ONE PEICEの連載夢小説の設定は本編の『設定・注意書き』をお読みください。
第10話 神秘の象徴
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「どこで見つけたか、誰がここに置いたかなんてのは俺にとってはどうでもいい!!
カヤノがお前らをあのジジイの調査本で先回りさせていたことも、もう小さな問題だ。
俺が知りたいのはただ一つ、ソノソノの実とリエリエの実が今、どこにあるかだ。
こんな石造りの模造品じゃなくてな!!」
そう言うとガラスケースごと石像を叩き割った。
「残念ながら、本物のソノソノの実とリエリエの実はもうない」
「何ですって!?」
「十数年前にそれぞれ適合した人間を見つけてその身に宿っている」
「そ、そんなっ・・・馬鹿なっ!!もう別の人間に食われたということか!!」
イングリットとマルランは悔しそうに歯をギリギリ言わせている。
「時間稼ぎをさせてくれたことには礼を言うよ、今頃、警護団のみんなは村の島民人たちを守りながら第四研究棟の地下シェルターの避難させている」
「・・・・カヤノ、テメー」
バーグマンの腕がキラキラ光り出す。
「悪魔の実のことは諦めろ、喰った奴を探すのもやめておくことだ」
スラリと刀を抜くカヤノ。
「マルラン、お前が欲しがっていたリエリエの実を食べた人物は私の姉だ。
今は白ひげ海賊団の一番隊副隊長をしている、お前程度の実力では足元にも及ばないだろうさ」
この言葉に驚いたのはマルランやバーグマン、イングリットだけではない。ルフィたちも然りだ。
白ひげ海賊団と聞いて知らないものがいるはずもない、あの世界を揺るがす力を持った船長のエドワード・ニューゲート。
そしてその古参である船員の一人で一番隊隊長の右腕となっている副隊長。
通称:『妖精シルフ』
風の能力を持っている女楽師だが楽器などに仕込みをしており、剣士顔負けの腕前だ。さらに体術は底知れない攻撃を誇る。
そんな人物がリエリエの実の能力者だったとは・・・。
「そしてもう一つ・・・・」
カヤノは左手に付いているバックルを引きちぎった。
「イングリット・・・お前が待ち焦がれたソノソノの実の能力者は、この私だ!」
カヤノの体の周りが緑色に包まれる、オーラと言うべきか。
彼女の黒髪がどんどん若葉色に変わっていく。
「悪魔の実の真実を知れたのならば、もう心残りはないだろう・・・」
刀を構えて鋭い瞳を三人に向ける。
「お前たちはここで倒す」
続く
カヤノがお前らをあのジジイの調査本で先回りさせていたことも、もう小さな問題だ。
俺が知りたいのはただ一つ、ソノソノの実とリエリエの実が今、どこにあるかだ。
こんな石造りの模造品じゃなくてな!!」
そう言うとガラスケースごと石像を叩き割った。
「残念ながら、本物のソノソノの実とリエリエの実はもうない」
「何ですって!?」
「十数年前にそれぞれ適合した人間を見つけてその身に宿っている」
「そ、そんなっ・・・馬鹿なっ!!もう別の人間に食われたということか!!」
イングリットとマルランは悔しそうに歯をギリギリ言わせている。
「時間稼ぎをさせてくれたことには礼を言うよ、今頃、警護団のみんなは村の島民人たちを守りながら第四研究棟の地下シェルターの避難させている」
「・・・・カヤノ、テメー」
バーグマンの腕がキラキラ光り出す。
「悪魔の実のことは諦めろ、喰った奴を探すのもやめておくことだ」
スラリと刀を抜くカヤノ。
「マルラン、お前が欲しがっていたリエリエの実を食べた人物は私の姉だ。
今は白ひげ海賊団の一番隊副隊長をしている、お前程度の実力では足元にも及ばないだろうさ」
この言葉に驚いたのはマルランやバーグマン、イングリットだけではない。ルフィたちも然りだ。
白ひげ海賊団と聞いて知らないものがいるはずもない、あの世界を揺るがす力を持った船長のエドワード・ニューゲート。
そしてその古参である船員の一人で一番隊隊長の右腕となっている副隊長。
通称:『妖精シルフ』
風の能力を持っている女楽師だが楽器などに仕込みをしており、剣士顔負けの腕前だ。さらに体術は底知れない攻撃を誇る。
そんな人物がリエリエの実の能力者だったとは・・・。
「そしてもう一つ・・・・」
カヤノは左手に付いているバックルを引きちぎった。
「イングリット・・・お前が待ち焦がれたソノソノの実の能力者は、この私だ!」
カヤノの体の周りが緑色に包まれる、オーラと言うべきか。
彼女の黒髪がどんどん若葉色に変わっていく。
「悪魔の実の真実を知れたのならば、もう心残りはないだろう・・・」
刀を構えて鋭い瞳を三人に向ける。
「お前たちはここで倒す」
続く