ONE PEICEの連載夢小説の設定は本編の『設定・注意書き』をお読みください。
第1話 霧を抜けた先にある島
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フランキー、ウソップ、ナミ、ロビンを船に残し、上陸した四人。
そして二手に分かれた一組のルフィとサンジ。
食糧となるものを探して島の中を散策している、島は砂浜と少々角ばった岩を越えるとすぐ森になっており四人はそこで別れた。
「メシ~、メシ~、何か食えるもんねーかな?」
ルフィはキョロキョロと周りを見ている、サンジも木の根元や上、草花たちも観察している。
「ルフィ、まだ入り始めたばっかりだ。そんなにすぐに見つかるわけねぇだろ」
「あったぞ」
「!」
ある木の根元の前に座ってるルフィ、指している先にはキノコがあった。
「マジか・・・」
まさかこんなに早く見つかるとは思っていなかったサンジ、しかし自分たちはこの島のことをよく知らない。
見つけたキノコも食べれるような、ないような微妙な色合いで何故が根元の部分が捻じれている。
「どうするか・・・」
考えていたサンジだったがルフィの方が先に動いた。
「食ってみりゃ分かるだろう!」
「だあぁ――!!迂闊に食うんじゃねぇ!!」
止めようとした時にはもうルフィはキノコを飲み込んでいた。
「(もぐもぐもぐ)」
「お、おい、大丈夫か?ルフィ」
「ゴックン!」
「・・・・・」
しばらく無音になる二人だったが・・・。
「ひ、ひひひ・・・」
「!?」
「ヒヒヒッ!アヒャヒャヒャ~~~ッ!!」
ルフィが急に笑い出した。
「お、おい!?どうした!おい!!」
「ひひひっ!わ、わからねーっ・・・わからねーけど急に笑いが止まら・・・っ!は、腹も、痛くなってきた・・っ!!ひゃひゃひゃっ!!」
ルフィは涙目になって笑い転げ、腹を抑えている。
どう見てもさっきのキノコのせいだ、どうやら毒性があったらしい。
「だから迂闊に食うなって言っただろうが!どうすんだよ!!」
「そ、そんなごどっ~~、いっだっで・・!ぎゃははっ!!」
食べてしまったルフィが悪いとはいえ、このままにはしておけない。サンジが頭を抱えていると声をかけられる。
「そのキノコは生で食べたらダメだよ」
「!」
声のした方を振り向けば10歳くらいの女の子が立っている。
「ヨジリダケは笑いダケの一種だからそのまま食べるとこの人みたいに笑い出すの」
「そ、そうなのか?」
「うん、でも笑う反面、お腹の中がよじれるくらい痛くなるんだって」
そう言って女の子は持っていたショルダーバッグから薬瓶を取り出した。
「はい。これ、お薬」
『飲ませてあげて』と言われてサンジは早速ルフィに飲ませた。するとみるみるうちに笑いが止まり、ピタリと症状が治まった。
「ハアー、ハアー・・・笑い死ぬがど思っだ~~・・・」
笑い疲れたのかグッタリしてるルフィ、サンジも一安心である。
「ありがとう、お嬢ちゃん」
「ううん、こういうことになっちゃうのはお兄ちゃんだけじゃないんだ。
この森には似たようなキノコが多いから島のみんなお薬をいつも常備してるの」
ニッコリ笑う女の子。
「ってことはお嬢ちゃん、この島の人かい?」
「うん、お兄ちゃんたちは・・・外から来たんだよね?」
外、つまり島の人間ではないという意味だろう。サンジは女の子が怖がらないように話しかけた。
そして二手に分かれた一組のルフィとサンジ。
食糧となるものを探して島の中を散策している、島は砂浜と少々角ばった岩を越えるとすぐ森になっており四人はそこで別れた。
「メシ~、メシ~、何か食えるもんねーかな?」
ルフィはキョロキョロと周りを見ている、サンジも木の根元や上、草花たちも観察している。
「ルフィ、まだ入り始めたばっかりだ。そんなにすぐに見つかるわけねぇだろ」
「あったぞ」
「!」
ある木の根元の前に座ってるルフィ、指している先にはキノコがあった。
「マジか・・・」
まさかこんなに早く見つかるとは思っていなかったサンジ、しかし自分たちはこの島のことをよく知らない。
見つけたキノコも食べれるような、ないような微妙な色合いで何故が根元の部分が捻じれている。
「どうするか・・・」
考えていたサンジだったがルフィの方が先に動いた。
「食ってみりゃ分かるだろう!」
「だあぁ――!!迂闊に食うんじゃねぇ!!」
止めようとした時にはもうルフィはキノコを飲み込んでいた。
「(もぐもぐもぐ)」
「お、おい、大丈夫か?ルフィ」
「ゴックン!」
「・・・・・」
しばらく無音になる二人だったが・・・。
「ひ、ひひひ・・・」
「!?」
「ヒヒヒッ!アヒャヒャヒャ~~~ッ!!」
ルフィが急に笑い出した。
「お、おい!?どうした!おい!!」
「ひひひっ!わ、わからねーっ・・・わからねーけど急に笑いが止まら・・・っ!は、腹も、痛くなってきた・・っ!!ひゃひゃひゃっ!!」
ルフィは涙目になって笑い転げ、腹を抑えている。
どう見てもさっきのキノコのせいだ、どうやら毒性があったらしい。
「だから迂闊に食うなって言っただろうが!どうすんだよ!!」
「そ、そんなごどっ~~、いっだっで・・!ぎゃははっ!!」
食べてしまったルフィが悪いとはいえ、このままにはしておけない。サンジが頭を抱えていると声をかけられる。
「そのキノコは生で食べたらダメだよ」
「!」
声のした方を振り向けば10歳くらいの女の子が立っている。
「ヨジリダケは笑いダケの一種だからそのまま食べるとこの人みたいに笑い出すの」
「そ、そうなのか?」
「うん、でも笑う反面、お腹の中がよじれるくらい痛くなるんだって」
そう言って女の子は持っていたショルダーバッグから薬瓶を取り出した。
「はい。これ、お薬」
『飲ませてあげて』と言われてサンジは早速ルフィに飲ませた。するとみるみるうちに笑いが止まり、ピタリと症状が治まった。
「ハアー、ハアー・・・笑い死ぬがど思っだ~~・・・」
笑い疲れたのかグッタリしてるルフィ、サンジも一安心である。
「ありがとう、お嬢ちゃん」
「ううん、こういうことになっちゃうのはお兄ちゃんだけじゃないんだ。
この森には似たようなキノコが多いから島のみんなお薬をいつも常備してるの」
ニッコリ笑う女の子。
「ってことはお嬢ちゃん、この島の人かい?」
「うん、お兄ちゃんたちは・・・外から来たんだよね?」
外、つまり島の人間ではないという意味だろう。サンジは女の子が怖がらないように話しかけた。