ONE PEICEの連載夢小説の設定は本編の『設定・注意書き』をお読みください。
第11話 マルメゾンVSハヤアキ 友との約束
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ハヤアキは少数の部隊を率いて第二研究棟へやってきた。
だが見えてきた光景は凄まじいものだった。
「・・・・・」
燃えた影響で朽ちた建物、逃げ惑う研究員たちと彼らを捕えるために追いかける船員たち。
そしてもう息をしていない亡骸が来た道や建物の床に倒れている。
「惨いっ・・・」
着いてきた部隊の隊員たちの憤りで声が引きつる。
「ハヤアキ」
「!」
そこへ周りに蝶を侍らせたマルメゾンがやって来る。
「ここにはお前が来たか、ツラナギはどうした?」
「カヤノの援護にやったよ」
「ほう」
ニヤリと笑うと羽織っていたコートを脱いだ。
「そうするとお前だけで俺の相手をするワケか?」
「ああ」
「クク、ハハハハッ!」
シャツのボタンを外してラフな状態になるマルメゾン、しかし目がイラついているのがわかる。
「能力者でもないお前が俺の相手が務まるとでも思ったのか?」
「能力者云々は関係ないな、お前のボスがいつも言ってるだろう。『能力に見合わないヤツもいる』ってな」
「・・・・・」
ハヤアキの言葉に眉を寄せるマルメゾン、それに加えて自分に対しての殺気も増したのにもハヤアキは気づいた。
「お前ら・・・生き残っている研究員たちを保護して避難させろ」
「し、しかしっ!ハヤアキさんは・・・っ!」
「俺は殿(しんがり)だ」
鎌を抜くハヤアキ。
隊員たちも自分たちが残ったところでマルメゾンの相手にならないことはわかる、ハヤアキの邪魔をしてしまうことも・・・。
「死に時を見誤るな、自分の役目を果たせ」
隊員たちに一喝すると彼らも走り出した。
「行かせると思うか?」
マルメゾンが蝶を放つ、研究所を燃やしたものと同じ炎を纏った蝶たちは隊員たちに飛びかかる。
ギャンッ!
「!」
そこへ鎌が飛んでくる、鋭い刃が蝶たちを引き裂いて、円運動をして戻ってくる。
「アイツらの邪魔はさせねぇよ」
鎌をキャッチするハヤアキ。
「俺は殿なんだ、アイツらを任務遂行させるために生き延びさせる責任がある。そしてお前を始末する役割があるんだ」
「・・・・・・・」
蝶を殺されたのとハヤアキの物言いに怒りが沸々と湧いてくるマルメゾン。
「お前、自分が分不相応なことしてることをわかってるのか?」
「生憎、俺は『分不相応』だとは思っちゃいねぇ」
鎖を鎌に取り付けながら言うハヤアキ。
「カヤノと同じく俺もこの島を守る警護団の部隊長だ、たとえ相手が自分より強い敵で在ろうとも力を限り抗うさ」
そしてハヤアキはホイッスルを取り出し吹いた、するとどこからともなく三羽の鷹が飛んでくる。
だが見えてきた光景は凄まじいものだった。
「・・・・・」
燃えた影響で朽ちた建物、逃げ惑う研究員たちと彼らを捕えるために追いかける船員たち。
そしてもう息をしていない亡骸が来た道や建物の床に倒れている。
「惨いっ・・・」
着いてきた部隊の隊員たちの憤りで声が引きつる。
「ハヤアキ」
「!」
そこへ周りに蝶を侍らせたマルメゾンがやって来る。
「ここにはお前が来たか、ツラナギはどうした?」
「カヤノの援護にやったよ」
「ほう」
ニヤリと笑うと羽織っていたコートを脱いだ。
「そうするとお前だけで俺の相手をするワケか?」
「ああ」
「クク、ハハハハッ!」
シャツのボタンを外してラフな状態になるマルメゾン、しかし目がイラついているのがわかる。
「能力者でもないお前が俺の相手が務まるとでも思ったのか?」
「能力者云々は関係ないな、お前のボスがいつも言ってるだろう。『能力に見合わないヤツもいる』ってな」
「・・・・・」
ハヤアキの言葉に眉を寄せるマルメゾン、それに加えて自分に対しての殺気も増したのにもハヤアキは気づいた。
「お前ら・・・生き残っている研究員たちを保護して避難させろ」
「し、しかしっ!ハヤアキさんは・・・っ!」
「俺は殿(しんがり)だ」
鎌を抜くハヤアキ。
隊員たちも自分たちが残ったところでマルメゾンの相手にならないことはわかる、ハヤアキの邪魔をしてしまうことも・・・。
「死に時を見誤るな、自分の役目を果たせ」
隊員たちに一喝すると彼らも走り出した。
「行かせると思うか?」
マルメゾンが蝶を放つ、研究所を燃やしたものと同じ炎を纏った蝶たちは隊員たちに飛びかかる。
ギャンッ!
「!」
そこへ鎌が飛んでくる、鋭い刃が蝶たちを引き裂いて、円運動をして戻ってくる。
「アイツらの邪魔はさせねぇよ」
鎌をキャッチするハヤアキ。
「俺は殿なんだ、アイツらを任務遂行させるために生き延びさせる責任がある。そしてお前を始末する役割があるんだ」
「・・・・・・・」
蝶を殺されたのとハヤアキの物言いに怒りが沸々と湧いてくるマルメゾン。
「お前、自分が分不相応なことしてることをわかってるのか?」
「生憎、俺は『分不相応』だとは思っちゃいねぇ」
鎖を鎌に取り付けながら言うハヤアキ。
「カヤノと同じく俺もこの島を守る警護団の部隊長だ、たとえ相手が自分より強い敵で在ろうとも力を限り抗うさ」
そしてハヤアキはホイッスルを取り出し吹いた、するとどこからともなく三羽の鷹が飛んでくる。