ONE PEICEの連載夢小説の設定は本編の『設定・注意書き』をお読みください。
第14話 背負う覚悟
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「そうだな・・・シンプルなものは時として緻密な策をも覆すものだ」
カヤノが愛刀の蜻蛉を鞘に擦り付ける。
「でもシンプルなものはガタが来るのが早い、消滅は・・・・一瞬だ」
蜻蛉の刀身が赤く焼ける。
「な、何だ!その刃は!」
「山津見流・・・・」
赤い刀身が水晶化した針山を次々と切断していく。
「ば、馬鹿な!俺の水晶の針山が!」
しかも切り口からが少しだが硝煙が昇っている、おそらく斬られた断面が溶けているのだ。
「火の剣技・『蠟梅(ろうばい)』」
溶けた水晶は根元に垂れていき、両断されたもう片方も倒れた切り口からドロドロと溶けている。
「バーグマン、お前の水晶は殆どが硝子だ。確かに硝子は耐久性が低い分、反射するし、割れても武器になるから利用価値は高い。
だが、弱点さえ見つけてしまえばいくらでもやりようはある」
硝子は熱に溶ける、元々鉱石を溶かして作っているのだから熱に弱いのだ。
まして悪魔の実は『耐熱性』といった加工がしてあるわけではない純粋な能力。
相性にもよるけれどもそれ以前にモノには何しろ弱点がある。
「成程、そう言う事なら――・・・」
ゾロも刀を抜いた。
「俺もお前のご相伴にあずかろうか?」
「どうぞ」
彼女は鞘を抜いた、それを見てゾロは驚愕。彼女の鞘の口には砥石がついていたのだ、先程の赤い刀身はこの砥石に刀身を擦り、摩擦によって作られたのだと合点がいった。
「つくづく面白い奴だ」
にやりと笑ったゾロはルフィに声をかける。
「ルフィ、準備はいいか?」
「おう!もちろんだ!」
ルフィは両足を開いて右拳を地面に置いていた。
「ギア2(セカンド)!」
ルフィの体が赤くなり蒸気を発している。
「つまりは高温の攻撃で食らわせて粉々に砕けばいいんだろう?」
「まあ、間違ってはいないです・・・」
「よっしゃあ!!行くぜ!!」
「!」
ルフィとゾロは飛び上がった。
「ゴムゴムのJET銃(ジェットピストル)!!」
「一刀流・焼鬼斬り(やきおにぎり)!」
肉体強化によって体温が上昇したルフィの拳と蜻蛉の鞘の摩擦により刀身を燃やしたゾロの技が炸裂する。
「!」
「トドメだ!バーグマン!」
「・・・・・・」
「ゴムゴムの・・・」
「!?」
「『JET(ジェット)スタンプ』!!」
ルフィの高速の蹴りがバーグマンをヒットする、体勢が持ちこたえられずにふら付く彼に最後のダメ押しだ。
「まだ終わりじゃねぇぞ」
「っ・・・!!」
「『三・千・世・界(さんぜんせかい)』!!」
ゾロの回転剣技がバーグマンに直撃、彼の体は岩壁にめり込んでいた。
「テメーが虐げてきた島の連中の心はこんなもんじゃ晴れねえだろうがな。
その傷じゃあもう闘えねえ・・・さっさと下僕たちを回収してこの島から出て行くんだな」
ゾロが冷たく見下ろしていたがバーグマンは予想に外れて笑みを漏らしている。
カヤノが愛刀の蜻蛉を鞘に擦り付ける。
「でもシンプルなものはガタが来るのが早い、消滅は・・・・一瞬だ」
蜻蛉の刀身が赤く焼ける。
「な、何だ!その刃は!」
「山津見流・・・・」
赤い刀身が水晶化した針山を次々と切断していく。
「ば、馬鹿な!俺の水晶の針山が!」
しかも切り口からが少しだが硝煙が昇っている、おそらく斬られた断面が溶けているのだ。
「火の剣技・『蠟梅(ろうばい)』」
溶けた水晶は根元に垂れていき、両断されたもう片方も倒れた切り口からドロドロと溶けている。
「バーグマン、お前の水晶は殆どが硝子だ。確かに硝子は耐久性が低い分、反射するし、割れても武器になるから利用価値は高い。
だが、弱点さえ見つけてしまえばいくらでもやりようはある」
硝子は熱に溶ける、元々鉱石を溶かして作っているのだから熱に弱いのだ。
まして悪魔の実は『耐熱性』といった加工がしてあるわけではない純粋な能力。
相性にもよるけれどもそれ以前にモノには何しろ弱点がある。
「成程、そう言う事なら――・・・」
ゾロも刀を抜いた。
「俺もお前のご相伴にあずかろうか?」
「どうぞ」
彼女は鞘を抜いた、それを見てゾロは驚愕。彼女の鞘の口には砥石がついていたのだ、先程の赤い刀身はこの砥石に刀身を擦り、摩擦によって作られたのだと合点がいった。
「つくづく面白い奴だ」
にやりと笑ったゾロはルフィに声をかける。
「ルフィ、準備はいいか?」
「おう!もちろんだ!」
ルフィは両足を開いて右拳を地面に置いていた。
「ギア2(セカンド)!」
ルフィの体が赤くなり蒸気を発している。
「つまりは高温の攻撃で食らわせて粉々に砕けばいいんだろう?」
「まあ、間違ってはいないです・・・」
「よっしゃあ!!行くぜ!!」
「!」
ルフィとゾロは飛び上がった。
「ゴムゴムのJET銃(ジェットピストル)!!」
「一刀流・焼鬼斬り(やきおにぎり)!」
肉体強化によって体温が上昇したルフィの拳と蜻蛉の鞘の摩擦により刀身を燃やしたゾロの技が炸裂する。
「!」
「トドメだ!バーグマン!」
「・・・・・・」
「ゴムゴムの・・・」
「!?」
「『JET(ジェット)スタンプ』!!」
ルフィの高速の蹴りがバーグマンをヒットする、体勢が持ちこたえられずにふら付く彼に最後のダメ押しだ。
「まだ終わりじゃねぇぞ」
「っ・・・!!」
「『三・千・世・界(さんぜんせかい)』!!」
ゾロの回転剣技がバーグマンに直撃、彼の体は岩壁にめり込んでいた。
「テメーが虐げてきた島の連中の心はこんなもんじゃ晴れねえだろうがな。
その傷じゃあもう闘えねえ・・・さっさと下僕たちを回収してこの島から出て行くんだな」
ゾロが冷たく見下ろしていたがバーグマンは予想に外れて笑みを漏らしている。