ONE PEICEの連載夢小説の設定は本編の『設定・注意書き』をお読みください。
第6話 不信感
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「・・・・・」
刀を鞘に収めた青バラ。
「落ちたわね」
イングリットもゾロがどうなったか見ていた。
「下は海だし、それに負傷具合、体も動かせない。まず助かる見込みはないわね」
残念そうにしていてもご機嫌にドレスを翻すイングリット。
「帰るわよ青バラ、バーグマンに報告しなきゃ」
「わかってる」
イングリットの後を歩いていく青バラ。
―――――――――――――――
「さーて、報告を聞かせてもらおうか?」
本拠地に戻った二人は船長のバーグマンに報告する。
「麦わらの一味に大打撃を与えて来たわ、船長のモンキー・D・ルフィ、コックの『黒足』のサンジは重症、ロロノア・ゾロは満身創痍な上に海に落ちて死んだわ」
イングリットがバーグマンの隣りでイキイキと報告する。
「麦わらと黒足は重症、ロロノアは死亡―――・・・か、亡骸は?」
「え?」
「死体は見たのか?ロロノアの」
「いいえ、でもあの体で海に落ちても助からないわよ」
「イングリット――・・・」
イングリットを引き寄せるバーグマン。
「『死亡』つーのは死体を見てから言うもんだ、まあ・・・女のお前に死体を見極めろって言う方が無理だと思うがな。
でもな俺は必ず確認できたことしか信用しねぇんだ」
「・・・・・」
「麦わらと黒足のことは信用しよう、まだ生きてるわけだしな。
だがロロノア・ゾロのことは引き続き、警戒しろ。そして見つけた時は今度こそ殺せ、いいな?」
「・・・・・分かったわ、もちろんよ」
ニッコリ微笑みながらバーグマンに抱き着くイングリット。
「お前もいいな?カヤノ」
青バラに視線を向けるバーグマン。
「わかっている」
「それからマルランとトーマスの邪魔をしたことは――・・・」
「マルランにも言ったがあれは邪魔ではない、正当防衛だ」
「何?」
「約定を結ぶ時に付けた条件を忘れたわけではないだろう?」
「・・・・・・」
「子供とはいえ島の人間だ、それを私に無断で危害を加えようとしたことは『約定違反』だ。
お前もだ、バーグマン。島の利益を7割も渡しているんだ、文句は言わせない
排除のやり方を決めるのはあくまでこちらだ、そしてもう一つ。
私はお前の部下じゃない、そして島民はお前の物じゃない・・・それをよく覚えておけ。島民を傷つければ私はお前に容赦なく牙を向けるぞ」
外套のフードの下からバーグマンを睨みつけるカヤノ。
「私の実力はお前も知っているだろう?」
そう言い残し、その場を去って行く。
「ねえ?バーグマン、あの子、このままにしていいの?私、いい加減イラつきが抑えられなくなってきたわ」
「最近爆買いが多いのは憂さ晴らしか?」
「そうよ、このまま調子に乗せておいたらそのうち手にを得なくなるわよ」
「いや、違う」
バーグマンは煙草を取り出す。
「今は調子に乗らせてるんだ」
ライターを取り出し、火を着ける。
刀を鞘に収めた青バラ。
「落ちたわね」
イングリットもゾロがどうなったか見ていた。
「下は海だし、それに負傷具合、体も動かせない。まず助かる見込みはないわね」
残念そうにしていてもご機嫌にドレスを翻すイングリット。
「帰るわよ青バラ、バーグマンに報告しなきゃ」
「わかってる」
イングリットの後を歩いていく青バラ。
―――――――――――――――
「さーて、報告を聞かせてもらおうか?」
本拠地に戻った二人は船長のバーグマンに報告する。
「麦わらの一味に大打撃を与えて来たわ、船長のモンキー・D・ルフィ、コックの『黒足』のサンジは重症、ロロノア・ゾロは満身創痍な上に海に落ちて死んだわ」
イングリットがバーグマンの隣りでイキイキと報告する。
「麦わらと黒足は重症、ロロノアは死亡―――・・・か、亡骸は?」
「え?」
「死体は見たのか?ロロノアの」
「いいえ、でもあの体で海に落ちても助からないわよ」
「イングリット――・・・」
イングリットを引き寄せるバーグマン。
「『死亡』つーのは死体を見てから言うもんだ、まあ・・・女のお前に死体を見極めろって言う方が無理だと思うがな。
でもな俺は必ず確認できたことしか信用しねぇんだ」
「・・・・・」
「麦わらと黒足のことは信用しよう、まだ生きてるわけだしな。
だがロロノア・ゾロのことは引き続き、警戒しろ。そして見つけた時は今度こそ殺せ、いいな?」
「・・・・・分かったわ、もちろんよ」
ニッコリ微笑みながらバーグマンに抱き着くイングリット。
「お前もいいな?カヤノ」
青バラに視線を向けるバーグマン。
「わかっている」
「それからマルランとトーマスの邪魔をしたことは――・・・」
「マルランにも言ったがあれは邪魔ではない、正当防衛だ」
「何?」
「約定を結ぶ時に付けた条件を忘れたわけではないだろう?」
「・・・・・・」
「子供とはいえ島の人間だ、それを私に無断で危害を加えようとしたことは『約定違反』だ。
お前もだ、バーグマン。島の利益を7割も渡しているんだ、文句は言わせない
排除のやり方を決めるのはあくまでこちらだ、そしてもう一つ。
私はお前の部下じゃない、そして島民はお前の物じゃない・・・それをよく覚えておけ。島民を傷つければ私はお前に容赦なく牙を向けるぞ」
外套のフードの下からバーグマンを睨みつけるカヤノ。
「私の実力はお前も知っているだろう?」
そう言い残し、その場を去って行く。
「ねえ?バーグマン、あの子、このままにしていいの?私、いい加減イラつきが抑えられなくなってきたわ」
「最近爆買いが多いのは憂さ晴らしか?」
「そうよ、このまま調子に乗せておいたらそのうち手にを得なくなるわよ」
「いや、違う」
バーグマンは煙草を取り出す。
「今は調子に乗らせてるんだ」
ライターを取り出し、火を着ける。