ONE PEICEの連載夢小説の設定は本編の『設定・注意書き』をお読みください。
第18話 初めまして、小さい羊さん
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流し樽を拾ってしまったことにより『ゴースト島』と呼ばれるスリラーバーグに来てしまったルフィたち。
「おいおいおいおい!!ゴースト島って何だよ!!」
「なァなァ!!さっきのゴーストどこいった!?まだ船にいるのか!?」
ウソップとチョッパーはパニック状態。
「いや島の方へ飛んでった、あの島の住人なんだろ」
「かもね、上手くここに誘導されたみたい」
打って変わって冷静なゾロとカヤノ。
「そのようね、さっき起きた大きな振動・・・あの口みたいな門が閉じた音だとしたら、私たちは『食べられた』という形になるのかしらね」
「食われた?」
「ええ、霧で分かりづらいけど門の延長にのびる壁は島を取り囲んでいる様に見えるわ。
つまりこの船(サニー号)は今、島を取り込む壁の内側に閉じ込められたという事・・・」
「そうか・・・それであのガイコツ、すぐにここから脱出しろと言ってたんだ!!」
『既に相手の手中』というロビンの説明に納得のいったウソップはさらに騒ぐ。
ナミとチョッパーに至っては『島に入ってはいけない病』という訳の分からんことを言い出す。
しかしルフィはと言うと――・・・
「よし!じゃ船付けろ!!」
「『冒険準備万端渺病』かお前は!!!」
虫取り網と虫かごを持って行く気満々。
「おい、考え直せルフィ!!よく見ろ!あの不吉な建物!!
本物のオバケ屋敷だ!!お前は悪霊ってもんをナメてるぞ!!!」
「何言ってんだ?俺はちゃんと細心の注意を払いながら、さっきのゴースト(カヤノが叩こうとしたやつ)を捕まえて飼うんだ」
「ナメすぎだっ!!!虫かァ!!」
冒険心を全く隠さない男ルフィ。
「何より大切な仲間を連れ戻さなきゃな、サンジ!!海賊弁当―――!!!」
「仲間って・・・おれァ反対だからな!!!ガイコツなんか仲間にいたら怖くて夜も眠れねェよ!!!」
「・・・・・」
見事に意見が分かれているのに喧嘩というかコントになっている風景にもはやポカーン顔のカヤノ。
「ゾロ・・・いつもこんな感じなの?」
「ああ、ほぼな。ルフィみたいなのが船長だとこういうもんだろ」
『もう慣れた』とばかりに騒ぐ面々を見ているゾロ。
『ルフィみたいな船長』というだけでどこか納得できてしまうのがもはや怖い。
そして結論は多数決(人数の多さ)で『上陸する』に決まったようだ。
「よし!さて、お前ら・・・これより小舟を使って島へ上陸するわけだが、おめェらにはまだ見せてねェとっておきのものがある。
その名も『ソルジャードックシステム・チャンネル2』だ!!!」
フランキーの説明にはサニー号には五つのシステムがあり、それぞれ『チャンネル』を切り替えて機能を発動するらしい。
しかしカヤノが先日の嵐で見た『0』の外輪(バドル)の他に『1』と『3』は既に一味には知っている様だが『2』と『4』はまだ空だと聞かされていたようで『?』顔になっている。
「上陸する気のねェ奴らは試し乗りしてみろ!!」
そう言って上陸を拒否していたナミとチョッパー、ウソップを促し、チャンネルを切り替えてシステムを発動させるフランキー。
船の側面の数字が『2』に変わり、扉が開く、中なら出てきたのは――――・・・。
「出動!!買い出し船っ!!ミニメリー2号!!」
小さな羊船が一艘飛び出した。
「ギャ~~~~!!メ~~~リ~~~い!!!」
「うお~~~~!!べリ"~~~~!!!」
「四人乗りの蒸気機関、外輪船(バドルシップ)だ!!!」
羊船に乗っている三人はもう大興奮、大号泣している。
「最高の気遣いだな」
「ウフフフフ!」
「こんな買い出し船ならいくらでも買い出すぞ、俺は」
「うほ―――!!かわれ―――!!早くかわれ―――!!!」
「待て、俺たちはこれから実際に乗るんだ、ひとまずあいつらに堪能させてやれ」
「・・・・・・」
カヤノはミニメリー2号ではしゃいでいる三人と甲板で嬉しそうな残りのメンバーを見ていた。
「おいおいおいおい!!ゴースト島って何だよ!!」
「なァなァ!!さっきのゴーストどこいった!?まだ船にいるのか!?」
ウソップとチョッパーはパニック状態。
「いや島の方へ飛んでった、あの島の住人なんだろ」
「かもね、上手くここに誘導されたみたい」
打って変わって冷静なゾロとカヤノ。
「そのようね、さっき起きた大きな振動・・・あの口みたいな門が閉じた音だとしたら、私たちは『食べられた』という形になるのかしらね」
「食われた?」
「ええ、霧で分かりづらいけど門の延長にのびる壁は島を取り囲んでいる様に見えるわ。
つまりこの船(サニー号)は今、島を取り込む壁の内側に閉じ込められたという事・・・」
「そうか・・・それであのガイコツ、すぐにここから脱出しろと言ってたんだ!!」
『既に相手の手中』というロビンの説明に納得のいったウソップはさらに騒ぐ。
ナミとチョッパーに至っては『島に入ってはいけない病』という訳の分からんことを言い出す。
しかしルフィはと言うと――・・・
「よし!じゃ船付けろ!!」
「『冒険準備万端渺病』かお前は!!!」
虫取り網と虫かごを持って行く気満々。
「おい、考え直せルフィ!!よく見ろ!あの不吉な建物!!
本物のオバケ屋敷だ!!お前は悪霊ってもんをナメてるぞ!!!」
「何言ってんだ?俺はちゃんと細心の注意を払いながら、さっきのゴースト(カヤノが叩こうとしたやつ)を捕まえて飼うんだ」
「ナメすぎだっ!!!虫かァ!!」
冒険心を全く隠さない男ルフィ。
「何より大切な仲間を連れ戻さなきゃな、サンジ!!海賊弁当―――!!!」
「仲間って・・・おれァ反対だからな!!!ガイコツなんか仲間にいたら怖くて夜も眠れねェよ!!!」
「・・・・・」
見事に意見が分かれているのに喧嘩というかコントになっている風景にもはやポカーン顔のカヤノ。
「ゾロ・・・いつもこんな感じなの?」
「ああ、ほぼな。ルフィみたいなのが船長だとこういうもんだろ」
『もう慣れた』とばかりに騒ぐ面々を見ているゾロ。
『ルフィみたいな船長』というだけでどこか納得できてしまうのがもはや怖い。
そして結論は多数決(人数の多さ)で『上陸する』に決まったようだ。
「よし!さて、お前ら・・・これより小舟を使って島へ上陸するわけだが、おめェらにはまだ見せてねェとっておきのものがある。
その名も『ソルジャードックシステム・チャンネル2』だ!!!」
フランキーの説明にはサニー号には五つのシステムがあり、それぞれ『チャンネル』を切り替えて機能を発動するらしい。
しかしカヤノが先日の嵐で見た『0』の外輪(バドル)の他に『1』と『3』は既に一味には知っている様だが『2』と『4』はまだ空だと聞かされていたようで『?』顔になっている。
「上陸する気のねェ奴らは試し乗りしてみろ!!」
そう言って上陸を拒否していたナミとチョッパー、ウソップを促し、チャンネルを切り替えてシステムを発動させるフランキー。
船の側面の数字が『2』に変わり、扉が開く、中なら出てきたのは――――・・・。
「出動!!買い出し船っ!!ミニメリー2号!!」
小さな羊船が一艘飛び出した。
「ギャ~~~~!!メ~~~リ~~~い!!!」
「うお~~~~!!べリ"~~~~!!!」
「四人乗りの蒸気機関、外輪船(バドルシップ)だ!!!」
羊船に乗っている三人はもう大興奮、大号泣している。
「最高の気遣いだな」
「ウフフフフ!」
「こんな買い出し船ならいくらでも買い出すぞ、俺は」
「うほ―――!!かわれ―――!!早くかわれ―――!!!」
「待て、俺たちはこれから実際に乗るんだ、ひとまずあいつらに堪能させてやれ」
「・・・・・・」
カヤノはミニメリー2号ではしゃいでいる三人と甲板で嬉しそうな残りのメンバーを見ていた。