ONE PEICEの連載夢小説の設定は本編の『設定・注意書き』をお読みください。
第13話 解禁!ソノソノの実の能力!
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「ソノソノの実の能力者は・・・この私だ!」
髪を青々とした緑色に変化させたカヤノ。
「「「「つっっっ!!?」」」」
バーグマンたちはもちろんだがルフィたちも例外なく驚いている。
「ごめんなさいルフィさん、嘘ついちゃって」
ペロッと舌を出す、まるで悪戯が成功した子供のようだ。
「でも、ほら・・・昔から言うでしょ?『敵を騙すなら、まず味方から』ってね?」
「・・・・・・、クッククク、ハハハハッ!!」
その言葉にルフィは大笑い。
「すっかり騙されたぜ~!でも悪い気はしねぇ!ニッシシシッ!!」
ルフィの表情にゾロもサンジもわかったように笑う。
ロビンはカヤノが腕から外したバックルを見る。
〈あれは、まさか・・・海楼石で、そこまでして・・・〉
限界まで能力を使わず、自身が傷つこうともチャンスを窺っていた。
「テメー・・・ッ」
バーグマンの目は血走っている。
「いつから・・・いつから隠してやがった!?」
「最初からだ、私と姉さんが能力者になったのは同じ時期、もう十年以上前だ。
つまりお前たちが求めてやってきた時にはもう悪魔の実はこの島にはなかったんだよ」
「ならっ・・・どうして言わなかった?!お前が言わなかったせいで島の連中が二年間も苦しんだんだぞ!!」
「・・・・お前たちは話せば信じたか?」
「何?」
癇癪を起しているマルランを睨むと再びバーグマンを見る。
「『この島にそんなものはない』と話していたら、それを信じてあのまま島から立ち去ったのかと聞いているんだ」
少しの沈黙の後にバーグマンが下品な笑声を上げると言い放った。
「そんなわけがあるか!!俺たちは海賊だ!金があるところを見逃してやるはずがないだろうが!!
悪魔の実があろうとなかろうとこの島からが搾れるだけの財力を搾り取ってやるつもりだったさ!!」
ブワッ―――!!
カヤノの周囲の空気が一気に変わる。
やはり自分の思った通りだった。
悪魔の実がなければあの時、二年前に島の民たちは殺され、助かったとしても奴隷になっていただろう。
ならば苦しい思いをさせても全員生き残ってもらい、再起を図る。
そのためにハヤアキやツラナギ、母や祖父にも協力してもらっていたのだ。
「その言葉を聞けてよかったよ」
刀をスラリと鞘から抜く、刀身が鈍く光る。
「お前らは薔薇なんかじゃない、薔薇に集る毒虫だ」
薔薇の花言葉は『愛』に対してのものが多い、だがバーグマン、イングリット、マルラン、マルメゾンがしてきたことは『愛情』とは程遠い残虐なもの。
「二年間でかなり肥えたようだから当たりもつけやすい、今日、ここで全部排除してやる」
「!」
そう言うと一瞬でカヤノが消えた。
―― 山津見流・特攻 ――
ガシャンッ!!
鋭い突きがバーグマンに向けられた。
「『砥草(とくさ)』」
「っ!!」
間一髪でクリスタルの盾でガードしたからよかったものの喰らっていたら腹部から背中にかけて貫通していただろう。
山津見流はカヤノの父親であるフツヌシが使っていた剣術流派で幼い頃に姉共々、伝授された。
『砥草(とくさ)』は山津見流の技の中でも貫通力を誇る突き技だ、俊足を持って相手の間合いに入り込み、踏み込む際に構えていた刀を的確に獲物に突き刺す。
脚力と瞬発力が必要な剣技である。
髪を青々とした緑色に変化させたカヤノ。
「「「「つっっっ!!?」」」」
バーグマンたちはもちろんだがルフィたちも例外なく驚いている。
「ごめんなさいルフィさん、嘘ついちゃって」
ペロッと舌を出す、まるで悪戯が成功した子供のようだ。
「でも、ほら・・・昔から言うでしょ?『敵を騙すなら、まず味方から』ってね?」
「・・・・・・、クッククク、ハハハハッ!!」
その言葉にルフィは大笑い。
「すっかり騙されたぜ~!でも悪い気はしねぇ!ニッシシシッ!!」
ルフィの表情にゾロもサンジもわかったように笑う。
ロビンはカヤノが腕から外したバックルを見る。
〈あれは、まさか・・・海楼石で、そこまでして・・・〉
限界まで能力を使わず、自身が傷つこうともチャンスを窺っていた。
「テメー・・・ッ」
バーグマンの目は血走っている。
「いつから・・・いつから隠してやがった!?」
「最初からだ、私と姉さんが能力者になったのは同じ時期、もう十年以上前だ。
つまりお前たちが求めてやってきた時にはもう悪魔の実はこの島にはなかったんだよ」
「ならっ・・・どうして言わなかった?!お前が言わなかったせいで島の連中が二年間も苦しんだんだぞ!!」
「・・・・お前たちは話せば信じたか?」
「何?」
癇癪を起しているマルランを睨むと再びバーグマンを見る。
「『この島にそんなものはない』と話していたら、それを信じてあのまま島から立ち去ったのかと聞いているんだ」
少しの沈黙の後にバーグマンが下品な笑声を上げると言い放った。
「そんなわけがあるか!!俺たちは海賊だ!金があるところを見逃してやるはずがないだろうが!!
悪魔の実があろうとなかろうとこの島からが搾れるだけの財力を搾り取ってやるつもりだったさ!!」
ブワッ―――!!
カヤノの周囲の空気が一気に変わる。
やはり自分の思った通りだった。
悪魔の実がなければあの時、二年前に島の民たちは殺され、助かったとしても奴隷になっていただろう。
ならば苦しい思いをさせても全員生き残ってもらい、再起を図る。
そのためにハヤアキやツラナギ、母や祖父にも協力してもらっていたのだ。
「その言葉を聞けてよかったよ」
刀をスラリと鞘から抜く、刀身が鈍く光る。
「お前らは薔薇なんかじゃない、薔薇に集る毒虫だ」
薔薇の花言葉は『愛』に対してのものが多い、だがバーグマン、イングリット、マルラン、マルメゾンがしてきたことは『愛情』とは程遠い残虐なもの。
「二年間でかなり肥えたようだから当たりもつけやすい、今日、ここで全部排除してやる」
「!」
そう言うと一瞬でカヤノが消えた。
―― 山津見流・特攻 ――
ガシャンッ!!
鋭い突きがバーグマンに向けられた。
「『砥草(とくさ)』」
「っ!!」
間一髪でクリスタルの盾でガードしたからよかったものの喰らっていたら腹部から背中にかけて貫通していただろう。
山津見流はカヤノの父親であるフツヌシが使っていた剣術流派で幼い頃に姉共々、伝授された。
『砥草(とくさ)』は山津見流の技の中でも貫通力を誇る突き技だ、俊足を持って相手の間合いに入り込み、踏み込む際に構えていた刀を的確に獲物に突き刺す。
脚力と瞬発力が必要な剣技である。