ONE PEICEの連載夢小説の設定は本編の『設定・注意書き』をお読みください。
第9話 強行
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「止めて!止めなさい!」
ウィンディがマルメゾンに叫ぶ。
「ここは火気厳禁よ!危険な薬物だって置いてあるのに!」
「そんなことは知らんな、俺たちはここを灰にするために来たんだからな」
「つっ!何ですって!?」
「ンフフフ、あんたの娘が回りくどいことするからよ」
イングリットは綺麗な足を見せびらかしながらウィンディに告げる。
「あの子が従順になっていればバーグマンも私たちもここまではしなかったわ、つけあがるからこういうことになるのよ」
「あの子はあなたたちと約定を交わしたはずよ!その約定をあなたたちも承諾していたのに、何故!!」
「島の人間とつるんで俺を騙していたからだ、その証拠にさっきの話、途中からだが聞かせてもらったぜ?ジイさんよ」
「!」
「俺に当たり障りのない程度に調査報告を伝えていたそうじゃないか、それで二年間もこっちは待たされたんだ」
「ぐっ・・・しかし、お前たちには島の利益の7割は渡していたはずだっ!要求も守っていたじゃないかっ!」
「ああ、そうだな。だがなこの島の統治者は俺たちだ、それを忘れて貰っちゃ困るぜ?統治者に住まわせてもらってるんだ、謝礼を払うのは当然だし、統治者が欲しいものを捜し出すのも当然だ」
グッと襟首を掴む手に力が入る。
「さっさと悪魔の実の場所を聞かせてもらおうか?ジイさん」
「うぐっ・・・」
「父さんっ!」
ウィンディが駆け寄ろうとするもイングリットの蹴りが横腹を直撃する。
「がっ!?」
機材の上に倒れ込むウィンディ。
「あら、ごめんあそばせ。でも邪魔しないでもらえる?私の欲しいものが手に入らなくなっちゃうから」
コツコツと歩み寄るとウィンディの前髪を掴むイングリット。
「この島の悪魔の実の一つは私がもらうことになっているの、それを楽しみでずーっとうずうずしてるのよ、私」
「つっ・・・」
「それがアンタの娘が情報操作してここまで長引かせてたんだもの、お預けを喰らって・・・・うずうずがイライラに変わって来てるのよ」
グイグイと掴んだ手を揺らしながら喋っているイングリット、当然ながら髪を掴まれているウィンディはたまったものではない。
「アンタを痛めつけてもいいんだけど・・・それは私が能力者になってからやることにするわ、この二年間溜まったものもたっぷりとね」
「ぐっ」
地面に投げ捨てるように乱暴に髪から手を放すイングリット。
「さーて、ジイさん。娘をこれ以上いたぶられたくなかったら素直に言うんだな」
カヤノがどんな娘か知っているので家族のことを引き合いに出したバーグマン。
だが、答えは予想外のものだった。
「断るっ・・・!」
「・・・・何?」
ノームは口を割らなかった。
「おい、ノーム。お前の娘がイングリットに痛めつけられているのにまだ話さないつもりか?」
マルメゾンも意外そうに問う。
「娘も覚悟の上じゃっ・・・」
三人がウィンディを見ると、なるほど目が据わっている。こうなることは予想で来ていたのだろう。
「孫の・・・カヤノの考えを承諾し、共に背負うと誓ったあの時、二年前から儂らは『何が何でもお前たちには屈さぬ』と父娘で決めたわい!!殺されても構わん!!悪魔の実の安置場所はお前たちなどに教える気はない!!」
バーグマンの顔をきつく睨みつけて言い放ったノーム。
ウィンディがマルメゾンに叫ぶ。
「ここは火気厳禁よ!危険な薬物だって置いてあるのに!」
「そんなことは知らんな、俺たちはここを灰にするために来たんだからな」
「つっ!何ですって!?」
「ンフフフ、あんたの娘が回りくどいことするからよ」
イングリットは綺麗な足を見せびらかしながらウィンディに告げる。
「あの子が従順になっていればバーグマンも私たちもここまではしなかったわ、つけあがるからこういうことになるのよ」
「あの子はあなたたちと約定を交わしたはずよ!その約定をあなたたちも承諾していたのに、何故!!」
「島の人間とつるんで俺を騙していたからだ、その証拠にさっきの話、途中からだが聞かせてもらったぜ?ジイさんよ」
「!」
「俺に当たり障りのない程度に調査報告を伝えていたそうじゃないか、それで二年間もこっちは待たされたんだ」
「ぐっ・・・しかし、お前たちには島の利益の7割は渡していたはずだっ!要求も守っていたじゃないかっ!」
「ああ、そうだな。だがなこの島の統治者は俺たちだ、それを忘れて貰っちゃ困るぜ?統治者に住まわせてもらってるんだ、謝礼を払うのは当然だし、統治者が欲しいものを捜し出すのも当然だ」
グッと襟首を掴む手に力が入る。
「さっさと悪魔の実の場所を聞かせてもらおうか?ジイさん」
「うぐっ・・・」
「父さんっ!」
ウィンディが駆け寄ろうとするもイングリットの蹴りが横腹を直撃する。
「がっ!?」
機材の上に倒れ込むウィンディ。
「あら、ごめんあそばせ。でも邪魔しないでもらえる?私の欲しいものが手に入らなくなっちゃうから」
コツコツと歩み寄るとウィンディの前髪を掴むイングリット。
「この島の悪魔の実の一つは私がもらうことになっているの、それを楽しみでずーっとうずうずしてるのよ、私」
「つっ・・・」
「それがアンタの娘が情報操作してここまで長引かせてたんだもの、お預けを喰らって・・・・うずうずがイライラに変わって来てるのよ」
グイグイと掴んだ手を揺らしながら喋っているイングリット、当然ながら髪を掴まれているウィンディはたまったものではない。
「アンタを痛めつけてもいいんだけど・・・それは私が能力者になってからやることにするわ、この二年間溜まったものもたっぷりとね」
「ぐっ」
地面に投げ捨てるように乱暴に髪から手を放すイングリット。
「さーて、ジイさん。娘をこれ以上いたぶられたくなかったら素直に言うんだな」
カヤノがどんな娘か知っているので家族のことを引き合いに出したバーグマン。
だが、答えは予想外のものだった。
「断るっ・・・!」
「・・・・何?」
ノームは口を割らなかった。
「おい、ノーム。お前の娘がイングリットに痛めつけられているのにまだ話さないつもりか?」
マルメゾンも意外そうに問う。
「娘も覚悟の上じゃっ・・・」
三人がウィンディを見ると、なるほど目が据わっている。こうなることは予想で来ていたのだろう。
「孫の・・・カヤノの考えを承諾し、共に背負うと誓ったあの時、二年前から儂らは『何が何でもお前たちには屈さぬ』と父娘で決めたわい!!殺されても構わん!!悪魔の実の安置場所はお前たちなどに教える気はない!!」
バーグマンの顔をきつく睨みつけて言い放ったノーム。