ONE PEICEの連載夢小説の設定は本編の『設定・注意書き』をお読みください。
第16話 魔の海への冒険へ
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「ありがとう!カヤノ!おかげで元の航路に戻ることができたわ!」
彦名島を出てから海流の流れをカヤノに教えてもらったナミは最短距離でサニー号を元の航路に戻すことに成功した。
「いいえ、あそこは少し流れの強弱が変わるので・・・ただ風を読めばそれほど難しくはないんですよ」
「勉強になったわ、ありがとう・・・ところで」
「はい?」
「アンタ、その敬語!そろそろ緩めなさいよ!」
「えっ・・・でも・・・」
「私たちはもう仲間!仲間内で堅苦しいのはNGよ!」
「・・・・・」
カヤノは少し困り顔。
今いるのは船室、大きな生簀のある部屋だ、水族館気分を味わえるというわけだ。
「そうね」
「ロビンさん」
話を聞いていたロビンもやってきた。
「敬語もいいけれど、なんだか余所余所しく聞こえてしまうから少し悲しいわ」
「そーだぜ?」
続いてフランキー。
「仲間に遠慮は無用!もっとフランクにいこうぜ!」
「あ、はははは・・・」
フランキーの服装はなかなか慣れないなと苦笑いしているとサンジがドリンクを持ってきた。
「さあ、どうぞ」
「これは?」
「オレンジティーだよ、ナミさんのオレンジを使わせてもらったんだ」
綺麗なオレンジ色の紅茶、一口飲んでみる。
「ん・・・美味しい!」
「そうでしょう!私のミカンはそんじょそこらのとは違うんだから!」
「優しい味がする・・・ナミの愛情がたくさん詰まってるんだね」
「つっ!」
一瞬のほわんとした笑顔、その場の全員は見惚れてしまった。
「いやだ、もう!この子は・・・」
「え?」
「可愛い事言うわ!!」
「うわっ!!」
突然抱きつかれて戸惑うカヤノ。
「ちょ、ナミさっ・・・!」
「『ナミ』よ」
「・・・・・っ////」
「言うまで離さないからね?」
「じゃあ、俺も『さん』付け抜きで呼んでもらおうか?」
「なら私も」
「俺も呼んでよ、カヤノちゃん」
「え・・・あ、あの・・・////」
突然四人からの押し方にタジタジのカヤノ。
「えっと・・・じゃあ・・ナ、ナミ」
「うん!うん!」
「フ、フランキー・・・」
「おう!」
「ロ、ロビン・・・」
「クスッ」
「それから・・・」
最後にサンジを見て言い澱むカヤノ。
「サ・・・サンジ・・・////」
名前を呼ばれたことで微笑むサンジ、しかし―――・・・。
「くん・・・」
コケッ!
最後に『くん』付けをされてズッコケる。
「あら?サンジは呼び捨てじゃないのね?」
「はい・・・あ、うん。何というか・・・ナミが『くん』付けして呼んでるのを聞いたらそっちの方が私もしっくりくるから」
申し訳なさそうにサンジを見上げて―――・・・。
「ダメ・・・かな?」
「つっ!?」
思わず胸を鷲掴みにされた衝動に襲われたサンジ。
彦名島を出てから海流の流れをカヤノに教えてもらったナミは最短距離でサニー号を元の航路に戻すことに成功した。
「いいえ、あそこは少し流れの強弱が変わるので・・・ただ風を読めばそれほど難しくはないんですよ」
「勉強になったわ、ありがとう・・・ところで」
「はい?」
「アンタ、その敬語!そろそろ緩めなさいよ!」
「えっ・・・でも・・・」
「私たちはもう仲間!仲間内で堅苦しいのはNGよ!」
「・・・・・」
カヤノは少し困り顔。
今いるのは船室、大きな生簀のある部屋だ、水族館気分を味わえるというわけだ。
「そうね」
「ロビンさん」
話を聞いていたロビンもやってきた。
「敬語もいいけれど、なんだか余所余所しく聞こえてしまうから少し悲しいわ」
「そーだぜ?」
続いてフランキー。
「仲間に遠慮は無用!もっとフランクにいこうぜ!」
「あ、はははは・・・」
フランキーの服装はなかなか慣れないなと苦笑いしているとサンジがドリンクを持ってきた。
「さあ、どうぞ」
「これは?」
「オレンジティーだよ、ナミさんのオレンジを使わせてもらったんだ」
綺麗なオレンジ色の紅茶、一口飲んでみる。
「ん・・・美味しい!」
「そうでしょう!私のミカンはそんじょそこらのとは違うんだから!」
「優しい味がする・・・ナミの愛情がたくさん詰まってるんだね」
「つっ!」
一瞬のほわんとした笑顔、その場の全員は見惚れてしまった。
「いやだ、もう!この子は・・・」
「え?」
「可愛い事言うわ!!」
「うわっ!!」
突然抱きつかれて戸惑うカヤノ。
「ちょ、ナミさっ・・・!」
「『ナミ』よ」
「・・・・・っ////」
「言うまで離さないからね?」
「じゃあ、俺も『さん』付け抜きで呼んでもらおうか?」
「なら私も」
「俺も呼んでよ、カヤノちゃん」
「え・・・あ、あの・・・////」
突然四人からの押し方にタジタジのカヤノ。
「えっと・・・じゃあ・・ナ、ナミ」
「うん!うん!」
「フ、フランキー・・・」
「おう!」
「ロ、ロビン・・・」
「クスッ」
「それから・・・」
最後にサンジを見て言い澱むカヤノ。
「サ・・・サンジ・・・////」
名前を呼ばれたことで微笑むサンジ、しかし―――・・・。
「くん・・・」
コケッ!
最後に『くん』付けをされてズッコケる。
「あら?サンジは呼び捨てじゃないのね?」
「はい・・・あ、うん。何というか・・・ナミが『くん』付けして呼んでるのを聞いたらそっちの方が私もしっくりくるから」
申し訳なさそうにサンジを見上げて―――・・・。
「ダメ・・・かな?」
「つっ!?」
思わず胸を鷲掴みにされた衝動に襲われたサンジ。