ONE PEICEの連載夢小説の設定は本編の『設定・注意書き』をお読みください。
第16話 魔の海への冒険へ
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「いいや、カヤノちゃんがそれでいいなら俺は構わないよ。ありがとう、呼んでくれて」
「ううん、こちらこそ」
余所者なのにこんなに歓迎してくてれて、カヤノにとっては彼らに対して感謝の気持ちでいっぱいだ。
ドボンッ!
そこへ生簀に何かが放り込まれた。
「または入ってきたわ」
しかし入ってきた魚をよく見ると・・・。
「アレってサメだよね・・・?」
「そうね」
「サメって・・・あのバカ共っ(怒)」
そこへバンッと勢いよく扉を開けて入ってきたルフィとウソップ。
「おーい、サメ入ってきたか!?すげーツノ生えたやつ!!」
自分が捕まえた獲物を水槽で見ようとワクワクしながら入ってきた。
「うん、確かにサメは入ってきたんだけど・・・」
「今まで釣ったお魚はみんないなくなっちゃったわよ?」
生簀を見れば先ほどのサメが生簀の中の魚を喰い尽くし、あまつさえゲップもしていた。
「ギャ――――――っ!!!」
「共存ってもんを考えろ、当たり前だろうが!!」
「チキショー!!コイツ今日の晩飯にしてやる!!
サンジ!!丸焼きだ、こんなアホザメは!!」
「待て、素人め・・・」
顎に手を添えて思案するサンジ。
「せっかく新鮮な魚だ、丸焼きだけにするのは勿体ない。
寿司か・・・湯ざらしにして、辛い酢味噌でいくのもいいか。天ぷらも美味そうだな」
「んまほー!!腹減ってきた!」
皆の喜んでいる顔に表情がほころぶカヤノだった。
――――――――――――
その後、各々の部屋でつかの間の休息を楽しんでいた。
「隣り、いいか?」
「あ、ゾロさん」
ナミから借りた航海日誌を読んでいたカヤノの隣りにゾロが座った。
「何読んでたんだ?」
「航海日誌です、みんながこれまで体験してきたことを私も知りたくて・・・」
ペラリとページを捲る。
「東の海でもたくさんのところがあるんですね、みんなはそこでたくさんの人と出会い別れてきた。
悲しいこともあったけれど、それ以上に貴重な体験をした。航海日誌からそれが読み取れます」
そしてゾロの刀を見る。
「あなたの剣術も冒険を通して数多の敵を倒してきたから自身の力とともに成長してきたのですね、とても感銘を受けました」
「褒めてくれるのは嬉しいがな、それよりも―――・・・・」
いきなりゾロが顔を近づけてくる。
「え?何でしょう?」
「俺には呼び捨ても敬語も使うのか?」
「あ、えっと――・・・」
「俺は惚れた女には名前で呼ばれたい、言葉も堅苦しくしてほしくない」
「つっ////」
ゾロの気持ちは分かる、自分だって好きな人から余所余所しくされるのは嫌だ。
「カヤノ」
「・・・・・////」
ゾロに呼ばれて顔を上げると彼の瞳が真っ直ぐに自分を見ていた。
「名前、呼んでくれ」
「・・・・・////」
何だろう、この何とも言えない高揚感は・・・初めての恋だから?それともただ漠然的に緊張しているだけなのか。
「ゾ・・・」
「・・・・・」
「ゾ、ロ・・・」
「もっとはっきり」
「っ・・・////ゾロッ・・・!」
少しやけくそ交じりだが言い切ったカヤノに対してゾロは満足そうである。
「上出来だ、良くできたな」
そう言うとチュッと額に軽い口づけをした。
「ううん、こちらこそ」
余所者なのにこんなに歓迎してくてれて、カヤノにとっては彼らに対して感謝の気持ちでいっぱいだ。
ドボンッ!
そこへ生簀に何かが放り込まれた。
「または入ってきたわ」
しかし入ってきた魚をよく見ると・・・。
「アレってサメだよね・・・?」
「そうね」
「サメって・・・あのバカ共っ(怒)」
そこへバンッと勢いよく扉を開けて入ってきたルフィとウソップ。
「おーい、サメ入ってきたか!?すげーツノ生えたやつ!!」
自分が捕まえた獲物を水槽で見ようとワクワクしながら入ってきた。
「うん、確かにサメは入ってきたんだけど・・・」
「今まで釣ったお魚はみんないなくなっちゃったわよ?」
生簀を見れば先ほどのサメが生簀の中の魚を喰い尽くし、あまつさえゲップもしていた。
「ギャ――――――っ!!!」
「共存ってもんを考えろ、当たり前だろうが!!」
「チキショー!!コイツ今日の晩飯にしてやる!!
サンジ!!丸焼きだ、こんなアホザメは!!」
「待て、素人め・・・」
顎に手を添えて思案するサンジ。
「せっかく新鮮な魚だ、丸焼きだけにするのは勿体ない。
寿司か・・・湯ざらしにして、辛い酢味噌でいくのもいいか。天ぷらも美味そうだな」
「んまほー!!腹減ってきた!」
皆の喜んでいる顔に表情がほころぶカヤノだった。
――――――――――――
その後、各々の部屋でつかの間の休息を楽しんでいた。
「隣り、いいか?」
「あ、ゾロさん」
ナミから借りた航海日誌を読んでいたカヤノの隣りにゾロが座った。
「何読んでたんだ?」
「航海日誌です、みんながこれまで体験してきたことを私も知りたくて・・・」
ペラリとページを捲る。
「東の海でもたくさんのところがあるんですね、みんなはそこでたくさんの人と出会い別れてきた。
悲しいこともあったけれど、それ以上に貴重な体験をした。航海日誌からそれが読み取れます」
そしてゾロの刀を見る。
「あなたの剣術も冒険を通して数多の敵を倒してきたから自身の力とともに成長してきたのですね、とても感銘を受けました」
「褒めてくれるのは嬉しいがな、それよりも―――・・・・」
いきなりゾロが顔を近づけてくる。
「え?何でしょう?」
「俺には呼び捨ても敬語も使うのか?」
「あ、えっと――・・・」
「俺は惚れた女には名前で呼ばれたい、言葉も堅苦しくしてほしくない」
「つっ////」
ゾロの気持ちは分かる、自分だって好きな人から余所余所しくされるのは嫌だ。
「カヤノ」
「・・・・・////」
ゾロに呼ばれて顔を上げると彼の瞳が真っ直ぐに自分を見ていた。
「名前、呼んでくれ」
「・・・・・////」
何だろう、この何とも言えない高揚感は・・・初めての恋だから?それともただ漠然的に緊張しているだけなのか。
「ゾ・・・」
「・・・・・」
「ゾ、ロ・・・」
「もっとはっきり」
「っ・・・////ゾロッ・・・!」
少しやけくそ交じりだが言い切ったカヤノに対してゾロは満足そうである。
「上出来だ、良くできたな」
そう言うとチュッと額に軽い口づけをした。