ONE PEICEの連載夢小説の設定は本編の『設定・注意書き』をお読みください。
第15話 出航だ!
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「ルフィさん、みなさん、これからよろしくお願いします」
礼儀正しくお辞儀をするカヤノ。
「止めろよぉ~~!今日から俺たち仲間なんだぜ?もうちょっと力抜けって!!」
むず痒そうにしているルフィ。
「そうよ!アンタはもう私たちの仲間!同志!もう少し砕けなさい!」
ナミも肩に手を置く、他のメンバーもうんうんと頷く。
「カヤノちゅあ~ん!サンジ特性ドリンクだよ~ん!」
サンジがトレーを持って器用にクルクル回転しながらやってくる。
ポンとグラスを渡されるカヤノ、するとグイッと腕を引かれる。
「!?」
「つっ!?オイ、何してんだ!クソマリモ!」
「うるせー、俺はカヤノに用があるんだ、連れてくぜ」
「なっ!お、おい!」
「いいんだ、サンジ」
引き留めようとするサンジをルフィが止める。
「一味の歓迎会は後でやろうぜ、その支度を頼む」
「・・・・わかったよ」
サンジはしぶしぶ船室のキッチンに戻って行く、それを見送るとゾロに二ッと笑いかけるルフィ。
船長の配慮に感謝し、カヤノを連れていくゾロ。
――――――――――――――
「あの・・・何ですか?」
甲板の先端で海を眺めながら話しかけるカヤノ。
「お前にだけ話しておきたかったことがあった、だから連れて来た」
「?」
「島でルフィがお前に『仲間になれ』って言ったがな。一味の話し合いの前にお前を仲間したいとルフィに提案したのは俺だ」
「え?」
意外な事実に驚く。
「な、何故ですか?」
「お前に惚れた」
ゾロの理由に危うくドリンクを噴きそうになったカヤノ。
「・・・・・な、何ですって?」
「惚れたんだよ、俺が、お前に」
「えーっと・・・」
混乱する頭で何とか理解しようとするカヤノ。
「・・・・・それは、人柄的な意味で?それとも異性の意味で?」
するとゾロがズイッと距離を縮めてくる。
「後者」
「つっ////」
不意の耳打ちで今度はグラスを落としそうになる。
「返事はまだしなくていい、ただ俺の気持ちは伝えた」
震えるカヤノの手を握り、しっかりグラスを握らせる。そして軽く彼女の頬を撫でた。
「これからじっくり時間をかけて落とすからな・・・覚悟、しておけよ?」
そう言うとゾロは離れて行った。
「・・・・・////」
晴れて麦わらの一味に加わったカヤノ、これからどんなことが彼女の身に振りかかるのか・・・・それは今後のお楽しみである。
彦名島編・終 スリラーバーグ編へ続く
礼儀正しくお辞儀をするカヤノ。
「止めろよぉ~~!今日から俺たち仲間なんだぜ?もうちょっと力抜けって!!」
むず痒そうにしているルフィ。
「そうよ!アンタはもう私たちの仲間!同志!もう少し砕けなさい!」
ナミも肩に手を置く、他のメンバーもうんうんと頷く。
「カヤノちゅあ~ん!サンジ特性ドリンクだよ~ん!」
サンジがトレーを持って器用にクルクル回転しながらやってくる。
ポンとグラスを渡されるカヤノ、するとグイッと腕を引かれる。
「!?」
「つっ!?オイ、何してんだ!クソマリモ!」
「うるせー、俺はカヤノに用があるんだ、連れてくぜ」
「なっ!お、おい!」
「いいんだ、サンジ」
引き留めようとするサンジをルフィが止める。
「一味の歓迎会は後でやろうぜ、その支度を頼む」
「・・・・わかったよ」
サンジはしぶしぶ船室のキッチンに戻って行く、それを見送るとゾロに二ッと笑いかけるルフィ。
船長の配慮に感謝し、カヤノを連れていくゾロ。
――――――――――――――
「あの・・・何ですか?」
甲板の先端で海を眺めながら話しかけるカヤノ。
「お前にだけ話しておきたかったことがあった、だから連れて来た」
「?」
「島でルフィがお前に『仲間になれ』って言ったがな。一味の話し合いの前にお前を仲間したいとルフィに提案したのは俺だ」
「え?」
意外な事実に驚く。
「な、何故ですか?」
「お前に惚れた」
ゾロの理由に危うくドリンクを噴きそうになったカヤノ。
「・・・・・な、何ですって?」
「惚れたんだよ、俺が、お前に」
「えーっと・・・」
混乱する頭で何とか理解しようとするカヤノ。
「・・・・・それは、人柄的な意味で?それとも異性の意味で?」
するとゾロがズイッと距離を縮めてくる。
「後者」
「つっ////」
不意の耳打ちで今度はグラスを落としそうになる。
「返事はまだしなくていい、ただ俺の気持ちは伝えた」
震えるカヤノの手を握り、しっかりグラスを握らせる。そして軽く彼女の頬を撫でた。
「これからじっくり時間をかけて落とすからな・・・覚悟、しておけよ?」
そう言うとゾロは離れて行った。
「・・・・・////」
晴れて麦わらの一味に加わったカヤノ、これからどんなことが彼女の身に振りかかるのか・・・・それは今後のお楽しみである。
彦名島編・終 スリラーバーグ編へ続く