ONE PEICEの連載夢小説の設定は本編の『設定・注意書き』をお読みください。
第11話 マルメゾンVSハヤアキ 友との約束
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「何だ?その鷹どもは?」
「俺が見回り用に飼い慣らした鷹たちだ、俺の味方は何も人間だけじゃねぇ」
白、黒、茶色の各々の鷹たちは主人の敵であるマルメゾンを睨んでいる。
「お前が蝶で攻撃してくるなら俺も鷹を使う、お互い同じ条件で闘おうや」
「フン、いいだろう。お前の鷹がどれだけ俺の蝶と渡り合えるか見物だ」
パチンと手を鳴らせばどこから出てくるのか蝶たちが集まってくる。
「『シジミ・ツバメ』」
小型の蝶が突っ込んでくる、ハヤアキが笛をまた吹くと三羽は各々飛び上がる。
「『津彦演鎖術・小円流(つひこえんさじゅつ・しょうえんりゅう)』!」
鎖鎌を回転させて蝶の攻撃を防ぐ、その隙に鷹たちが上空から蝶に向かって突っ込んできた。
「ミナト、ヤマト、フモト、狩れ!」
鋭い嘴と足の爪、そして風の摩擦による羽根の攻撃はマルメゾンのシジミ蝶たちを次々に狩っていく。
〈なるほど・・・自分が敵の的の代わりになることで鷹たちが狙いやすくする戦法か。
自分が倒れなければ永続的にも使える、力尽きれば相手の負けってことにもなり得る〉
自分の蝶たちが狩られていく様子を見ながらもハヤアキを観察しているマルメゾン。
「鷹は鳥類の王様だ、そう簡単には倒せねーぞ」
「・・・・フン、まだまだ」
まだ余裕そうなマルメゾンだが髪が揺らめき出した。
「お前がフェアな戦いを望むならばそうしてやろう」
するとマルメゾンの背中から翅(昆虫の羽)が出てきた。
「ようやくか」
「俺が翅(はね)を出したということ意味を喜ぶか?それとも恐れるか?
どちらでもいいがお前の敗北は時間の問題だ」
マルメゾンの翅が赤く光る。
「『タテハ・テング』」
翅の中から頭部の出っ張った中型の蝶が出てくる、羽ばたきに勢いがあり、何やら気性が荒そうだ。
「あれがお前たちの標的だ、思いっきりぶち当たれ」
蝶たちに呼びかけると三羽の鷹に狙いを定めて突っ込んで来る。
しかし先ほどのシジミ蝶と違うのは闇雲に一斉に襲いかかってくるのではなく一羽一羽がこちらを狙って来るように飛んでくるのだ。
まるでミサイルや銃弾などのように標的をマークした上でぶつかってくるのだ。
〈この蝶ども、他の仲間が当てやすいように誘導しながらぶつかって来てやがる!〉
蝶と違い、鷹は体積が大きい。たとえ一つの攻撃は避けられたとしても次々にぶつかってくる攻撃は容易くは避けられない。
「ピイィッ!!」
「フモト!」
三羽のうちの黒い鷹、フモトが攻撃を避けきれずに受けてしまった。体勢が崩れたところを見逃さずにマルメゾンのテング蝶は次々に当たって行く。
「ピイイイィィ――ッ!!」
テング蝶の出っ張っている頭部は固く、当たるとかなり痛いのだ、このままではフモトの骨が折れてしまう。
「ミナト!ヤマト!」
ハヤアキの呼び声に応じて残り二羽がフモトを救うためにテング蝶に飛びかかる。
「そうはさせん」
今度は青く光る翅。
「『モルフォ・ヘレナ』」
青く発光した蝶たちがが放たれると二羽の前で大きく翅を広げる。
ピカッ!!
青く美しい色の翅が一層輝き出すと二羽はその光にびっくりして動きを止めてしまう。
「やれ」
動きに怯んだ二羽にもテング蝶が襲いかかる、二羽の体もボロボロになりフモトの傍に落ち、倒れてしまう。
「俺が見回り用に飼い慣らした鷹たちだ、俺の味方は何も人間だけじゃねぇ」
白、黒、茶色の各々の鷹たちは主人の敵であるマルメゾンを睨んでいる。
「お前が蝶で攻撃してくるなら俺も鷹を使う、お互い同じ条件で闘おうや」
「フン、いいだろう。お前の鷹がどれだけ俺の蝶と渡り合えるか見物だ」
パチンと手を鳴らせばどこから出てくるのか蝶たちが集まってくる。
「『シジミ・ツバメ』」
小型の蝶が突っ込んでくる、ハヤアキが笛をまた吹くと三羽は各々飛び上がる。
「『津彦演鎖術・小円流(つひこえんさじゅつ・しょうえんりゅう)』!」
鎖鎌を回転させて蝶の攻撃を防ぐ、その隙に鷹たちが上空から蝶に向かって突っ込んできた。
「ミナト、ヤマト、フモト、狩れ!」
鋭い嘴と足の爪、そして風の摩擦による羽根の攻撃はマルメゾンのシジミ蝶たちを次々に狩っていく。
〈なるほど・・・自分が敵の的の代わりになることで鷹たちが狙いやすくする戦法か。
自分が倒れなければ永続的にも使える、力尽きれば相手の負けってことにもなり得る〉
自分の蝶たちが狩られていく様子を見ながらもハヤアキを観察しているマルメゾン。
「鷹は鳥類の王様だ、そう簡単には倒せねーぞ」
「・・・・フン、まだまだ」
まだ余裕そうなマルメゾンだが髪が揺らめき出した。
「お前がフェアな戦いを望むならばそうしてやろう」
するとマルメゾンの背中から翅(昆虫の羽)が出てきた。
「ようやくか」
「俺が翅(はね)を出したということ意味を喜ぶか?それとも恐れるか?
どちらでもいいがお前の敗北は時間の問題だ」
マルメゾンの翅が赤く光る。
「『タテハ・テング』」
翅の中から頭部の出っ張った中型の蝶が出てくる、羽ばたきに勢いがあり、何やら気性が荒そうだ。
「あれがお前たちの標的だ、思いっきりぶち当たれ」
蝶たちに呼びかけると三羽の鷹に狙いを定めて突っ込んで来る。
しかし先ほどのシジミ蝶と違うのは闇雲に一斉に襲いかかってくるのではなく一羽一羽がこちらを狙って来るように飛んでくるのだ。
まるでミサイルや銃弾などのように標的をマークした上でぶつかってくるのだ。
〈この蝶ども、他の仲間が当てやすいように誘導しながらぶつかって来てやがる!〉
蝶と違い、鷹は体積が大きい。たとえ一つの攻撃は避けられたとしても次々にぶつかってくる攻撃は容易くは避けられない。
「ピイィッ!!」
「フモト!」
三羽のうちの黒い鷹、フモトが攻撃を避けきれずに受けてしまった。体勢が崩れたところを見逃さずにマルメゾンのテング蝶は次々に当たって行く。
「ピイイイィィ――ッ!!」
テング蝶の出っ張っている頭部は固く、当たるとかなり痛いのだ、このままではフモトの骨が折れてしまう。
「ミナト!ヤマト!」
ハヤアキの呼び声に応じて残り二羽がフモトを救うためにテング蝶に飛びかかる。
「そうはさせん」
今度は青く光る翅。
「『モルフォ・ヘレナ』」
青く発光した蝶たちがが放たれると二羽の前で大きく翅を広げる。
ピカッ!!
青く美しい色の翅が一層輝き出すと二羽はその光にびっくりして動きを止めてしまう。
「やれ」
動きに怯んだ二羽にもテング蝶が襲いかかる、二羽の体もボロボロになりフモトの傍に落ち、倒れてしまう。