ONE PEICEの連載夢小説の設定は本編の『設定・注意書き』をお読みください。
第8話 前触れ
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「最後は『白バラ』のマルメゾン、副船長で棘海賊団の頭脳といってもいい男です。
マルランもバーグマンの次に怖がる相手です」
「荒々しい感じはするがどことなく腹黒い感じが滲み出てるぜ」
「その通りです、ウソップさん。
マルメゾンはバーグマンと違い、じわじわ責めるのが好きな輩です」
「ああ~~・・・」
一味は何となく察したようだ、しかも納得である。
「こいつも能力者です、ムシムシの実・モデル:アゲハの能力を持っています。蝶々を自由に操ることが出来ます」
「蝶々?そんなの操ってどうすんだ?」
「蝶々とはいえ侮れませんよ、無害なものから毒性のあるものまで操れるので、暗殺役としても活動していますし、拷問をするときもマルメゾンが指揮を執っています」
「あ、暗殺うぅぅ~~~!?」
「拷問っ~~~!?」
ウソップとチョッパーが互いを抱き締めてガクガク震えている。
「さらにトーマスと同じく彼も自身を蝶の姿にすることが可能で空から攻撃してきたり、羽根から鱗粉を撒き散らしてきます」
「鱗粉・・・それは厄介かもしれないわね」
「あ、わかります?ロビンさん」
「ええ、その副船長さんって拷問や暗殺が担当なのよね。つまり加減の仕方によっては即死もさせられるし、痺れ粉、眠り粉で相手を再起不能にすることも可能ってことでしょう」
「本当にロビンさん、観察力いいですね」
思わず拍手してしまいたくなるカヤノ。
「そんなことないわ、私は可能性を言っただけよ?」
「でも蝶々って毒を持っているとか見た目では分かりませんから、ヨジリダケと一緒ですよ」
危険な話をしているはずなのに笑顔な二人に少々引いている一同。
「マルメゾンは海賊団には珍しい『曲芸師』です、なので戦い方も多種多様。
ナイフにムチを使用することもあれば、蝶々たちを使って五感を潰してくることもあります」
「そいつの蝶たちの鱗粉の治療薬はないのか?」
「製造中です、この二年で私やトーマスがヤツと同行した時に集めた鱗粉を研究所に持ち帰って調べてもらっていました。
もういくつかのサンプルはできています」
「そこまで動いてるのか?早いな、カヤノ!」
チョッパーが感激している、彼が気にしていたのをカヤノが既に解決済みだったからだ。薬というのは製造過程で時間がかかるものだ、もし自分や仲間たちがその攻撃を受けて重症になってしまった場合、この島のことをよく知らない自分では薬を作ることも一苦労だっただろう。
「チョッパーさんには後で第二研究棟に案内しますね、そこが薬学を中心に活動しているので」
「おう!」
「そして――・・・海賊団の頭が、こいつです」
もう一枚手配書を取り出した。
「棘海賊団船長、通称『赤バラ』のバーグマンです」
刈り上げられた黒髪に小麦色の肌、そして左頬から頸にかけて赤いバラの入れ墨が入っている男、赤バラのバーグマン。
「こいつが私の父を殺した船長です。
能力はキラキラの実・モデル:クリスタル、触れた人物や物質を水晶に変えることが出来ます。
硬度はダイヤモンドよりも落ちますが殺傷能力が高いです」
「意外と怖ぇな・・・」
「ええ、彼の口癖は『シンプルなものほど怖い』ですから。狙撃手のトーマスのホタルの光線をも跳ね返すことができます」
「あの光線も跳ね返すのか!?」
「ええ、透明度が強ければ他の映った対象物にぶつけることも可能です」
「船長、副船長ともども厄介ねー・・・」
「だが他の奴らは大したことはなさそうだな、能力者は船長を含めて三人か?」
「はい、能力者はバーグマン、マルメゾン、グラハム・トーマスの三人です」
カヤノが断言するとルフィはバーグマンの手配書を掴んだ。
マルランもバーグマンの次に怖がる相手です」
「荒々しい感じはするがどことなく腹黒い感じが滲み出てるぜ」
「その通りです、ウソップさん。
マルメゾンはバーグマンと違い、じわじわ責めるのが好きな輩です」
「ああ~~・・・」
一味は何となく察したようだ、しかも納得である。
「こいつも能力者です、ムシムシの実・モデル:アゲハの能力を持っています。蝶々を自由に操ることが出来ます」
「蝶々?そんなの操ってどうすんだ?」
「蝶々とはいえ侮れませんよ、無害なものから毒性のあるものまで操れるので、暗殺役としても活動していますし、拷問をするときもマルメゾンが指揮を執っています」
「あ、暗殺うぅぅ~~~!?」
「拷問っ~~~!?」
ウソップとチョッパーが互いを抱き締めてガクガク震えている。
「さらにトーマスと同じく彼も自身を蝶の姿にすることが可能で空から攻撃してきたり、羽根から鱗粉を撒き散らしてきます」
「鱗粉・・・それは厄介かもしれないわね」
「あ、わかります?ロビンさん」
「ええ、その副船長さんって拷問や暗殺が担当なのよね。つまり加減の仕方によっては即死もさせられるし、痺れ粉、眠り粉で相手を再起不能にすることも可能ってことでしょう」
「本当にロビンさん、観察力いいですね」
思わず拍手してしまいたくなるカヤノ。
「そんなことないわ、私は可能性を言っただけよ?」
「でも蝶々って毒を持っているとか見た目では分かりませんから、ヨジリダケと一緒ですよ」
危険な話をしているはずなのに笑顔な二人に少々引いている一同。
「マルメゾンは海賊団には珍しい『曲芸師』です、なので戦い方も多種多様。
ナイフにムチを使用することもあれば、蝶々たちを使って五感を潰してくることもあります」
「そいつの蝶たちの鱗粉の治療薬はないのか?」
「製造中です、この二年で私やトーマスがヤツと同行した時に集めた鱗粉を研究所に持ち帰って調べてもらっていました。
もういくつかのサンプルはできています」
「そこまで動いてるのか?早いな、カヤノ!」
チョッパーが感激している、彼が気にしていたのをカヤノが既に解決済みだったからだ。薬というのは製造過程で時間がかかるものだ、もし自分や仲間たちがその攻撃を受けて重症になってしまった場合、この島のことをよく知らない自分では薬を作ることも一苦労だっただろう。
「チョッパーさんには後で第二研究棟に案内しますね、そこが薬学を中心に活動しているので」
「おう!」
「そして――・・・海賊団の頭が、こいつです」
もう一枚手配書を取り出した。
「棘海賊団船長、通称『赤バラ』のバーグマンです」
刈り上げられた黒髪に小麦色の肌、そして左頬から頸にかけて赤いバラの入れ墨が入っている男、赤バラのバーグマン。
「こいつが私の父を殺した船長です。
能力はキラキラの実・モデル:クリスタル、触れた人物や物質を水晶に変えることが出来ます。
硬度はダイヤモンドよりも落ちますが殺傷能力が高いです」
「意外と怖ぇな・・・」
「ええ、彼の口癖は『シンプルなものほど怖い』ですから。狙撃手のトーマスのホタルの光線をも跳ね返すことができます」
「あの光線も跳ね返すのか!?」
「ええ、透明度が強ければ他の映った対象物にぶつけることも可能です」
「船長、副船長ともども厄介ねー・・・」
「だが他の奴らは大したことはなさそうだな、能力者は船長を含めて三人か?」
「はい、能力者はバーグマン、マルメゾン、グラハム・トーマスの三人です」
カヤノが断言するとルフィはバーグマンの手配書を掴んだ。