ONE PEICEの連載夢小説の設定は本編の『設定・注意書き』をお読みください。
第15話 出航だ!
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「ハハハッ・・・お二人は『喧嘩するほど仲が良い』ということわざの見本みたですね」
そこへ包帯を巻いてはいるものの自力で歩いてやってきたカヤノ。
「カヤノちゃん、体は大丈夫なのかい?」
「はい、打撲と軽いその他諸々で済みました。ロビンさんやチョッパーさんの助けが早かったので」
「えへへへっ~~~///褒められたって嬉しくねーぞ、コノヤロめ!////」
口ではそう言っているものの顔がにやけているので『嬉しいんだな』と感じたカヤノ。
「カヤノ!立ってねーでこっちに来いよ!一緒に食おうぜ!!」
ルフィが手を振るがカヤノはそれを制した。
「宴に参加する前にみんなの前ではっきりさせてもらいたいことがあります」
「ん?何だ?」
「私があなた方に働いた無礼の数々のけじめです」
その言葉に賑やかだった場が静まり返った。
「カヤノっ、何もこんなところで・・・」
「こんな場所だからだよ、母さん。
私は自分のしてきたことの償いを船長であるルフィさんに決めてもらい、みんなにはその処罰の除名嘆願はしないでほしいと思っているから」
カヤノはその場に膝を付いた。
「私にできることならさせていただきます、ルフィさん。遠慮せずに仰ってください」
「・・・・・・」
骨付き肉の丸焼きを皿に置いたルフィ。
「そんなに畏まんなよ、一緒に戦った仲間だろ?
それにお前に頼むことはもう決めてあるんだ」
椅子から立ち上がるとカヤノの傍に片膝をついて屈むルフィ。
「カヤノ」
「はい」
「俺たちの仲間になれ」
その言葉にカヤノを含めて島の住人の顔が鳩が豆鉄砲を食ったような顔になる。
「ええええぇぇぇ~~~っ!!!」
島民の声が騒がしい。
「・・・・・」
言われた本人、カヤノは未だにポカーン顔。
そこへチョッパーが駆け寄ってきた。
「実はな、お前が療養している間にみんなで話し合ったんだ。
お前が言ってた『償い』についてどうしようかってな。そしたらルフィが『仲間にしたい!』って言ったんだ」
「え・・・何で?どういう事ですか?」
「だって面白い奴だからさ!お前!」
ルフィの答えにまたポカーン顔になるカヤノ。
「強いし、面白れーし、それに一生懸命だしよ」
ルフィは初めこそ仲間を傷つけたカヤノが許せなかった、でも自分の立場や命の危険があるにも関わらずさりげなく逃走経路を用意し、ゾロを助け、また目の届かないところまで支援物資を提供するところに感銘を受けたのだ。
「俺はお前みたいに一生懸命なやつが大好きなんだ、だからお前と一緒にこの先の冒険をしてみたいって思ったんだ」
「・・・・・・」
「それにみんなもノリ気だぜ?」
周囲を見れば他のメンバーもうんうん頷いている。
「カヤノなら大歓迎よ!」
「ええ、あなたとってもいい子だもの」
「おう!お前が来てくれれば千人力だぜ!」
「薬草にも詳しそうだしな!俺も来てくれたら嬉しいよ!」
「お前の腕ならスーパーな活躍ができるぜ!俺様が保証するぜ!」
サンジも言葉にはしないがニッコリこちらを見ている。
次にゾロを見た、彼が言ったのは簡潔な言葉だった。
「お前の人生だ、お前が決めろ」
「・・・・・・」
カヤノはまだ決断しきれずにいる。
そこへ包帯を巻いてはいるものの自力で歩いてやってきたカヤノ。
「カヤノちゃん、体は大丈夫なのかい?」
「はい、打撲と軽いその他諸々で済みました。ロビンさんやチョッパーさんの助けが早かったので」
「えへへへっ~~~///褒められたって嬉しくねーぞ、コノヤロめ!////」
口ではそう言っているものの顔がにやけているので『嬉しいんだな』と感じたカヤノ。
「カヤノ!立ってねーでこっちに来いよ!一緒に食おうぜ!!」
ルフィが手を振るがカヤノはそれを制した。
「宴に参加する前にみんなの前ではっきりさせてもらいたいことがあります」
「ん?何だ?」
「私があなた方に働いた無礼の数々のけじめです」
その言葉に賑やかだった場が静まり返った。
「カヤノっ、何もこんなところで・・・」
「こんな場所だからだよ、母さん。
私は自分のしてきたことの償いを船長であるルフィさんに決めてもらい、みんなにはその処罰の除名嘆願はしないでほしいと思っているから」
カヤノはその場に膝を付いた。
「私にできることならさせていただきます、ルフィさん。遠慮せずに仰ってください」
「・・・・・・」
骨付き肉の丸焼きを皿に置いたルフィ。
「そんなに畏まんなよ、一緒に戦った仲間だろ?
それにお前に頼むことはもう決めてあるんだ」
椅子から立ち上がるとカヤノの傍に片膝をついて屈むルフィ。
「カヤノ」
「はい」
「俺たちの仲間になれ」
その言葉にカヤノを含めて島の住人の顔が鳩が豆鉄砲を食ったような顔になる。
「ええええぇぇぇ~~~っ!!!」
島民の声が騒がしい。
「・・・・・」
言われた本人、カヤノは未だにポカーン顔。
そこへチョッパーが駆け寄ってきた。
「実はな、お前が療養している間にみんなで話し合ったんだ。
お前が言ってた『償い』についてどうしようかってな。そしたらルフィが『仲間にしたい!』って言ったんだ」
「え・・・何で?どういう事ですか?」
「だって面白い奴だからさ!お前!」
ルフィの答えにまたポカーン顔になるカヤノ。
「強いし、面白れーし、それに一生懸命だしよ」
ルフィは初めこそ仲間を傷つけたカヤノが許せなかった、でも自分の立場や命の危険があるにも関わらずさりげなく逃走経路を用意し、ゾロを助け、また目の届かないところまで支援物資を提供するところに感銘を受けたのだ。
「俺はお前みたいに一生懸命なやつが大好きなんだ、だからお前と一緒にこの先の冒険をしてみたいって思ったんだ」
「・・・・・・」
「それにみんなもノリ気だぜ?」
周囲を見れば他のメンバーもうんうん頷いている。
「カヤノなら大歓迎よ!」
「ええ、あなたとってもいい子だもの」
「おう!お前が来てくれれば千人力だぜ!」
「薬草にも詳しそうだしな!俺も来てくれたら嬉しいよ!」
「お前の腕ならスーパーな活躍ができるぜ!俺様が保証するぜ!」
サンジも言葉にはしないがニッコリこちらを見ている。
次にゾロを見た、彼が言ったのは簡潔な言葉だった。
「お前の人生だ、お前が決めろ」
「・・・・・・」
カヤノはまだ決断しきれずにいる。