ONE PEICEの連載夢小説の設定は本編の『設定・注意書き』をお読みください。
第13話 解禁!ソノソノの実の能力!
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その頃、イングリットは痛む体を起こしてみると丁度マルランがやられるところを目撃した。
「マルランっ・・・全く、役に立たない男!」
「それはあなたも同じじゃなくて?」
「はあ?!」
聞こえた声に振り向くイングリット、現れたのはロビン。
「あなたが身につけているドレスも靴もアクセサリーも、化粧品もこの島の人々が血の滲むような努力をして開拓した土地で必死に働いて作り上げた産物によって築き上げた財産で手に入れた物。
自分は一切苦労せずに湯水のように使い、気に入らなければ力づくでねじ伏せる」
「だから何よ?私は可愛いのよ、踊りもセンスも抜群なの。口だけの女でもない、ちゃんと戦えるわ」
フフンと崩れた前髪をはらって見下すように言ってのけるイングリット。
「私はお金を自由に使える権利があるの、何日かけても何億かけても良いの。
アンタみたいにスタイルが良くても頭がカチカチの年増にはわからないでしょうけど?」
イングリットは麦わらの一味の手配書を見た時、同じ年頃のナミに関しては面白くないと思っていたがニコ・ロビンには勝ち誇っていた。
何故なら自分よりも一回り年上で考古学者という派手でも何でもない職業だったからだ。
自分は十代でスタイルも良い、流行にも敏感で服や小物類はいつもブランドもの、そして財力や権力のある素敵なパートナーがいる。
「伸びしろがある私に後先何にもないアンタが敵うわけないのよ」
そう言ってまた転がってる小石をロビンに蹴飛ばしてきた。石はロビンの頬を掠める。
「アハッ!顔に当たっちゃった!ごめんなさいね~、オ・バ・サ・ン♪」
『アハハッ!』と笑いながら嫌な笑みを浮かべるイングリット。
「はあ・・・」
ロビンは『そろそろいいか』と口を開いた。
「あなた、自分の言っていることがどれほど愚かなのか自覚がないようね」
「はあ?」
「『可愛い』、『センスがある』、そんなもので今後の人生を押し通せると思っていることが既に愚かなことだわ。
お得意のダンスも私からしてみれば『足癖が悪い』としか思えないもの」
「なっ!?」
「それにカヤノからも聞いたけれど、あなたは白いドレスを愛用していて『汚れるのが嫌だ』と駄々をこねるから滅多に戦闘には出て来ないってね」
「つっ!!」
「それにダンサーならいくら年を重ねても日々の努力と内側から溢れるオーラで『美しい』と思えるわ。
私は今の自分を卑下することはない、人は必ず老いるもの。それに考古学は私にとって誇れるものなの、歴史にはあなたの下品なダンス以上に美しいものがあり、それを解明することに私は生きがいを感じている。今後どんなに老いても歴史の神秘を追求していくわ」
ロビンは静かに言い聞かせるように締めくくった。
しかしイングリットは面白くない様に癇癪を起す。
「このっ・・・この!!偉そうに私に意見するんじゃないわよ!!」
イングリットは顔を真っ赤にしてロビンを睨みつけるとドレスを裾を上げて駆け出した。ロビンの近くに来るとターンをして足技を繰り出す。
「・・・・・本当に足癖の悪い事だわ」
ロビンは少し距離を取ると両手を交差した構えを取る。地面から腕が二本生えてイングリットの両足を固定してしまう。
「つっ!何!?」
「六輪咲き(セイスフルール)」
イングリットの体(首、肩、腕)に手が生える。
「あなたはまだ将来があるから骨を折るなんてことはしないわ、でもお仕置きはさせてもらう」
足を掴んでいる二本以外の六本の腕が揺らめく。
「『スラップ』!」
バシバシバシバシッ!!
腕がイングリットの顔を含めて体中をビンタする。
「痛っ!痛い!痛いわ!!」
「・・・・・・」
ビンタは止むとなく続けられる。
「痛いってば!痛い!!痛い!!止めて!!」
いくら痛がってもロビンが構えを解くことはない、彼女にとってこれが『お仕置き』なのだ、散々好き勝手やってきたイングリットへの。
「マルランっ・・・全く、役に立たない男!」
「それはあなたも同じじゃなくて?」
「はあ?!」
聞こえた声に振り向くイングリット、現れたのはロビン。
「あなたが身につけているドレスも靴もアクセサリーも、化粧品もこの島の人々が血の滲むような努力をして開拓した土地で必死に働いて作り上げた産物によって築き上げた財産で手に入れた物。
自分は一切苦労せずに湯水のように使い、気に入らなければ力づくでねじ伏せる」
「だから何よ?私は可愛いのよ、踊りもセンスも抜群なの。口だけの女でもない、ちゃんと戦えるわ」
フフンと崩れた前髪をはらって見下すように言ってのけるイングリット。
「私はお金を自由に使える権利があるの、何日かけても何億かけても良いの。
アンタみたいにスタイルが良くても頭がカチカチの年増にはわからないでしょうけど?」
イングリットは麦わらの一味の手配書を見た時、同じ年頃のナミに関しては面白くないと思っていたがニコ・ロビンには勝ち誇っていた。
何故なら自分よりも一回り年上で考古学者という派手でも何でもない職業だったからだ。
自分は十代でスタイルも良い、流行にも敏感で服や小物類はいつもブランドもの、そして財力や権力のある素敵なパートナーがいる。
「伸びしろがある私に後先何にもないアンタが敵うわけないのよ」
そう言ってまた転がってる小石をロビンに蹴飛ばしてきた。石はロビンの頬を掠める。
「アハッ!顔に当たっちゃった!ごめんなさいね~、オ・バ・サ・ン♪」
『アハハッ!』と笑いながら嫌な笑みを浮かべるイングリット。
「はあ・・・」
ロビンは『そろそろいいか』と口を開いた。
「あなた、自分の言っていることがどれほど愚かなのか自覚がないようね」
「はあ?」
「『可愛い』、『センスがある』、そんなもので今後の人生を押し通せると思っていることが既に愚かなことだわ。
お得意のダンスも私からしてみれば『足癖が悪い』としか思えないもの」
「なっ!?」
「それにカヤノからも聞いたけれど、あなたは白いドレスを愛用していて『汚れるのが嫌だ』と駄々をこねるから滅多に戦闘には出て来ないってね」
「つっ!!」
「それにダンサーならいくら年を重ねても日々の努力と内側から溢れるオーラで『美しい』と思えるわ。
私は今の自分を卑下することはない、人は必ず老いるもの。それに考古学は私にとって誇れるものなの、歴史にはあなたの下品なダンス以上に美しいものがあり、それを解明することに私は生きがいを感じている。今後どんなに老いても歴史の神秘を追求していくわ」
ロビンは静かに言い聞かせるように締めくくった。
しかしイングリットは面白くない様に癇癪を起す。
「このっ・・・この!!偉そうに私に意見するんじゃないわよ!!」
イングリットは顔を真っ赤にしてロビンを睨みつけるとドレスを裾を上げて駆け出した。ロビンの近くに来るとターンをして足技を繰り出す。
「・・・・・本当に足癖の悪い事だわ」
ロビンは少し距離を取ると両手を交差した構えを取る。地面から腕が二本生えてイングリットの両足を固定してしまう。
「つっ!何!?」
「六輪咲き(セイスフルール)」
イングリットの体(首、肩、腕)に手が生える。
「あなたはまだ将来があるから骨を折るなんてことはしないわ、でもお仕置きはさせてもらう」
足を掴んでいる二本以外の六本の腕が揺らめく。
「『スラップ』!」
バシバシバシバシッ!!
腕がイングリットの顔を含めて体中をビンタする。
「痛っ!痛い!痛いわ!!」
「・・・・・・」
ビンタは止むとなく続けられる。
「痛いってば!痛い!!痛い!!止めて!!」
いくら痛がってもロビンが構えを解くことはない、彼女にとってこれが『お仕置き』なのだ、散々好き勝手やってきたイングリットへの。