために?」
「はい」
クリックの曇りなき即答に、テメノスは感嘆をもらした。なんて健気な愛し方だろうか。一方で、これまでずいぶんとまた我慢を強いてしまったようだ。
「……今晩は、我慢しないで、いいですよ」
「いいんですか!?……でも、貴方に無理をさせてしまうかも」
「受け入れることで返せるなら……だから、本気の君を見せてください」
そう、愛しているのはテメノスとて同じ。では、どうやって返すのか。できることは、この体を差し出すこと。彼が満足するまで抱かれることだ。
「君の好きにしていいですよ」
いざとなれば回復魔法を掛ければいい。口には出さないが、少しくらい激しくされたって、テメノスはクリックの想いに応えられると過信した。
「わかりました。……覚悟してください、テメノスさん」
クリックの温和なまなざしは、ギラギラと熱を帯びた肉食獣のものに変わった。目の前に、最上級の獲物を、好きなだけ食べてもよいと差し出されたのだ。
「僕が、どれだけ貴方を愛しているか。明日から数週間、忘れないように、刻んであげますから」
***
「はっ……、あっ……なっ、んで……、私ばっかり……?」
どんなことでも受け入れると覚悟をしたばかりのテメノスだが、前戯はいつもの倍以上になり、こうも一方的にイかされ続けることになるのは予想外だった。
「あんまりすると、テメノスさん疲れちゃうでしょう。僕は、自分本位に動くことが、僕のしたいことじゃないんです」
クリックは邪魔な衣服を脱ぎ、鍛え上げられた厚い筋肉と、テメノスのそれとは対象に、一度も触れてもいないのに雄々しく屹立した陰茎を露にした。
「僕は貴方がイッてるところがもっと見たいんです。気持ちよくておかしくなっちゃってるところが見たいんですよ」
クリックは血管の浮き出る陰茎に潤滑油をたっぷりと塗りたくる。テメノスはその光景を、力の入らない四肢を投げ出したまま、呆然と眺めた。
「さっきもたくさん弄ったお腹側のとこ、今度はこれでいっぱい突きたいし、あと、もっと深く入れたいです」
つるりとした亀頭が、縁に添えられる。
——待って。
挿入を目前にして、クリックの恐ろしい言葉にテメノスたじろいだが、捕食者を目の前にして動くことも、声を上げることもできなかった。
「嬉しいなぁ、テメノスさんも、僕のことが好きだから、今日はがんばって受け入れてくれるんですよね。貴方のきれいな顔や髪が、涙とか、汗でぐちゃぐちゃになってるところが見たいです。今夜はたくさん、見せてくださいね」
「ひっ……クリック君、まっ————ッ!!?」
テメノスはろくな抵抗もできないまま、弛緩した後孔はクリックの侵入をいとも簡単に許した。いつもよりもスムーズな挿入は、一番太い雁の部分も難なく過ぎ、一気に中腹まで押し進んだ。
「うぁ、すっご……やっぱり、いっぱい解したから、すぐ入っちゃいましたね。テメノスさん?息、吐いて。そう、ゆっくり吸って」
クリックは、本当はすぐにでも腰を打ち付けたい衝動を抑え、硬直したまま呼吸もままならない様子のテメノスを伺う。
「ぁ、はっ……、こ、れ……だめ……」
「だめじゃないですよね、こんなにぎゅうぎゅう締め付けて。まるでイッてるときみたいに……。え?もしかしてイッてる?テメノスさん、嘘でしょう?」
「わかんなっ……、あッ……さっき、からぁ……」
「はい、どんな感じなんですか?」
「ずっと、イッてる、みたいにっ……びりびりして……、気持ちいいのが、とまらなくてっ」
クリックはテメノスの色素の薄い陰茎を見やった。さきほどよりもいくらか兆してはいるようだが、それでもまだ芯はなさそうだ。鈴口からは透明の液は出ていたが、射精は伴っていない。
「テメノスさん、女の人みたいにイッちゃったんですか?」
「ちがっ、イッて、ないです、だして、ないから」
「だからっ、出さないでもイけるんですよ。男の人でも、女の人みたいに。さっきもイッてたじゃないですかっ!あ―もう、可愛いな……」
「ぅあッ!まだ、うごかな……で」
射精を伴わない、つまりドライオーガズムは視覚的にはわかりにくいが、胎内の反応は瞭然だ。ねちっこいくらいに念入りに解した後孔はテメノスの意志ではコントロール不能のようで、クリックの剛直を食いちぎらんばかりに強い収縮を繰り返していた。軽くイキ続けて快楽の波から降りてこられないのは間違ってはいないようだ。
「ごめんなさい、僕も、限界……一回、イキますね」
クリックは少し腰を引き、散々指で刺激したしこりを雁首を使い、ゴリっと押しつぶした。
「ッ、〜〜〜〜〜〜あァッ!!」
「あぁ!でる!」
またもやテメノスに強い絶頂の波が襲う。喉をひきつらせ、体が痙攣した。強い締め付けに、同時にクリックはうねる胎内に溜め込んだ精液を打ち付けた。
「な、なか、でて……っ!」
「はぁ……テメノスさんの中、気持ちいい……」
数度に分けて精液を注入するのと連動するように、テメノスの先からは、ぴゅっ、ぴゅっ、と透明の液が飛沫した。
「すっご……、テメノスさん、すごく、エッチで、可愛くてきれいです」
「ぁ……ン、……みな、で……」
胎内への射精は受け手に負担もかかるので普段は滅多にしない。でも、今日は特別。後処理さえきちんとすれば、好きにしていいのだ。どんなことでも受け止めてくれると、目の前のま白い、愛おしい人は言った。
今、腰をがつがつと振ったら、どうなっちゃうんだろうと、クリックは想像をした。絶頂の余韻に浸る間も与えずにめちゃくちゃにしてしまいたい。加虐を纏った愛がどんどんわき出た。しかし、せっかく好きに抱いていいと許しを得たのに、気絶させてしまっては意味がない。まだ、やりたいことの半分くらいしかできていない。やはり、テメノスのペースに多少は合わせる必要がある。
「!?クリックくん、おっきく……っ!」
「はい、僕、今のでようやく一回ですからね。全然足りてませんから。まだ飛ばないでください」
クリックは抜かずにそのままゆっくりと奥へと進んだ。異物を押し出そうとテメノスの腸壁はまるで抵抗するように収縮するが、存外、入り口(出口と言った方が正しいのか?)と違って柔らかい胎内のうねりは、クリックを奥へと迎え入れてくれるかのように錯覚した。
「うぅ、ふか…………ッ!」
奥。いつもは、怖いと言って嫌がるところだ。
「ひっ……!そこ、いや……っ!」
「今日は、一番奥までいきますよ」
「なにいって……、おくなんて、もっ、ないです!」
ようやくクリックの言う『奥』の意図を理解したテメノスは恐怖と驚愕に目を見開いた。体をよじって逃れようとするが、何度も絶頂を繰り返して疲弊した体は言うことを聞かず、なんの抵抗にもならなかった。
「ありますよ、奥。ねぇ、テメノスさん。もう少しお腹に力入れられますか?」
「え?……ん……」
「そう、上手ですね」
「あ……?」
クリックの要求に反射的に応えると、より、奥に亀頭が強くあたる感覚がした。クリックは、降りてきた扉を先でくぽくぽと叩いた。ノックするたびに、まるで行かないで言っているかのように扉はぴったりと吸い付いた。
「ここ、わかりますか?今からここに入ります」
「やっ、はいらな、いや、こわいっ!」
「大丈夫、腰が逃げちゃわないようにしっかり抑えてます」
「ちが、アぁ!?」
「ねえ、入れて?」
「だ、めッ、ぇ……!」
ぐぽっ、と胎内から音が鳴った気がした。
「はっ―――――、あッ〜〜〜〜〜〜ッ!!!?」
クリックはぐりぐりと腰を動かして最奥へ押し入った。
テメノスは脳天から背中を伝って、足の指先まで、電流が走った。全身から汗がぶわっとふき出る。弓なりに腰がしなり、上を向いた喉からは声も息も出せず、呼吸が止まった。
敏感な亀頭をぎゅうぎゅうと締め付けられる快感に、クリックも眉をしかめた。気を抜いたら搾り取られそうだった。最奥への感覚に馴染んでくると、ゆっくり抽挿を開始する。結合部からは、さきほど胎内に射精した精液が動くたびに、ぶちゅっとはしたなく音を立てて泡立った。
「気持ちいい、テメノスさん、ここ、すごく気持ちいいです」
「ぁ……、ぇ……」
「も、イきそ……ねっ、イッていいですか?」
テメノスは意味のなさない母音を発して、わずかにうなずいた。
いくらか緩んだ最奥の扉を出たり、入ったりするたびに、テメノスの先からも、ぴゅく、ぴゅくと透明の、もはや精液なのかわからない液体が溢れている。
クリックは射精感が最大まで高まると、テメノスにぴったりと覆いかぶさった。柔軟性のあまりない足をいっぱいに開かせて、杭を穿つ。ガクガクと断続的に跳ねる彼の柳腰は、重たい筋肉でしっかりと抱き込み、固定する。
「だしますよっ!しっかり、受け止めて、くださいねっ!」
「イッて、もっ―――ンン!?」
クリックはイク寸前に、開きっぱなしのテメノスの口を塞いだ。厚い舌で呂律の回らなった舌を追って絡める。
「ふっ……う、ンァ……ッ!」
上も下も塞がれて、テメノスにはもうしがみつく力も残っていなかった。クリックはそのまま、ぐっぽりと貫いた最奥に熱い飛沫を打ち付けた。
***
二人はしばらく呼吸を整えた。
テメノスはくったりと脱力して、美しい翡翠の瞳はとろんとして焦点が合っていないように見えた。クリックの想像通りのぐちゃぐちゃな有様だ。
「……痛くないですか?」
テメノスはふるふると頭を小さく振った。
「よかった」
「くりっくく、ゲホッ……」
「テメノスさん、お水、飲みましょう」
クリックは慌てて水分を用意すると、テメノスを抱き起こし、肩に寄りかからせた。
「ご自分で飲めますか?それとも口移しにしますか?」
「……じぶんで、のみ、ます」
テメノスは僅かな理性で前者を選んだが、震える手はあまりにも頼りなく、クリックはコップに手を添えた。余韻がずっと抜けないのか、ぼんやりとしてして動きは緩慢だ。クリックは彼が水分補給を終えるのをじっくり待った。
「クリックくん……あの……」
「はい、何ですか?」
「……あたってるんですけど……」
「僕、まだ、二回しかイッてないです。休憩したら、あと一回だけ……いや、ニ回?」
テメノスは一気に血の気が引き、テメノスの目は驚愕に揺れた。
「むり、です……もっ、わたしっ」
―逃げないと。
いや、逃げられないのは本能的にわかっているが、それでもテメノスは寄りかかった体を起こし、クリックから離れようとしたが。
「逃げないでテメノスさん」
クリックは全く無駄な抵抗をするテメノスの足を掴んで引き寄せると、すっかり精気に満ち、猛った自身を深く挿入した。
「うぁ゙ッ!?やっ、……ふかッ、ぁ……」
「ここ、すっかり僕の形になっちゃいましたね。あっ、そうだ。回復魔法は掛けられないんですか?それか、少しだったら僕の魔力をもらってもいいですよ?」
―そうだ、回復魔法があった。
キャパオーバーした頭は回復手段という算段を忘れていた。
「……あ、れ?」
テメノスは、扱い慣れたはずの魔法が思うように練れずに困惑した。
疲労により指先もろくに動かせず、頭にはもやがかかった今の状態では、神官の初歩的な魔法の術式を組むことすら、とてもできなかった。
魔法だって無償ではない。精神力を必要とする。魔力量の多いテメノスであっても、特大魔法レベルをたくさん使えば剣技と同じように息だって上がる。ようは、ある程度の体力が必要なのだ。
「あーあ、僕が回復魔法できたらなぁ。神官のライセンス、申請したら取れないかなぁ」
(しぬ……)
薄れゆく意識の中でテメノスは思い知る。この子羊――いや、子羊の皮をかぶった狼は、体一つで受け止めきれないほどの、とんでもない性愛と体力を持っていた。
「テメノスさん?もう限界ですか?じゃあ今日はもう奥、やりませんから、浅いとこにしましょう。ほら、トントンしますね」
「ぁ……ぁ、ん……ぁ……」
クリックから見てテメノスはもう、意識はがあるのどうか判別も困難な有様だったが、与えられる刺激を快楽だと、あえかに拾い続けた。
***
騒がしい足音と聞き慣れた鎧の音で、緩やかに意識が浮上する。瞼に差し込む光の明るさで、いつより遅い目覚めなのが分かった。時間を確認したかったが、全身が鉛のように重くて思うように動かなかった。
「テメノスさん」
陽だまりのように、暖かい声がテメノスを呼ぶ。
腫れぼったくて重たい瞼を開けると、子羊のように柔らかい髪と、優しい晴天の瞳があった。
「テメノスさん!よかったぁ、目が覚めて。あっ、無理に起こしちゃってすみません。でも、あまりにも静かに寝てるから、ちゃんと、息……してるかなって心配で、こまめに様子を見てて」
さらりと恐ろしいことを言われた。
寝ている姿が死人のようだと言われるのは初めてではないが、久々に泥のように眠った気がする。
(クリック君、時間は?)
ひどい掠れ声だった。
時計を見ると、予定していた出発時刻をとっくに過ぎていた。
「一回お水飲みましょうか。起こしますね」
なんだか、数時間前に同じようなやりとりをした既視感がある。たしか、ニ回目以降の水分補給は口移しで、生ぬるい水を流し込まれたような、曖昧な記憶だ。
ゆっくり喉を潤すと、テメノスは咳払いをして声帯を整えた。
「無理させちゃいましたね。がんばってくれて、ありがとうございます。食べやすそうなもの、簡単なものですけど用意しました。今持ってきますね。果物も剥いといたので、朝か、お昼にでも食べてください。お水はここに置いとくので、たくさん飲んでくださいね。……本当は一日お側にいたいんですけど……」
クリックは言葉を連ねると目を伏せた。
今日が休日なら、きっと一日中甲斐甲斐しい看病が約束されただろう。お尻の違和感は物凄くあるが、体はしっかり清められていたので不快感はなかった。
「大丈夫です。もう少し休んだら回復魔法をかけますから。それより、間に合うの?」
「完全に遅刻ですね!走って追いつきます!」
クリックがあまりにも溌溂と、晴れやかに宣言するものだから、テメノスは思わず頬が緩み、笑ってしまった。
こうしてクリックの重い愛を身を持って知ることとなったテメノスだが、最奥を貫かれる感覚、ドライオーガズムによる連続絶頂で頭が真っ白になる感覚がいつまでも忘れられず、彼が帰還する数週間、悶々と過ごすこととなった。
***
(テメノスさん……可愛かったな……帰ったら会えなかった分もいっぱいしたいな……)
「クリック……お前、その腑抜けた顔は何だ?」
「うぇ!?オ、オルト!?僕の顔そんなに変!?」
「もっと引き締めろ。早く終わらせて帰りたいならな」
訓練が終わり、愛しい人と再会を果たした日には再び、最奥まで犯して抱き潰してしまうことになるのはまた別なお話。
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