短編夢
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1.闇遊戯 『ゴミ掃除』
ななし、さっき一緒にいた男はどこのどいつだ?
名前は?住所は?電話番号は?
……言えないのか。なら言わなくても大丈夫だぜ。見つけて処理すればいいだけだからな。
どうしたななし、なぜお前が謝る?なぜそんなに怯えた顔をする?
ななしに寄り付く汚いゴミは全部片付けて綺麗にしないといけないんだ。これまでのことも、これからのことも、お前は何も悪くない。何も気にしなくていい。
海馬?……奴なら二度とななしに近づけないよう精神を粉々に砕いてやったぜ。
バクラ?……この千年リング、海に沈めるか山に埋めるか……フフ。どっちにするか悩むぜ。
御伽?……さあな。知らないぜ。
ああ、泣かないでくれななし。そんなに泣いたら目が溶けてしまう。
わかってくれるよな?
ななしのことを守って、大切にして、幸せにできるのはオレだ。オレだけなんだ。
お前は絶対に誰にも渡さない。
永遠に、オレだけの、ななし──
***
「──という白昼夢を見たんだぜ、相棒」
(えぇ何それ……ごめんちょっと引いたよ。君って本当に容赦ないね、現実でも夢でも)
2.獏良 『ずっと一緒』
ねえななしちゃん。もうすぐクリスマスだね。
ボク、たくさんシュークリームを用意するから一緒にパーティーしたいな。
もちろんななしちゃん来てくれるよね?
ふふ、そう。良かった。
……え、他のみんな?
ななしちゃんは誰が呼びたいの?男の子?女の子?
へえ……そんなにお誘い受けてたんだ。
あは。みんなななしちゃんのことが大好きなんだね。自分の物になるわけないのに馬鹿みたい……あ、何でもないよ!
ねえ。ボク騒々しいのはあまり好きじゃないんだ。
だから、二人っきりで過ごそう?二人だけの夜、きっとすごく楽しいよ?
明かりを消してキャンドルに火を灯そうね。
ボクはななしちゃんだけを見て、ななしちゃんはボクだけを見て、お互いの名前しかつぶやかないの。ボクたち二人だけの世界だから。
ななしちゃん、ななしちゃん、ななしちゃんななしちゃんななしちゃんななしちゃんななしちゃんななしちゃんななしちゃんななしちゃんななしちゃんななしちゃんななしちゃんななしちゃんななしちゃん──
クリスマスもお正月も、特別な日も何でもない日も一緒だよ。
これからずっと二人きりで過ごそうね。ななしちゃん。
***
「ねえバクラくん、これノーマルエンドだって。ずっと仲良しハッピーエンドかと思ったよー」
「いや、これでバッドじゃねえのかよ……つーか、自分が攻略対象になってる自作ノベルゲームをプレイさせる宿主サマも、普通に受け入れてるななしも、一体どうなってんだ」
3.バクラ 『狂気の闇』
なんで……どうして振り向いてくれねえんだ!
こんなにもお前のことを欲しているのに!誰よりも想っているのに!
オレ様より宿主のほうがいいってのか?ふざけんじゃねえ!
クソッ、どうすりゃいいんだよ……!
なあななし、教えてくれ。
何が足りなかった?これ以上何をすれば良かった?どうすれば振り向いてくれた?
……黙 りか。そうだな、何を言われても納得なんざできっこねえからな。
ななしがオレ様のことを見てくれない限り、この心は満たされねえんだよ……!
なに怯えてやがる。
オレ様が怖いか?恐ろしいか?
だったらもっと怯えろ!泣け!オレのこと以外は考えられないくらいにな!
クク……そうだ。それでいいんだ。
お前が向ける感情の全てをオレ様が独占できるなら、恐怖でも何でもいい!
何でも……!
笑顔でなくても……!!
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!
***
「うう、何回やってもバクラくんとはバッドエンドになっちゃう……ゲームの中だけど怒らせちゃってごめんね」
「……気にすんな、そういう仕様なんだろ。絶対ハッピーにさせたくない製作者 の強い意思を感じるぜ」
4.マリク 『かくれんぼ』
おにごっこの次はかくれんぼかい?
アハハ。そんな子どものような遊びが好きなななしも大好きだよ。
待っててななし。絶対に見つけてあげるから。どんな場所に隠れていたってボクが必ず君を見つけ出すよ。
だって、ボク嬉しかったんだ。
闇に囚われて自分を見失いそうになった時、ななしは優しく微笑んでボクに光を与えてくれた。いつだって闇の中からボクを見つけて救い出してくれた。
とても嬉しかったんだよ。とてもとても。
だから、今度はボクが君を見つけ出す番だ。
どんな場所で小さくなっていたって、ボクが必ず君を暗闇の外へ引きずり出してあげるよ。
ななし、ひとりぼっちで隠れたままは寂しいよね?怖いよね?震えているよね?でも、もう大丈夫だよ。
ボク、君の居場所、わかったから……。
今、この扉を開けてあげるよ。
やっと会えるね。
もう寂しくないね。
ななし……見ーつけた。
***
「──という、未来のビジョンが見えました。マリクが精神的に不安定なようですが……きっとななしなら再びあなたを救ってくれることでしょう。ああなんて愛おしい私の義妹 !イシュタール家の光!さあマリク、彼女と会ってエンゲージをするのです!今!すぐに!」
「えええちょっと待って姉さん!まだ心の準備がっ……!」
5.海馬 『用意周到』
この車がどこへ向かっているかだと?
フ……愚問だなななし。当然、オレの屋敷に決まっているだろう。お前は安心してオレと共にいればいい。
む。何を呆 けた顔をしている。お前の両親は長期不在中だ、帰宅したところで誰もおらず寂しい思いをしているのだろう?ゆえに我が邸宅に泊まれと言っているのだ。
なに、遠慮などするな。いずれお前が生涯暮らすことになる家だ。部屋はいくらでもあるのだからな。まあ、オレとななしは枕を交わすことになるが……ククク。
外泊の許可?フン。既にお前の両親には連絡済みだ、話はつけてある。
着替えか?それも必要無い。全てフルオーダーで仕立ててある。このオレがお前の体のサイズを知らないとでも思ったか。
今度は何だ、ベランダの花の水やりだと……?ええい、一々くだらん心配をするな!お前が行かずともKCが責任を持って徹底的に管理してやる!
これで懸念点は全て解消されたな!
行くぞななし、我々の愛の巣へ向かって驀進!ワハハハハ!
***
「──以上が事のあらましだ、モクバ」
「さすが兄サマ、今日も平常運転だぜぃ!義姉 サマいらっしゃい!」
「あ、えっと……お言葉に甘えてお邪魔します!」
6.ブラックマジシャン 『しもべの独白』
マスター。僭越 ではございますが、ただ今より申し上げますこと、どうかお気を悪くなさらずお聞きいただけましたら幸いです。
マスターがどちらへお出かけになろうと、お会いになるのがどなたであろうと、私はご召喚に与 らない限りは何もできず、ただ貴女様に寄り添うだけの無力な存在に他なりません。
しかしながら……もうこれ以上は堪えられないのです。
下衆がマスターの清らかな御体に触れることが、美しい御目に映ることが、無垢な御心に立ち入ることが、とてもとても堪えられないのです。
ああ、ああ!考えるだけで苦しくてたまらない!!
……取り乱してしまいました。申し訳ございません。
マスターが汚されてしまわぬよう、私めが一時も目を離さずお守りいたします。
もう何処へも行かせません。
もう何者とも会わせません。
私の魔術を以 て特別な空間へお連れいたします。そこでは誰からの干渉も受けずに一生──いえ、未来永劫、心安く在ることが叶いましょう。
それでは少しばかり、お眠りいただきます。どうか、ご安心ください。痛みも苦しみもございません。
私の世界へマスターを永遠に囲う魔術を、今……。
ただただ、貴女様を想っております。
我がマスター、ななし様──
***
「またよからぬ思考に陥ってしまった……空想とはいえ、醜い私欲に満ちた愚かな行為を私は……私は……」
「なーにひとりでぶつぶつ言って頭抱えてんの?パンドラ様と同じくらい気味悪ィんだけど」
7.城之内 『褒めて褒めて』
おーいななしー!
全然かまってくれないから寂しかったぜー!
……おっと、悪い。驚かしちまったか?
ななしの姿が見えると嬉しくて自然と体が突っ走っちまうんだよなー。
なぁなぁ、今日はもうずっと一緒にいてもいいよな?なぁ?
え……体に血が付いてるって?
ああ、これか。これはオレのじゃねえから心配すんなって!
さっきよぉ、ななしのこと隠れて見てやがる怪しい奴がいたから二度と妙な真似できねえようにしてやったんだぜ!
へへっ、褒めてくれよな!
……おい、浮かない顔してどうしたんだよ?
誰かに何かされたのか?
ななしにそんな顔させる奴はオレが絶対許さねえ!
そうだ……そいつも後でやっちまおう。
それがいい。そうしよう。
そうしたらななしも喜んでくれるよな?笑顔になってくれるよな?
んで、オレのことをもっと褒めてくれたら嬉しいな!
オレは笑ってるななしが大好きなんだ!
今は思いっきり遊んで、嫌なことなんて忘れちまおうぜ!
よーし!
向こうの木まで競走し……っておい!もう走ってるのかよ!
ちょっと待てってななしー!
***
「おいマリク!なんなんだ今の光景はよぉ!?」
「さぁ知らないね。この千年ロッドが貴様の記憶にも何らかの干渉を及ぼしたのかもなぁ……」
「いつの記憶だよ!?つーかオレ犬だったのかよー!」
ななし、さっき一緒にいた男はどこのどいつだ?
名前は?住所は?電話番号は?
……言えないのか。なら言わなくても大丈夫だぜ。見つけて処理すればいいだけだからな。
どうしたななし、なぜお前が謝る?なぜそんなに怯えた顔をする?
ななしに寄り付く汚いゴミは全部片付けて綺麗にしないといけないんだ。これまでのことも、これからのことも、お前は何も悪くない。何も気にしなくていい。
海馬?……奴なら二度とななしに近づけないよう精神を粉々に砕いてやったぜ。
バクラ?……この千年リング、海に沈めるか山に埋めるか……フフ。どっちにするか悩むぜ。
御伽?……さあな。知らないぜ。
ああ、泣かないでくれななし。そんなに泣いたら目が溶けてしまう。
わかってくれるよな?
ななしのことを守って、大切にして、幸せにできるのはオレだ。オレだけなんだ。
お前は絶対に誰にも渡さない。
永遠に、オレだけの、ななし──
***
「──という白昼夢を見たんだぜ、相棒」
(えぇ何それ……ごめんちょっと引いたよ。君って本当に容赦ないね、現実でも夢でも)
2.獏良 『ずっと一緒』
ねえななしちゃん。もうすぐクリスマスだね。
ボク、たくさんシュークリームを用意するから一緒にパーティーしたいな。
もちろんななしちゃん来てくれるよね?
ふふ、そう。良かった。
……え、他のみんな?
ななしちゃんは誰が呼びたいの?男の子?女の子?
へえ……そんなにお誘い受けてたんだ。
あは。みんなななしちゃんのことが大好きなんだね。自分の物になるわけないのに馬鹿みたい……あ、何でもないよ!
ねえ。ボク騒々しいのはあまり好きじゃないんだ。
だから、二人っきりで過ごそう?二人だけの夜、きっとすごく楽しいよ?
明かりを消してキャンドルに火を灯そうね。
ボクはななしちゃんだけを見て、ななしちゃんはボクだけを見て、お互いの名前しかつぶやかないの。ボクたち二人だけの世界だから。
ななしちゃん、ななしちゃん、ななしちゃんななしちゃんななしちゃんななしちゃんななしちゃんななしちゃんななしちゃんななしちゃんななしちゃんななしちゃんななしちゃんななしちゃんななしちゃん──
クリスマスもお正月も、特別な日も何でもない日も一緒だよ。
これからずっと二人きりで過ごそうね。ななしちゃん。
***
「ねえバクラくん、これノーマルエンドだって。ずっと仲良しハッピーエンドかと思ったよー」
「いや、これでバッドじゃねえのかよ……つーか、自分が攻略対象になってる自作ノベルゲームをプレイさせる宿主サマも、普通に受け入れてるななしも、一体どうなってんだ」
3.バクラ 『狂気の闇』
なんで……どうして振り向いてくれねえんだ!
こんなにもお前のことを欲しているのに!誰よりも想っているのに!
オレ様より宿主のほうがいいってのか?ふざけんじゃねえ!
クソッ、どうすりゃいいんだよ……!
なあななし、教えてくれ。
何が足りなかった?これ以上何をすれば良かった?どうすれば振り向いてくれた?
……
ななしがオレ様のことを見てくれない限り、この心は満たされねえんだよ……!
なに怯えてやがる。
オレ様が怖いか?恐ろしいか?
だったらもっと怯えろ!泣け!オレのこと以外は考えられないくらいにな!
クク……そうだ。それでいいんだ。
お前が向ける感情の全てをオレ様が独占できるなら、恐怖でも何でもいい!
何でも……!
笑顔でなくても……!!
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!
***
「うう、何回やってもバクラくんとはバッドエンドになっちゃう……ゲームの中だけど怒らせちゃってごめんね」
「……気にすんな、そういう仕様なんだろ。絶対ハッピーにさせたくない
4.マリク 『かくれんぼ』
おにごっこの次はかくれんぼかい?
アハハ。そんな子どものような遊びが好きなななしも大好きだよ。
待っててななし。絶対に見つけてあげるから。どんな場所に隠れていたってボクが必ず君を見つけ出すよ。
だって、ボク嬉しかったんだ。
闇に囚われて自分を見失いそうになった時、ななしは優しく微笑んでボクに光を与えてくれた。いつだって闇の中からボクを見つけて救い出してくれた。
とても嬉しかったんだよ。とてもとても。
だから、今度はボクが君を見つけ出す番だ。
どんな場所で小さくなっていたって、ボクが必ず君を暗闇の外へ引きずり出してあげるよ。
ななし、ひとりぼっちで隠れたままは寂しいよね?怖いよね?震えているよね?でも、もう大丈夫だよ。
ボク、君の居場所、わかったから……。
今、この扉を開けてあげるよ。
やっと会えるね。
もう寂しくないね。
ななし……見ーつけた。
***
「──という、未来のビジョンが見えました。マリクが精神的に不安定なようですが……きっとななしなら再びあなたを救ってくれることでしょう。ああなんて愛おしい私の
「えええちょっと待って姉さん!まだ心の準備がっ……!」
5.海馬 『用意周到』
この車がどこへ向かっているかだと?
フ……愚問だなななし。当然、オレの屋敷に決まっているだろう。お前は安心してオレと共にいればいい。
む。何を
なに、遠慮などするな。いずれお前が生涯暮らすことになる家だ。部屋はいくらでもあるのだからな。まあ、オレとななしは枕を交わすことになるが……ククク。
外泊の許可?フン。既にお前の両親には連絡済みだ、話はつけてある。
着替えか?それも必要無い。全てフルオーダーで仕立ててある。このオレがお前の体のサイズを知らないとでも思ったか。
今度は何だ、ベランダの花の水やりだと……?ええい、一々くだらん心配をするな!お前が行かずともKCが責任を持って徹底的に管理してやる!
これで懸念点は全て解消されたな!
行くぞななし、我々の愛の巣へ向かって驀進!ワハハハハ!
***
「──以上が事のあらましだ、モクバ」
「さすが兄サマ、今日も平常運転だぜぃ!
「あ、えっと……お言葉に甘えてお邪魔します!」
6.ブラックマジシャン 『しもべの独白』
マスター。
マスターがどちらへお出かけになろうと、お会いになるのがどなたであろうと、私はご召喚に
しかしながら……もうこれ以上は堪えられないのです。
下衆がマスターの清らかな御体に触れることが、美しい御目に映ることが、無垢な御心に立ち入ることが、とてもとても堪えられないのです。
ああ、ああ!考えるだけで苦しくてたまらない!!
……取り乱してしまいました。申し訳ございません。
マスターが汚されてしまわぬよう、私めが一時も目を離さずお守りいたします。
もう何処へも行かせません。
もう何者とも会わせません。
私の魔術を
それでは少しばかり、お眠りいただきます。どうか、ご安心ください。痛みも苦しみもございません。
私の世界へマスターを永遠に囲う魔術を、今……。
ただただ、貴女様を想っております。
我がマスター、ななし様──
***
「またよからぬ思考に陥ってしまった……空想とはいえ、醜い私欲に満ちた愚かな行為を私は……私は……」
「なーにひとりでぶつぶつ言って頭抱えてんの?パンドラ様と同じくらい気味悪ィんだけど」
7.城之内 『褒めて褒めて』
おーいななしー!
全然かまってくれないから寂しかったぜー!
……おっと、悪い。驚かしちまったか?
ななしの姿が見えると嬉しくて自然と体が突っ走っちまうんだよなー。
なぁなぁ、今日はもうずっと一緒にいてもいいよな?なぁ?
え……体に血が付いてるって?
ああ、これか。これはオレのじゃねえから心配すんなって!
さっきよぉ、ななしのこと隠れて見てやがる怪しい奴がいたから二度と妙な真似できねえようにしてやったんだぜ!
へへっ、褒めてくれよな!
……おい、浮かない顔してどうしたんだよ?
誰かに何かされたのか?
ななしにそんな顔させる奴はオレが絶対許さねえ!
そうだ……そいつも後でやっちまおう。
それがいい。そうしよう。
そうしたらななしも喜んでくれるよな?笑顔になってくれるよな?
んで、オレのことをもっと褒めてくれたら嬉しいな!
オレは笑ってるななしが大好きなんだ!
今は思いっきり遊んで、嫌なことなんて忘れちまおうぜ!
よーし!
向こうの木まで競走し……っておい!もう走ってるのかよ!
ちょっと待てってななしー!
***
「おいマリク!なんなんだ今の光景はよぉ!?」
「さぁ知らないね。この千年ロッドが貴様の記憶にも何らかの干渉を及ぼしたのかもなぁ……」
「いつの記憶だよ!?つーかオレ犬だったのかよー!」
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