ONE PEICEの連載夢小説の設定は本編の『設定・注意書き』をお読みください。
第7話 恩人
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「俺はキラキラの実の食べた能力者、モデル・クリスタルの水晶人間だ。
俺の触ったものはこんな風にクリスタルになる」
「!」
「おっと迂闊に動くなよ?折れでもしたらそれこそもう二度と元には戻れないからな。
頭部が粉々になって死んじまうだけだからな」
それを聞いた本人はもちろん島民も息を呑む。
「お前たちも抵抗するならしてみろ、だがな俺はもうサシでやる必要はない」
マルメゾンとマルランがやって来る。
「三人もいればお前らのような戦闘不慣れな腰抜けと研究員たちなんざすぐに片付けられる」
マルメゾンは指先に留まった蝶を愛でながら妖しい笑みを、マルランは弱者をいたぶれる快感の笑みを浮かべている。
「待って!」
その時だ、カヤノが声を上げたのは・・・。
そして彼女は三人の後ろに来ると膝をついて願い出た。
「お願い、望むものは可能な限りあなたがたに差し上げます!可能な限り従います!だから島の民を殺さないでください!傷つけないでください!」
「・・・・・」
バーグマンはカヤノのじっと見ていたが歩み寄って膝をついたかと思うと髪を掴んで頭を上げさせた。
「つっ!?」
「フン、意外と話の分かる娘だな」
「っ・・・」
「で?『可能な限り』と言っていたがどのくらい俺たちに奉仕してくれるんだ?ああ?」
「・・・・・何が、目的ですか?」
「そうだな~、まずはこの島の収益を俺たちに貢いでもらおうか?
知ってるぜ?島民の人数よりも収益の方が多いっていうことはな。
それはこの島の連中の腕がいいこともあるが研究所があるんだ、研究費も必要だろう。互いに研究結果や育てた作物の情報を交換して、より質の良い産物を生み出し、それを他国に輸出している。それにより島民数よりも財力を増やせている。
まあ、それもその財力を奪う侵略者をお前たちが追っ払って守ってたからだろうがな。本当にこの島は良い役割分担で形勢されたと思うぜ。
その金を俺たちに流せ、それが島の連中を生かしてやる条件だ」
「わ、わかりましたっ・・・島の収益の六割を渡しますっ・・・」
「七割だ」
「!?」
「七割だ、お前らは三割もあれば十分だろう」
「そんなっ」
「それが無理なら・・・そうだな、アイツの頭を粉々に叩き壊そうか?」
先程自分が水晶化した島民を見るバーグマン。
「!」
「・・・・っ!」
「どうする?」
マルランが円盤をカチャカチャ鳴らせている。
「・・・・・っ、わかりました、収益の七割をあなたがたにお渡ししますっ・・・」
「よしよーし、話のわかるヤツで助かる」
機嫌よく笑うと掴んでいた髪を放す。
「お前には俺との交渉人としてまた話があるから付き合ってもらうぜ」
今度は襟首を掴む。
「おい、研究者共!研究棟を一つ丸ごと空けろ、俺たちの本拠地にするからな!」
こうしてバーグマンたち棘海賊団は彦名島に居座ったのだった。
俺の触ったものはこんな風にクリスタルになる」
「!」
「おっと迂闊に動くなよ?折れでもしたらそれこそもう二度と元には戻れないからな。
頭部が粉々になって死んじまうだけだからな」
それを聞いた本人はもちろん島民も息を呑む。
「お前たちも抵抗するならしてみろ、だがな俺はもうサシでやる必要はない」
マルメゾンとマルランがやって来る。
「三人もいればお前らのような戦闘不慣れな腰抜けと研究員たちなんざすぐに片付けられる」
マルメゾンは指先に留まった蝶を愛でながら妖しい笑みを、マルランは弱者をいたぶれる快感の笑みを浮かべている。
「待って!」
その時だ、カヤノが声を上げたのは・・・。
そして彼女は三人の後ろに来ると膝をついて願い出た。
「お願い、望むものは可能な限りあなたがたに差し上げます!可能な限り従います!だから島の民を殺さないでください!傷つけないでください!」
「・・・・・」
バーグマンはカヤノのじっと見ていたが歩み寄って膝をついたかと思うと髪を掴んで頭を上げさせた。
「つっ!?」
「フン、意外と話の分かる娘だな」
「っ・・・」
「で?『可能な限り』と言っていたがどのくらい俺たちに奉仕してくれるんだ?ああ?」
「・・・・・何が、目的ですか?」
「そうだな~、まずはこの島の収益を俺たちに貢いでもらおうか?
知ってるぜ?島民の人数よりも収益の方が多いっていうことはな。
それはこの島の連中の腕がいいこともあるが研究所があるんだ、研究費も必要だろう。互いに研究結果や育てた作物の情報を交換して、より質の良い産物を生み出し、それを他国に輸出している。それにより島民数よりも財力を増やせている。
まあ、それもその財力を奪う侵略者をお前たちが追っ払って守ってたからだろうがな。本当にこの島は良い役割分担で形勢されたと思うぜ。
その金を俺たちに流せ、それが島の連中を生かしてやる条件だ」
「わ、わかりましたっ・・・島の収益の六割を渡しますっ・・・」
「七割だ」
「!?」
「七割だ、お前らは三割もあれば十分だろう」
「そんなっ」
「それが無理なら・・・そうだな、アイツの頭を粉々に叩き壊そうか?」
先程自分が水晶化した島民を見るバーグマン。
「!」
「・・・・っ!」
「どうする?」
マルランが円盤をカチャカチャ鳴らせている。
「・・・・・っ、わかりました、収益の七割をあなたがたにお渡ししますっ・・・」
「よしよーし、話のわかるヤツで助かる」
機嫌よく笑うと掴んでいた髪を放す。
「お前には俺との交渉人としてまた話があるから付き合ってもらうぜ」
今度は襟首を掴む。
「おい、研究者共!研究棟を一つ丸ごと空けろ、俺たちの本拠地にするからな!」
こうしてバーグマンたち棘海賊団は彦名島に居座ったのだった。