ONE PEICEの連載夢小説の設定は本編の『設定・注意書き』をお読みください。
第17話 ガイコツさん、こんにちは!
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「いやいや何と素敵なダイニング!!そしてキッチン!!これは素晴らしい船ですね!!ヨホホホ!!」
「そうさ!スーパーな俺が造った船だ!おめェ、なかなか見る目があるじゃねェか!」
「オイ、慣れ合うな、フランキー」
船室のデザインを一目見て気に入ったブルック、次々と褒めちぎる。
自分の増築物なだけにフランキーも大工冥利に尽きると見える。
二人の会話を料理をしながら呆れて見ているサンジ、結局全員で夕食を摂る形になったようだ。
「しかしお料理、楽しみですね~。私、ここ何十年もろくな物を食していないので・・・もう、お腹の皮と背中の皮がくっつく様な苦しみに耐えながら毎日を生きてきたのです!!
あ、お腹の皮も背中の皮もガイコツだからないんですけども!!ヨホホホホ!!スカルジョーク!!」
「アヒャヒャヒャ!!」
ブルックのセリフに一人爆笑しているルフィ。
「私、紳士ですので『食事を待つ』、そんな何気ないひと時が大好きでして――・・・ディ~~ナ~~アッ♪ディ~~ナ~~アッ♪」
「うるせェ!!黙って待ってろ!!」
ついでに唄い出したブルックに怒鳴るサンジ、それに対してミルクをオーダーしている。
〈何だろ・・・このちぐはぐ感は・・・〉
ジュースをストローで吸い上げながら思うカヤノ。
「ところでコロボックル」
「あ、ブルックです。えーっと・・・あ、まだお名前・・・」
「俺はルフィだ」
「どんだけ互いを知らねェんだお前ら!!!」
ガンッとテーブルを叩くゾロ。
「ゾロ、テーブルが壊れるからやめて」
ゾロを諫めながらブルックを見るカヤノ。
「えっと、ブルックさん・・・そろそろ真面目なお話してもいいですか?」
「はい?何でしょう?」
「みんなが先ほどから言っていることですが、あなたは一体何者ですか?
何故、体が骨だけなのに五感があるんですか?そもそも何故あなたは骨になったんですか?」
「あー・・・それはですね」
そこへちょうどサンジが夕食を持ってきた。
「まあ、カヤノちゃん。それは夕食を食べ終えてから聞こう。おら、メシだ!ガイコツお前も食え!」
「おっほほほ!!んまほ―――!!
おい、ブルック!いっぱい食え!!サンジのメシは最高だぞ!!」
「ああ・・・私、何だか・・・!!お腹よりも胸がいっぱいで・・・」
やはり骨だけだから食べられないのか・・・と思いきや・・・。
「お嬢さんのお肉、少し大きいですね。替えて貰ってもよろしいですか?」
「おかわりあるから自分の食え!!!(怒)」
その心配はないみたいだ。
「ヨミヨミの実・・・!?」
「やっぱり・・・骨だけになっても生きているのは悪魔の実の力だったんですね」
「はい、そうなのです!私、実は数十年前に一度死んだのです!!」
ヨミヨミの実とは『蘇る(ヨミがえる)』ということ、復活人間として二度の人生を約束されるもの。
ブルックの話では数十年前、つまり生前は海賊だったそうだ。
あの大きな船はその当時、船長と仲間たちと一緒に乗っていたものでこの『魔の海』へ乗り込んだのだという。
しかしそこで強敵に出くわし、一味は全滅。ブルックもそこで一度目の人生を終えたそうだ。
最初はヨミヨミの実を食べてカナヅチ人間になっただけだったが人生を終えた時、ついに能力が発動した。
ブルックの魂は黄泉の国から現世へと戻った、『二度目の人生』の始めるために。
その後すぐに自分の体に戻れればよかったのだが生憎、自分が死んだ場所は『魔の海』だったので霧が深く体を見つけるのに一年の歳月がかかってしまい、さらにようやく見つけた時にはすでに白骨化していたというからショックだっただろう。
それにしても白骨した身体でもちゃんと蘇ってしまうとは、さすが悪魔の実と言ったところだろうか。
「そうさ!スーパーな俺が造った船だ!おめェ、なかなか見る目があるじゃねェか!」
「オイ、慣れ合うな、フランキー」
船室のデザインを一目見て気に入ったブルック、次々と褒めちぎる。
自分の増築物なだけにフランキーも大工冥利に尽きると見える。
二人の会話を料理をしながら呆れて見ているサンジ、結局全員で夕食を摂る形になったようだ。
「しかしお料理、楽しみですね~。私、ここ何十年もろくな物を食していないので・・・もう、お腹の皮と背中の皮がくっつく様な苦しみに耐えながら毎日を生きてきたのです!!
あ、お腹の皮も背中の皮もガイコツだからないんですけども!!ヨホホホホ!!スカルジョーク!!」
「アヒャヒャヒャ!!」
ブルックのセリフに一人爆笑しているルフィ。
「私、紳士ですので『食事を待つ』、そんな何気ないひと時が大好きでして――・・・ディ~~ナ~~アッ♪ディ~~ナ~~アッ♪」
「うるせェ!!黙って待ってろ!!」
ついでに唄い出したブルックに怒鳴るサンジ、それに対してミルクをオーダーしている。
〈何だろ・・・このちぐはぐ感は・・・〉
ジュースをストローで吸い上げながら思うカヤノ。
「ところでコロボックル」
「あ、ブルックです。えーっと・・・あ、まだお名前・・・」
「俺はルフィだ」
「どんだけ互いを知らねェんだお前ら!!!」
ガンッとテーブルを叩くゾロ。
「ゾロ、テーブルが壊れるからやめて」
ゾロを諫めながらブルックを見るカヤノ。
「えっと、ブルックさん・・・そろそろ真面目なお話してもいいですか?」
「はい?何でしょう?」
「みんなが先ほどから言っていることですが、あなたは一体何者ですか?
何故、体が骨だけなのに五感があるんですか?そもそも何故あなたは骨になったんですか?」
「あー・・・それはですね」
そこへちょうどサンジが夕食を持ってきた。
「まあ、カヤノちゃん。それは夕食を食べ終えてから聞こう。おら、メシだ!ガイコツお前も食え!」
「おっほほほ!!んまほ―――!!
おい、ブルック!いっぱい食え!!サンジのメシは最高だぞ!!」
「ああ・・・私、何だか・・・!!お腹よりも胸がいっぱいで・・・」
やはり骨だけだから食べられないのか・・・と思いきや・・・。
「お嬢さんのお肉、少し大きいですね。替えて貰ってもよろしいですか?」
「おかわりあるから自分の食え!!!(怒)」
その心配はないみたいだ。
「ヨミヨミの実・・・!?」
「やっぱり・・・骨だけになっても生きているのは悪魔の実の力だったんですね」
「はい、そうなのです!私、実は数十年前に一度死んだのです!!」
ヨミヨミの実とは『蘇る(ヨミがえる)』ということ、復活人間として二度の人生を約束されるもの。
ブルックの話では数十年前、つまり生前は海賊だったそうだ。
あの大きな船はその当時、船長と仲間たちと一緒に乗っていたものでこの『魔の海』へ乗り込んだのだという。
しかしそこで強敵に出くわし、一味は全滅。ブルックもそこで一度目の人生を終えたそうだ。
最初はヨミヨミの実を食べてカナヅチ人間になっただけだったが人生を終えた時、ついに能力が発動した。
ブルックの魂は黄泉の国から現世へと戻った、『二度目の人生』の始めるために。
その後すぐに自分の体に戻れればよかったのだが生憎、自分が死んだ場所は『魔の海』だったので霧が深く体を見つけるのに一年の歳月がかかってしまい、さらにようやく見つけた時にはすでに白骨化していたというからショックだっただろう。
それにしても白骨した身体でもちゃんと蘇ってしまうとは、さすが悪魔の実と言ったところだろうか。