ONE PEICEの連載夢小説の設定は本編の『設定・注意書き』をお読みください。
第8話 前触れ
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「元々断る気なんかなかったからな!」
「え?何故?」
「恩人の頼みだからな!なあ、アワ!」
ルフィはそこでアワを見る。
「アワは俺たちにとって食い物を別けてくれた恩人だ、そしてお前らは命を助けてくれた恩人だ、それをキッチリ返さねーと納得できねーからな!みんなもそうだろ?」
ルフィが他の面々に問う。
「お、おう!仁義に反しちゃ男が廃るぜ!!」
「お前らのくれた薬にみんな救われたんだ!俺も協力するよ!」
「そうね!あなたの気持ち、私には分かるわ!島のみんなを人質に好き放題なんて許されるわけないわよ!」
「ええ、二度とこんなことが出来ない様にわからせてあげましょう」
「スーパー!!任せておけ!!」
乗り気なウソップとチョッパー。
アーロン海賊団によって故郷を人質に取られていた時のことを思い出して仇敵を懲らしめる思いを燃やすナミ、そして楽しみだと笑うロビン、フランキーはよりキレッキレのポーズを取っている。
「ゾロもサンジもいいよな?」
「ああ、異論はねぇ」
「俺がレディの頼みを断ったことがあるか?もちろんやるさ」
「皆さん・・・」
快諾してくれた一味に感謝の気持ちからか涙が出てくるカヤノ。
「おい、まだ何もしてねぇぞ?」
「そうね、泣くのは全てが終わった後よ!」
ルフィとナミがカヤノの肩を叩く。
「それでヤツらのとやり合うことはもう考えてんのか?」
「はい、でもその前に非戦闘員の島民と研究員たちは第二研究棟と第四研究棟に避難してもらいます。あそこは薬物と工場の施設なのでシェルターがあります。
そこで待機してもらっている間にケリをつけます」
「そうね、あいつらがまた人質を取らないとも限らないしね」
「そうだな、じゃあさっそく動こうぜ!」
「待ってください」
ウソップが出ようとするのを止めるツラナギ。
「あなた方は海賊団の連中に警戒されています、僕とハヤアキさんが上手く動きますから皆さんはここでカヤノさんから海賊団の内情を聞いてください」
敵の内情を知るというのは重要だ、カヤノは幹部と言われている『花園五輪』の一人。有益な情報が得られることだろう。
「あなたが棘海賊団に入ったのも無駄ではなかったわね、上手く情報も得ていたんでしょう?」
「もちろんです、この島を救うためですから」
「俺たちは行くぞ、できれば短期戦で済ませたいからな」
「お願い、ハヤアキ」
二人が出て行くのを見届けるとカヤノは手配書を取り出した。
「この四人が私を除いた『花園五輪』のメンバーです。
まずはこの間、あなたたちを襲撃してきた二人について説明します。
『黒バラ』のマルラン、あのインテリ系の癇癪男です」
「あの円盤クソ野郎か・・・」
サンジの目つきが悪くなる。
「彼は飛び道具使いです、特に円形の飛び道具を使用します。
サンジさんは目にしていると思いますがかなりの癇癪持ちです、気に入らないことがあれば子供のようにキーキー言い始めます」
「ああ・・・だから俺が少し気を逸らしただけであんなに喚いたのか」
「ええ、手を抜かれていると勝手に思い込んだんでしょうね。
でも立場が上の者や自分よりも実力が上の者に対してはビビりで下手に出てくる。
見た目が紳士でも中身が残念な悪質なクソガキなんです」
「まったくだぜ」
やれやれという風に頭を掻くサンジ。
「次に『黄バラ』のグラハム・トーマス、彼はまだ14歳の子供ですが悪魔の実の能力者です。ムシムシの実・モデル:ホタル、ホタルやその光を操る能力で遠距離戦闘を得意とします。
彼自身、狙撃手ですので命中率はほぼ100%です」
「狙撃手・・・だからあんなに正確に狙い撃ちしてきたのか・・・」
同じ狙撃手のウソップは納得したようだ。
「え?何故?」
「恩人の頼みだからな!なあ、アワ!」
ルフィはそこでアワを見る。
「アワは俺たちにとって食い物を別けてくれた恩人だ、そしてお前らは命を助けてくれた恩人だ、それをキッチリ返さねーと納得できねーからな!みんなもそうだろ?」
ルフィが他の面々に問う。
「お、おう!仁義に反しちゃ男が廃るぜ!!」
「お前らのくれた薬にみんな救われたんだ!俺も協力するよ!」
「そうね!あなたの気持ち、私には分かるわ!島のみんなを人質に好き放題なんて許されるわけないわよ!」
「ええ、二度とこんなことが出来ない様にわからせてあげましょう」
「スーパー!!任せておけ!!」
乗り気なウソップとチョッパー。
アーロン海賊団によって故郷を人質に取られていた時のことを思い出して仇敵を懲らしめる思いを燃やすナミ、そして楽しみだと笑うロビン、フランキーはよりキレッキレのポーズを取っている。
「ゾロもサンジもいいよな?」
「ああ、異論はねぇ」
「俺がレディの頼みを断ったことがあるか?もちろんやるさ」
「皆さん・・・」
快諾してくれた一味に感謝の気持ちからか涙が出てくるカヤノ。
「おい、まだ何もしてねぇぞ?」
「そうね、泣くのは全てが終わった後よ!」
ルフィとナミがカヤノの肩を叩く。
「それでヤツらのとやり合うことはもう考えてんのか?」
「はい、でもその前に非戦闘員の島民と研究員たちは第二研究棟と第四研究棟に避難してもらいます。あそこは薬物と工場の施設なのでシェルターがあります。
そこで待機してもらっている間にケリをつけます」
「そうね、あいつらがまた人質を取らないとも限らないしね」
「そうだな、じゃあさっそく動こうぜ!」
「待ってください」
ウソップが出ようとするのを止めるツラナギ。
「あなた方は海賊団の連中に警戒されています、僕とハヤアキさんが上手く動きますから皆さんはここでカヤノさんから海賊団の内情を聞いてください」
敵の内情を知るというのは重要だ、カヤノは幹部と言われている『花園五輪』の一人。有益な情報が得られることだろう。
「あなたが棘海賊団に入ったのも無駄ではなかったわね、上手く情報も得ていたんでしょう?」
「もちろんです、この島を救うためですから」
「俺たちは行くぞ、できれば短期戦で済ませたいからな」
「お願い、ハヤアキ」
二人が出て行くのを見届けるとカヤノは手配書を取り出した。
「この四人が私を除いた『花園五輪』のメンバーです。
まずはこの間、あなたたちを襲撃してきた二人について説明します。
『黒バラ』のマルラン、あのインテリ系の癇癪男です」
「あの円盤クソ野郎か・・・」
サンジの目つきが悪くなる。
「彼は飛び道具使いです、特に円形の飛び道具を使用します。
サンジさんは目にしていると思いますがかなりの癇癪持ちです、気に入らないことがあれば子供のようにキーキー言い始めます」
「ああ・・・だから俺が少し気を逸らしただけであんなに喚いたのか」
「ええ、手を抜かれていると勝手に思い込んだんでしょうね。
でも立場が上の者や自分よりも実力が上の者に対してはビビりで下手に出てくる。
見た目が紳士でも中身が残念な悪質なクソガキなんです」
「まったくだぜ」
やれやれという風に頭を掻くサンジ。
「次に『黄バラ』のグラハム・トーマス、彼はまだ14歳の子供ですが悪魔の実の能力者です。ムシムシの実・モデル:ホタル、ホタルやその光を操る能力で遠距離戦闘を得意とします。
彼自身、狙撃手ですので命中率はほぼ100%です」
「狙撃手・・・だからあんなに正確に狙い撃ちしてきたのか・・・」
同じ狙撃手のウソップは納得したようだ。