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ふすま帳

『その触れ方はやさしいけれど』について

2019/07/06 12:08
どろろ自作品解説的なもの
自作品解説です(*´・ω・`)b

どうもすいませんでした(平身低頭

前回、ぼかしたままでいいかなって自分で言ってたじゃない!とセルフ突っ込みをしつつわざわざ夢をぶち壊す今作です。あぁ。何やってるんだろうなぁ、わたくし_:(´ཀ`」 ∠):_


がっつりエロを書きましたが、私はあんまりエロを書くのが得意ではないという自覚があるのでどうも。テンプレみたいになってしまうのが嫌なんですがテンプレになってしまうんです、なんか。今回はどうにかテンプレ脱したかったのですが、どうでしょうか。ただ助平心を持って書くより助平心とは別の意図をもって書いた方がテンプレになりにくいのではないかと思ったのです。

今回、エロの部分で気を付けたのは、気持ち悪い事は気持ち悪い悪く書くということと、キモい事をされてはいるものの百鬼丸はかなり可愛がられている、という描写を入れることです。

この話では百鬼丸は金で買われた身だけど買った人が百鬼丸にすっかり情に絆されちゃってるという設定だったりするで。そういうアンバランスでグダついてる関係性なのを表現しようとがんばりました。

お金で買った相手には本物の恋人には絶対出来ないことをして欲しい、という欲から、ガチ恋しちゃったのでもう悪いこと出来ないという、その心境の変化のちょうど間くらい。

なお、"旦那さま"にちょこちょこ目を取り戻す前の百鬼丸がよくやっていたことをさせているのは、百鬼丸に自分の過去の奇行を客観視させる為です。自分を客観的に見るとか、相手の立場になって考えるとか、そういう事が出来るようになってまた弱くなってしまった百鬼丸を書きたかったのです。


ところで、アニメの最終回、百鬼丸が旅に出てしまうのは自分が鬼にならない事を確かめる為、自分を人と共生できるようにする為の旅立ちなのだとしたら、それってなんか矛盾してね?というのが私の感想です。まぁ、そういう所が非常に百鬼丸らしいと思うのですが。優しさと思いやりに欠けている百鬼丸っぽいなぁ、と。

百鬼丸の旅の終着点はどろろと端から決まっているのですが、そこに辿り着くために、お前さんは行く先々で出逢う人達を振り切って行くのか百鬼丸!と。

きっと、百鬼丸が旅先で出会う人達の中には百鬼丸の事を愛してくれる人もいるのだと思うのですが、百鬼丸はどろろと生きる為に何かをその人から学び、学んだ後は捨て置くように去って行くのかなぁと。

また、人の心を知りたかったらアウトサイダーとして人々を眺めるよりは、ともかく共に生きて笑い合い喧嘩もする、みたいな。一人の相手の側にじっくり腰を据える方が学ぶ事が多いのではないかというのが私の考えです。

まぁ、学んでどうすんの、というのもあります。学んで自分を一つ高めるというのでしょうか。他人は自分を高める為の道具ですか?みたいな。

でも百鬼丸ってそういう、人を物のように扱って平気、悪気ないキャラだという気もするんですよねぇ。最後にはどろろの側にいるべきだったと悟りそうだけど。


今回の話ではそんな、百鬼丸の非情な部分を書きたかったということもあります。


前回、百鬼丸は多宝丸の為に甲斐甲斐しく働いてたのも、純粋に多宝丸のためというよりはみおの真似事をしてみおが何を思って生きていたのかを追体験したいという意図だった感じです。百鬼丸にとってみおは理想の「人」なので。はやく人間になりたい百鬼丸はどんな苦労も厭いません。目的が出来ると脇目振らないのが百鬼丸!


今後、多宝丸生存ifで多百二人旅の続きを書くかどうか、予定は未定なんですけど、書くとしたら、人間になりたい故に人でなしな行動をしつつも表面上はすごくいい人に見えてしまう兄上に、子犬のようにコロコロ着いてく弟、という路線でしょうね。

予定は未定ですが(; ・`ω・´)


今回はそんな感じです(*´・ω・`)b

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