ONE PEICEの連載夢小説の設定は本編の『設定・注意書き』をお読みください。
第20話 ゲッコー・モリア
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「まず『スリラーバーグ』という島の地形を知りたいんです、ここはどういう所ですか?」
「ふむ・・・地形と言ってもほぼ森と墓場じゃ、あとは幹部連中の屋敷くらいじゃよ。
お嬢ちゃんの言葉を借りるなら・・・・このスリラーバーグは『村一つ丸ごと載せた世界一巨大な海賊船』なのじゃ!!!」
「か、海賊船だと!?」
あまりにも予想外の答えに一同ポカーン。
「そもそも『島』ではなかったんだ・・・」
「そうじゃ、あそこを見なされ」
「あそこ?」
「屋敷の後ろじゃ、何か見えるじゃろう」
案内の最中、老人が徐々に近づいている屋敷の背後を指した。
雨と霧という悪天候の中、一同は目を凝らして屋敷の後ろを見つめる。
そこには何かがはためいていた。
「何だ?屋敷の後ろに・・・マーク!?でっけェ何かが見えるぞ!!」
「旗か?」
「ううん・・・帆だよ、たぶん」
「そうじゃ、海賊のマークの帆じゃよ。
そして屋敷の裏に見えるメインマスト、そこにゲッコー・モリアはおりますじゃ」
気づけば屋敷の前に一同は到着していた。
「・・・・・」
老人は歩みを止めた、ここが限界ということだろう。
「・・・・・大丈夫ですよ」
「・・・すまないな、頼む」
申し訳なさそうな顔の老人。
「そっか、わかった!!ありがとな、おっさん!!」
ルフィたちは老人を咎めはせずに屋敷に目を向ける。
「さァ、行くか!!!オバケ屋敷!!!」
ルフィは意気揚々と扉の前に進む。
「ごめんくださーい!!お邪魔しまーす!!」
「早ェよ!!!」
ルフィは玄関の扉の取っ手を握ると引っ張った、ガチャガチャとしばらくやっていたが・・・。
ボコッ!
『・・・・・・』←ルフィ以外
「お!開いた開いた!」
いや、これは『壊した』が正解だろう・・・。
ともわれ中に入った一同。
「おーい!誰かいねェかー!?ゲッコー・モリア~~~~!!」
「これだけの屋敷で・・・使用人の一人もいねェのか?」
「ゴーストなんだから目に視えるとは限らないかもよ?」
「おい!?変なこと言うなよ!カヤノ!!」
「しかし何だ?この乱闘の後の様な部屋は?
ま、まさか・・・!!ナミさんの身に何かあったんじゃ・・・!!」
勝手にわいわいやっていると何処からか不気味な声が聞こえる。
「ブヒヒヒ・・・・」
「?」
「何だ?どっから声が?」
「ご主人様の名を知ってなおここへ踏み込むとは大した度胸だ」
上を見てみると豚の壁かけが喋っている。
「え!?壁から豚が生えてる」
「ルフィ、あれは『剥製(はくせい)』っていうんだよ」
『壁に生える』なんてあるわけなかろうがとツッコむカヤノ、まあ剥製といっていいものかも疑問でもあるが・・・。
「歓迎してやれ!客人たちを!!」
剥製豚の指示で絵画、絨毯の毛皮、甲冑の置物たちが動き出す。
「ふむ・・・地形と言ってもほぼ森と墓場じゃ、あとは幹部連中の屋敷くらいじゃよ。
お嬢ちゃんの言葉を借りるなら・・・・このスリラーバーグは『村一つ丸ごと載せた世界一巨大な海賊船』なのじゃ!!!」
「か、海賊船だと!?」
あまりにも予想外の答えに一同ポカーン。
「そもそも『島』ではなかったんだ・・・」
「そうじゃ、あそこを見なされ」
「あそこ?」
「屋敷の後ろじゃ、何か見えるじゃろう」
案内の最中、老人が徐々に近づいている屋敷の背後を指した。
雨と霧という悪天候の中、一同は目を凝らして屋敷の後ろを見つめる。
そこには何かがはためいていた。
「何だ?屋敷の後ろに・・・マーク!?でっけェ何かが見えるぞ!!」
「旗か?」
「ううん・・・帆だよ、たぶん」
「そうじゃ、海賊のマークの帆じゃよ。
そして屋敷の裏に見えるメインマスト、そこにゲッコー・モリアはおりますじゃ」
気づけば屋敷の前に一同は到着していた。
「・・・・・」
老人は歩みを止めた、ここが限界ということだろう。
「・・・・・大丈夫ですよ」
「・・・すまないな、頼む」
申し訳なさそうな顔の老人。
「そっか、わかった!!ありがとな、おっさん!!」
ルフィたちは老人を咎めはせずに屋敷に目を向ける。
「さァ、行くか!!!オバケ屋敷!!!」
ルフィは意気揚々と扉の前に進む。
「ごめんくださーい!!お邪魔しまーす!!」
「早ェよ!!!」
ルフィは玄関の扉の取っ手を握ると引っ張った、ガチャガチャとしばらくやっていたが・・・。
ボコッ!
『・・・・・・』←ルフィ以外
「お!開いた開いた!」
いや、これは『壊した』が正解だろう・・・。
ともわれ中に入った一同。
「おーい!誰かいねェかー!?ゲッコー・モリア~~~~!!」
「これだけの屋敷で・・・使用人の一人もいねェのか?」
「ゴーストなんだから目に視えるとは限らないかもよ?」
「おい!?変なこと言うなよ!カヤノ!!」
「しかし何だ?この乱闘の後の様な部屋は?
ま、まさか・・・!!ナミさんの身に何かあったんじゃ・・・!!」
勝手にわいわいやっていると何処からか不気味な声が聞こえる。
「ブヒヒヒ・・・・」
「?」
「何だ?どっから声が?」
「ご主人様の名を知ってなおここへ踏み込むとは大した度胸だ」
上を見てみると豚の壁かけが喋っている。
「え!?壁から豚が生えてる」
「ルフィ、あれは『剥製(はくせい)』っていうんだよ」
『壁に生える』なんてあるわけなかろうがとツッコむカヤノ、まあ剥製といっていいものかも疑問でもあるが・・・。
「歓迎してやれ!客人たちを!!」
剥製豚の指示で絵画、絨毯の毛皮、甲冑の置物たちが動き出す。