ONE PEICEの連載夢小説の設定は本編の『設定・注意書き』をお読みください。
第5話 青バラ
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「ようやく刀抜きやがったな、お前」
「・・・・・」
〈だが・・・〉
ゾロが注目したのはもう一刀を抑えているものだ。
「私の刀を通常のものと同じだとは考えないことだ」
「!」
スッと力が抜かれたので前のめるゾロ。
バキャッ!
「ごあっ!!」
背後に回られたゾロの背中に打撃が打ち込まれた。まだハヤアキとやり合った時の打撲が治っていないためビリビリ痺れてくる。
「斬っても良かったが・・・情けだ」
地面を転がるゾロを見ている青バラ、彼女の手には鞘が握られている。
〈まさかアイツ・・・今、鞘で打ったのか、鞘でこんな威力がっ・・・〉
ゾロは痺れる背中に鞭を打ち、無理に起こす。
「私の拵え(こしらえ)は少々頑丈且つ特殊にできていてな、先程のように斬撃を受けることもできれば・・・こんな風に」
鞘を振り上げだ。
「お前の背骨が痺れるほどのダメージを負わせることもできる」
「っ!」
再度打撃を与えようとする青バラだったが第三者の声が入る。
「青バラ――っ!!」
「・・・・」
振り向くと女が立っている。
「そんな死に損ない、遊んでないでさっさとヤッちゃいなさいよ!!」
「イングリット・・・」
「マルランもトーマスも、情けないわね!」
どうやら気を失っている二人の様子を見たようだ。
「二人をあんな為体にしたのは私だ、彼らに責任はない」
「ふ~ん、アンタ・・・またやっちゃったんだ」
面白くなさそうにするイングリット。
「アンタさ、いくらバーグマンのお気に入りって言っても限度ってものがあるのよ?
そろそろそれらしい態度取りなさいよ、自分の立場わかってんの?」
「態度?立場?」
「アンタは花園五輪に名前を連ねていても所詮は余所者なのよ!!私よりも下ってことを理解しろって言ってるのよ!」
キーキーうるさくなるイングリット。
「・・・・・余所者はどちらか」
「何よ?この島はもうバーグマンのものよ、彼のものは私のものでもあるの、私の島に余所者が来て好き勝手されるのは気分が悪いわ!!だから排除してもらわないと困るのよ!自分の役割を怠慢するんじゃないわよ!!」
「・・・・・」
はあ・・・とため息をつく青バラ。
「ちっ――・・!!」
「!」
会話に夢中になっている彼女にゾロが攻撃する。
「ああっ!!やっぱりトドメ刺さないからこうなったじゃない!!」
「・・・・・・」
尚もうるさいイングリットを無視する青バラ、背中が痺れているにも関わらず立ち上がってくるゾロを見ていた。
「まだ向かってくるのか?」
「ああ、あいつらがお前らを撒けるところにいくまではな・・・」
「は?バカなの?この島に隠れる場所なんかないわよ、余所者はすぐに私たちに知らされるんだから、島の人間によってね。
何処に隠れようとも無駄よ、あの子供(アワ)はお仕置きが必要だけど、他の島の民は全員私たちの仲間よ」
「どんな万全の態勢にも穴場ってもんはあるもんだ、あんまり深く椅子に座り過ぎないことだな」
ゾロの言葉にイングリットの口元が引きつった。
「・・・・・」
〈だが・・・〉
ゾロが注目したのはもう一刀を抑えているものだ。
「私の刀を通常のものと同じだとは考えないことだ」
「!」
スッと力が抜かれたので前のめるゾロ。
バキャッ!
「ごあっ!!」
背後に回られたゾロの背中に打撃が打ち込まれた。まだハヤアキとやり合った時の打撲が治っていないためビリビリ痺れてくる。
「斬っても良かったが・・・情けだ」
地面を転がるゾロを見ている青バラ、彼女の手には鞘が握られている。
〈まさかアイツ・・・今、鞘で打ったのか、鞘でこんな威力がっ・・・〉
ゾロは痺れる背中に鞭を打ち、無理に起こす。
「私の拵え(こしらえ)は少々頑丈且つ特殊にできていてな、先程のように斬撃を受けることもできれば・・・こんな風に」
鞘を振り上げだ。
「お前の背骨が痺れるほどのダメージを負わせることもできる」
「っ!」
再度打撃を与えようとする青バラだったが第三者の声が入る。
「青バラ――っ!!」
「・・・・」
振り向くと女が立っている。
「そんな死に損ない、遊んでないでさっさとヤッちゃいなさいよ!!」
「イングリット・・・」
「マルランもトーマスも、情けないわね!」
どうやら気を失っている二人の様子を見たようだ。
「二人をあんな為体にしたのは私だ、彼らに責任はない」
「ふ~ん、アンタ・・・またやっちゃったんだ」
面白くなさそうにするイングリット。
「アンタさ、いくらバーグマンのお気に入りって言っても限度ってものがあるのよ?
そろそろそれらしい態度取りなさいよ、自分の立場わかってんの?」
「態度?立場?」
「アンタは花園五輪に名前を連ねていても所詮は余所者なのよ!!私よりも下ってことを理解しろって言ってるのよ!」
キーキーうるさくなるイングリット。
「・・・・・余所者はどちらか」
「何よ?この島はもうバーグマンのものよ、彼のものは私のものでもあるの、私の島に余所者が来て好き勝手されるのは気分が悪いわ!!だから排除してもらわないと困るのよ!自分の役割を怠慢するんじゃないわよ!!」
「・・・・・」
はあ・・・とため息をつく青バラ。
「ちっ――・・!!」
「!」
会話に夢中になっている彼女にゾロが攻撃する。
「ああっ!!やっぱりトドメ刺さないからこうなったじゃない!!」
「・・・・・・」
尚もうるさいイングリットを無視する青バラ、背中が痺れているにも関わらず立ち上がってくるゾロを見ていた。
「まだ向かってくるのか?」
「ああ、あいつらがお前らを撒けるところにいくまではな・・・」
「は?バカなの?この島に隠れる場所なんかないわよ、余所者はすぐに私たちに知らされるんだから、島の人間によってね。
何処に隠れようとも無駄よ、あの子供(アワ)はお仕置きが必要だけど、他の島の民は全員私たちの仲間よ」
「どんな万全の態勢にも穴場ってもんはあるもんだ、あんまり深く椅子に座り過ぎないことだな」
ゾロの言葉にイングリットの口元が引きつった。