ONE PEICEの連載夢小説の設定は本編の『設定・注意書き』をお読みください。
第16話 魔の海への冒険へ
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「つっ!?」
「これからはそれで呼べよ、他は許さん」
満足したゾロはスタスタと離れて行った。どうも彼には振り回されている気する。
『おい!!海に何か浮いてるぞ!』
見張り台から声にみんなが反応する。
「「・・・・・」」
カヤノとゾロも海に目を凝らす。
「樽だな」
「そう、だね・・・」
「なんだ!なんだ!」
甲板にぞろぞろと上がってくる。
「タル!?しかも見ろよ!!宝って書いてあるぜ!」
一味は樽を船に引き上げた。
「もしかして!!宝船の落とし物じゃねェか!?」
「「お宝!?」」
ルフィの言葉に反応するウソップとチョッパー。
「残念だけど中身はお酒と保存食よ」
尽かさずナミが言った。
「何で見てねェのにわかんだよ!!」
「『海神御宝前』って書いてあるでしょ?
それは『流し樽』といって誰かが航海の無事を祈って海の守護神にお供え物をしたってことよ。『宝前』は神様へって意味」
「なんだ・・・じゃあ拾っても意味ねェじゃねェか」
残念そうなルフィ。
「せっかくの酒だろ?飲もうぜ」
「・・・・神様への供物のお酒をよく飲もうって思うね」
「そうだぞ、お前!バチ当たるぞ!!」
カヤノは呆れ、ウソップは焦っている。
「お祈りすれば飲んでも良いのよ?」
「俺は神には祈らねェ」
あっさりとしたゾロ。
「でもね、波にもまれたお酒は格別に美味しいんだって」
「そりゃ味わうべきだな!!よしっ!乾杯するぞ!」
〈え~~~・・・〉
こちらもあっさりと心変わりしたウソップ。
「カヤノも飲もうぜ!」
「いや、私は下戸だから」
誘われたが断るカヤノ、ある意味とばっちりを避けたという事もある。
「飲んだ後は空の樽にまた新しいお供えを入れて流すのが習わしよ」
「開けろ!開けろ!早く!」
「おい、神様ー!!!おやつ貰うぞ――!!」
完全に開封する気満々な一同、さすが空島で『神様』をブッ飛ばしてきただけの事はある(怖いもの知らず)。
「おしっ!開いた!」
ルフィが樽を開けたものの中から何かが飛び出した。
「発光弾!?」
そう、中に入っていたのは供物ではなく位置を知らせるためなどで使用される光弾だった。
「どう思う?」
「ええ、ただのイタズラならいいのだけれど・・・もしかしたらこの船はこの先誰かに狙われるかもしれないわ」
「うん、そう考えた方が良さそうだね」
弾が上がった瞬間、警戒したカヤノの問いにロビンが答える。可能性はゼロではない。
その時、気圧が変わった。
「みんな、持ち場へ!南南東に逃げるわよ!!大嵐が来る!!!」
ナミの予感は的中した、五分後、サニー号は嵐に見舞われた。
「ダメだわ、完全に向かい風!!!」
甲板には激しい雨が降る注ぐ。
「前が見えないっ・・・このままじゃ」
「オイ!!カヤノ、見縊ってもらっちゃあ困るぜ!!この船の力はこんなもんじゃないぜ!?」
ニヤリとフランキーが笑った、何か策があるようだ。
「これからはそれで呼べよ、他は許さん」
満足したゾロはスタスタと離れて行った。どうも彼には振り回されている気する。
『おい!!海に何か浮いてるぞ!』
見張り台から声にみんなが反応する。
「「・・・・・」」
カヤノとゾロも海に目を凝らす。
「樽だな」
「そう、だね・・・」
「なんだ!なんだ!」
甲板にぞろぞろと上がってくる。
「タル!?しかも見ろよ!!宝って書いてあるぜ!」
一味は樽を船に引き上げた。
「もしかして!!宝船の落とし物じゃねェか!?」
「「お宝!?」」
ルフィの言葉に反応するウソップとチョッパー。
「残念だけど中身はお酒と保存食よ」
尽かさずナミが言った。
「何で見てねェのにわかんだよ!!」
「『海神御宝前』って書いてあるでしょ?
それは『流し樽』といって誰かが航海の無事を祈って海の守護神にお供え物をしたってことよ。『宝前』は神様へって意味」
「なんだ・・・じゃあ拾っても意味ねェじゃねェか」
残念そうなルフィ。
「せっかくの酒だろ?飲もうぜ」
「・・・・神様への供物のお酒をよく飲もうって思うね」
「そうだぞ、お前!バチ当たるぞ!!」
カヤノは呆れ、ウソップは焦っている。
「お祈りすれば飲んでも良いのよ?」
「俺は神には祈らねェ」
あっさりとしたゾロ。
「でもね、波にもまれたお酒は格別に美味しいんだって」
「そりゃ味わうべきだな!!よしっ!乾杯するぞ!」
〈え~~~・・・〉
こちらもあっさりと心変わりしたウソップ。
「カヤノも飲もうぜ!」
「いや、私は下戸だから」
誘われたが断るカヤノ、ある意味とばっちりを避けたという事もある。
「飲んだ後は空の樽にまた新しいお供えを入れて流すのが習わしよ」
「開けろ!開けろ!早く!」
「おい、神様ー!!!おやつ貰うぞ――!!」
完全に開封する気満々な一同、さすが空島で『神様』をブッ飛ばしてきただけの事はある(怖いもの知らず)。
「おしっ!開いた!」
ルフィが樽を開けたものの中から何かが飛び出した。
「発光弾!?」
そう、中に入っていたのは供物ではなく位置を知らせるためなどで使用される光弾だった。
「どう思う?」
「ええ、ただのイタズラならいいのだけれど・・・もしかしたらこの船はこの先誰かに狙われるかもしれないわ」
「うん、そう考えた方が良さそうだね」
弾が上がった瞬間、警戒したカヤノの問いにロビンが答える。可能性はゼロではない。
その時、気圧が変わった。
「みんな、持ち場へ!南南東に逃げるわよ!!大嵐が来る!!!」
ナミの予感は的中した、五分後、サニー号は嵐に見舞われた。
「ダメだわ、完全に向かい風!!!」
甲板には激しい雨が降る注ぐ。
「前が見えないっ・・・このままじゃ」
「オイ!!カヤノ、見縊ってもらっちゃあ困るぜ!!この船の力はこんなもんじゃないぜ!?」
ニヤリとフランキーが笑った、何か策があるようだ。