「ゾンビをナメやがって～～～・・・・！！！」

「ナメンなァア！！！」

「ウルァ～～～～！！！」

「ウォアチャ～～～！！！」

「ホアチョ～～～！！！」

すると続々と墓の下から出てくるゾンビたち、しかも生き生きしている。

「こんなに生き生きしてんのか？ゾンビって・・・」

「ううん・・・もっと大人しい（？）と思うよ」


サンジの問いに同感なカヤノ、しかしこのまま餌食になるわけにもいかない。

「な～～んだ、やんのか？危険度ならこっちも教えてやる・・・！！」

ルフィ組、戦闘準備完了。


『６億B・JACK　POT（ジャックポット）！！』



六人の攻撃がゾンビたちをブチのめしていく。

「お前ら、ここで何してたんだ？」

あらかたブチのめし終えたゾンビたちを正座させて尋問するルフィ。

「えーっと・・・・ゾンビだし・・埋まってたというか、腐ってたというか・・・」

「・・・・腐ってた」

「おれも」

「フザけてんのか？」

六人がまた攻撃体勢に入ろうとする。

「スンませんっ！！」

「ホントにスンませんっ！！」


ゾンビたちは『命はないけど命賭けてます』の様な必死な謝罪をしてくる。

「鼻の長ェ男と・・・オレンジの髪の女、トナカイみたいなタヌキがここを通ったか？」

「あ、ああ～～～・・・」

「はいはいはい・・・」

覚えがあるように頷いているゾンビたち。

「でも言えねェ！！俺たちそういう情報関係、一切人に言えねェことになってるんで・・・」

「・・・・・・」

「ルフィ・・・」

「？」

「まだるっこしいからさ・・・一気に吐いてもらおうよ。
私、拷問ならマルメゾンの見て多少覚えがあるからさ」

真顔のカヤノがゾンビたちをじーっと見る。


「誰から逝く？」



『三人通りましたァ！！！』


あっさり自白。


「で？危害は加えてないでしょうね？」


「し、してねェ！！」

「お、おれも手ェ出してねェ！！」

「・・・・・出してねェ」



「・・・・・・（嘘じゃないだろうな？の顔）」



「コイツは出した」

「えー！？おい、友達売るなよ～～～ッ！！」

「ちょっ・・・お前だって嚙んだだろ！！！」

「みんなで襲いましたァ！！」





「だってさ」

「よ～～し！！」

振り返ったカヤノにパキパキ指を鳴らしながら来るルフィ。
そして他のカヤノと他の四人も以下略、後は・・・・お察し。