ONE PEICEの連載夢小説の設定は本編の『設定・注意書き』をお読みください。
第14話 背負う覚悟
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地面が水晶化していく。
「うおっ、わわわわっ!!」
ルフィはツルツルした足場に苦戦している。
― 珪石領域(クォーツ・フィールド) ―
「シンプルなものほど怖い・・・俺、いつも言ってたよなぁ?」
「・・・・・」
「その意味をこれから教えてやるよ」
地面の水晶に力を注ぐと波打つように棘が飛び出してくる。
「うおっ!?何だこりゃ!?」
「「!」」
上空に逃げる三人。
「馬鹿が、上に逃げても良い的だ」
狙いをつけていたようにゾロとカヤノに水晶の棘が向かってくる。
「ゾロさん!」
「おう!」
互いの足を足場にして攻撃を避ける。
「『二輪咲き(ドス・フルール)』」
水晶の地面に腕を咲かせてルフィの体を引っ張るロビン。
これによってルフィの串刺しは免れた。
「悪りぃな、ロビン」
「うふふ、お安い御用よ。
でもこの地形・・・バーグマンの能力を最大限に生かせることができる、まさに独壇場だわ」
「どうする?」
サンジも危険を察している様だ。
「サンジさんとロビンさんは外の応援部隊の迎撃をお願いします」
そこへカヤノが指示を出した。
「え、でも・・・」
「ロビンさんも言ったようにこの水晶化されたフィールドはバーグマンの独壇場。
ロビンさんのハナハナの実で関節技を用いたとしてもバーグマンには届かない。
おそらくヤツもそれを理解して射程距離ギリギリまで私たちを踏み込ませる気はないでしょう」
「クソッ・・・」
「それに第二研究棟やツラナギたちが心配です、彼らの生存確認のためにも引き受けてもらいませんか?」
「「・・・・・」」
二人はできれば残りたかったが外の仲間が心配でないわけではない。
「わかったわ」
「ありがとうございます、出口は日誌を持っているのでわかりますよね」
「ええ、もう記憶済みよ」
「ありがたいです、ではサンジさんと一緒に脱出してください。みんなをよろしくお願いします」
「ああ、分かったぜ。カヤノちゃんも危なくなったらコイツらを遠慮なくこき使っていいからな」
サンジがルフィの頭を小突く。
「はい、そうさせてもらいます」
ニッコリ微笑むとロビンとサンジはその場を去った。
「これでまず二人は助かる・・・」
「ん?何か言ったか?」
ボソリと言ったとのでよく聞き取れなかったルフィはカヤノに聞き返した。
「いいえ、こちらはこちらで対抗策を考えましょう」
「そんな暇があると思うのか?」
地面から針山が波打って連続的に三人を攻撃してくる。
「『石英の荒波(ラフウェーブ・オブ・クォーツ)!!』」
水晶の棘が波のように沈んでは盛り上がりを繰り返し三人を自分の射程距離内に踏み入れない様にしている。
「くっそおおォォ!!」
避けてはまた次の針山が生えてくる、これでは防戦一方だ。
「シンプルが故の恐ろしさ、分かっただろう?小僧ども!」
勝ち誇った顔のバーグマン。
「うおっ、わわわわっ!!」
ルフィはツルツルした足場に苦戦している。
― 珪石領域(クォーツ・フィールド) ―
「シンプルなものほど怖い・・・俺、いつも言ってたよなぁ?」
「・・・・・」
「その意味をこれから教えてやるよ」
地面の水晶に力を注ぐと波打つように棘が飛び出してくる。
「うおっ!?何だこりゃ!?」
「「!」」
上空に逃げる三人。
「馬鹿が、上に逃げても良い的だ」
狙いをつけていたようにゾロとカヤノに水晶の棘が向かってくる。
「ゾロさん!」
「おう!」
互いの足を足場にして攻撃を避ける。
「『二輪咲き(ドス・フルール)』」
水晶の地面に腕を咲かせてルフィの体を引っ張るロビン。
これによってルフィの串刺しは免れた。
「悪りぃな、ロビン」
「うふふ、お安い御用よ。
でもこの地形・・・バーグマンの能力を最大限に生かせることができる、まさに独壇場だわ」
「どうする?」
サンジも危険を察している様だ。
「サンジさんとロビンさんは外の応援部隊の迎撃をお願いします」
そこへカヤノが指示を出した。
「え、でも・・・」
「ロビンさんも言ったようにこの水晶化されたフィールドはバーグマンの独壇場。
ロビンさんのハナハナの実で関節技を用いたとしてもバーグマンには届かない。
おそらくヤツもそれを理解して射程距離ギリギリまで私たちを踏み込ませる気はないでしょう」
「クソッ・・・」
「それに第二研究棟やツラナギたちが心配です、彼らの生存確認のためにも引き受けてもらいませんか?」
「「・・・・・」」
二人はできれば残りたかったが外の仲間が心配でないわけではない。
「わかったわ」
「ありがとうございます、出口は日誌を持っているのでわかりますよね」
「ええ、もう記憶済みよ」
「ありがたいです、ではサンジさんと一緒に脱出してください。みんなをよろしくお願いします」
「ああ、分かったぜ。カヤノちゃんも危なくなったらコイツらを遠慮なくこき使っていいからな」
サンジがルフィの頭を小突く。
「はい、そうさせてもらいます」
ニッコリ微笑むとロビンとサンジはその場を去った。
「これでまず二人は助かる・・・」
「ん?何か言ったか?」
ボソリと言ったとのでよく聞き取れなかったルフィはカヤノに聞き返した。
「いいえ、こちらはこちらで対抗策を考えましょう」
「そんな暇があると思うのか?」
地面から針山が波打って連続的に三人を攻撃してくる。
「『石英の荒波(ラフウェーブ・オブ・クォーツ)!!』」
水晶の棘が波のように沈んでは盛り上がりを繰り返し三人を自分の射程距離内に踏み入れない様にしている。
「くっそおおォォ!!」
避けてはまた次の針山が生えてくる、これでは防戦一方だ。
「シンプルが故の恐ろしさ、分かっただろう?小僧ども!」
勝ち誇った顔のバーグマン。