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ぼたん
いやあ、初めまして~!!
幽助がいろいろトンでもないことになった時に、霊界に案内したり、探偵助手してた、霊界案内人のぼたんですう!!
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ぼたん
いやもう、お噂にはかねがねですが、幽助パパさんかっこいいねェ!!
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雷禅
そうか?
ま、お嬢ちゃんが今まであやしてたようなガキンチョどもとは、訳が違うことは間違いはねえが、な……フフフ。 -
浦飯幽助
ジジむさいも言いようだよな……。
それとむっちゃドヤ顔すんな、俺が恥ずかしいわ。 -
ぼたん
それにしてもさあ、温子さん~~~……。
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食脱医師
すまぬな、その名で呼ばれる女はもうおらぬ。
あの姿で通そうと思っていたが、こやつに追いつかれたのでな……。 -
雷禅
なんだよ、俺がしつこいのは、あの晩のことでたっぷり実感したはずだろ?
くくく……。 -
ぼたん
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浦飯幽助
やめろエロじじい!!
若い女子の前で、何やってんだ!!
そういうのは部屋でやれ!!! -
雷禅
わかってねーな。
あいつらはそんなに仲良くないなんて噂が広がれば、三界で唯一くらいの力を持ってるこいつを狙う野郎どもが出るに決まってる。
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雷禅
こいつの身の安全を図ってるんだぜ俺は?
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ぼたん
あ、あたしのことはお気遣いなくぅ。
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ぼたん
とにかく、収まるように収まって、本当に安心してるんですから。
まあ、元から波乱万丈な人生の幽助が、このままじゃどうなるかって、ねえ。
三界屈指の御両親に躾け直されることになって、あたしもようやく肩の荷が。 -
浦飯幽助
おいコラ(怒)
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雷禅
まあ、お嬢ちゃん、あんたにゃ、色々背負わせちまった息子の世話押し付けちまって、申し訳なく思ってるよ。
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雷禅
だが、めんどくさかったのは、別にコイツ(幽助)のせいでも、アンタのせいでもねえ。
基本俺のせいでな。 -
ぼたん
ううん、でも時代状況的に、無理もないことで……。
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雷禅
そんなの、俺の勝手な都合でしかねえ。
流石のバカな俺でも、この歳になりゃ、そのくれえは判断がつく。 -
雷禅
お嬢ちゃんも、平穏な勤め人なのに、めんどくせえ特殊事例担当させて神経すり減らさせちまったのは申し訳ねえ。
そんでも、うちのバカ(幽助)見捨てねえでくれて、ありがとうな。 -
ぼたん
雷禅さん……(じーん)
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食脱医師
そなたの立ち位置が脅かされる心配はいらん。
我が主を通じて、霊界上層部、具体的には閻魔大王の因業ジジイには、キツい灸が据えられたはずじゃ。
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食脱医師
むしろ、奴らは今後、そなたに猫なで声ですり寄ってくる。
適当に利用して、適当にあしらえ。 -
ぼたん
温子さーーーん!!
もう温子さんじゃないのわかってるけど、こういうとこ、温子さーーーーん!!! -
浦飯幽助
俺のおふくろには違いねえから、そんなに構えないでもいいぞ。
別に偉くなりたくてこういう仕事選んだ訳でもねえ奴だから、そんなにペコペコされても喜ばねえよ。 -
ぼたん
本当、ああ、この人たちが幽助の本当の御両親と思えば、まあ、全部納得っていうか。
霊界なんて忙しいのがデフォなんですから、そんなにお気遣いして下さらなくてもいいんですよぅ。
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ぼたん
あ、でもコエンマ様は、流石に胃に穴が開いたかもって、今朝病院に。
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食脱医師
そうじゃろうな。
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雷禅
まあ、あのニイチャンについては思うところもあるぜ。
……俺の、最初の子と同い年くれえだろう。 -
ぼたん
……あ、そうなんですってね。
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雷禅
……自分の子と同い年くれえの子供見て、他人の子に無関心ではなくなるっていうの、今になって実感してるぜ。
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食脱医師
親の都合で散々に振り回したというのでは、あの方も、我の最初の子も、同じじゃからな……。
あの方には、何かあったらご相談には乗る、あなた様個人を無碍にはしないと、御伝えしてたもれ。 -
ぼたん
あああ!!ありがとうございます!!そう仰っていただければ、一安心っ!!
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雷禅
三界の誰も、くだらねーことやってる状況でもねえってこった、お嬢ちゃん。
だから、あのデケエ霊界ジイサンは引っ込むことにしたんだろ。 -
雷禅
ま、賢明な判断だ。
これ以上ポジションにしがみつけば、暗殺の危険が高くなるだけだ。
厄介ごとその他まとめて、倅に丸投げはいい手段だぜ。 -
食脱医師
もし今ご修得の術法以上の、高度な密教系の術法を修得したいお気持ちがおありなら、師を手配しよう。
ぼたん殿は、単に霊界案内人としての功績以上に、人として積んだ徳は大したもの。
かなり高度な術法も解禁されよう。 -
ぼたん
(グラッ えっ!!本当ですかあ!!(キラキラ
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浦飯幽助
なに、ぼたん、オメー、仕事忙しいのに、更に修行すんのかよ?
大したもんだな(お菓子ボリボリ -
雷禅
……オメーは、白けるから少し黙ってろ!!
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