ONE PEICEの連載夢小説の設定は本編の『設定・注意書き』をお読みください。
第5話 青バラ
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「こんなところに隠れてたなんて、マルメゾンさんもよく見つけたね」
「お前のホタルでは光っていて目立つからな、マルメゾンの蝶の方が自然で助かる」
クククッと笑うマルランに膨れるトーマス。
「能力もないくせに・・・」
「何だと?」
「いいや、何でも~。とりあえずアイツら痛めつければいいんだよね?」
「フン、いちいち聞くな。船長の命令だ」
「ハイハイ」
そう言うとトーマスはサニー号に向けて飛び去った。
「何か飛んできたぞ!」
「トーマスだ!」
「『蛍弾(ほたるだま)』!」
光の弾がサニー号に降り注ぐ。
「サニー号が!」
「今はそれどころじゃねぇ!逃げろ!」
サンジがアワを連れて窓から飛び出る、他の船員も続く。
下に降りた後、走り出す一行。ゾロとウソップはフランキーに抱えられて逃げる。
「こっち!森に入ってしまえば簡単には追って来られないから!」
アワが率先して誘導する。
「やっと出てきましたねぇ」
しかし逃走中の彼らをマルランが待ち受ける。
「トーマス、誘導ご苦労」
「誘導じゃない、僕自身のために炙り出しただけだよ。都合のいいように解釈しないでもらえるかな?」
「うるさい!ガキのくせに大人に逆らうな!」
不満そうに降りてくるトーマスにまた癇癪を起すマルラン。
「マルランまでいるの・・・?」
「(ピクッ)」
アワの声にマルランが反応し、睨みつけてくる。
「誰かと思えば・・・アワ、お前か」
眼鏡のブリッジを弄りながらじーっとアワを見ている。
「お前も一味と接触していたんだな。
それにしても・・・何故、行動を共にしているんだ?んん?」
「つっ・・・」
「島の人間には侵入者が来たら報告しろと言っていたはずなんだがな?
アワ、お前も『島の人間』だろ?何故、知らせなかった?」
「あ、ああ・・・」
怯えながら口をパクパクさせているアワ。
「『子供だから大丈夫』とでも思ったか?自分の役割をまだ理解していないようだな、その上、侵入者と交流を深めようとするとは・・・・こちらに対しての裏切りだな」
腕の円盤をカチリと鳴らす。
「悪い子供にはお仕置きだな」
円盤がアワ目掛けて飛んでくる。
「つっ!」
アワは固まって動けない、しかし円盤はある人物によって弾かれる。
「子供に何すんだ!このクソ野郎!」
サンジだ、マルランの円盤を得意の足技で蹴り弾いたのだ。
「『黒足』のサンジか、噂にたがわぬ足捌き」
「いきなり子供から狙うとは紳士的じゃねーな」
「教育と言ってもらおうか、物分かりが悪い子供に灸を据えると思えばいい」
「ふざけんじゃねぇ!!」
一触即発の空気、ナミはロビンたちに囁く。
「今のうちに行きましょう、今の状況じゃ私たちの勝算は低いわ」
「ええ、ゾロもウソップも怪我がまだ治っていないし、ここは逃げた方が良いわ」
「そうはいかないよ」
「!?」
また光の光線が襲ってくる。
「お前のホタルでは光っていて目立つからな、マルメゾンの蝶の方が自然で助かる」
クククッと笑うマルランに膨れるトーマス。
「能力もないくせに・・・」
「何だと?」
「いいや、何でも~。とりあえずアイツら痛めつければいいんだよね?」
「フン、いちいち聞くな。船長の命令だ」
「ハイハイ」
そう言うとトーマスはサニー号に向けて飛び去った。
「何か飛んできたぞ!」
「トーマスだ!」
「『蛍弾(ほたるだま)』!」
光の弾がサニー号に降り注ぐ。
「サニー号が!」
「今はそれどころじゃねぇ!逃げろ!」
サンジがアワを連れて窓から飛び出る、他の船員も続く。
下に降りた後、走り出す一行。ゾロとウソップはフランキーに抱えられて逃げる。
「こっち!森に入ってしまえば簡単には追って来られないから!」
アワが率先して誘導する。
「やっと出てきましたねぇ」
しかし逃走中の彼らをマルランが待ち受ける。
「トーマス、誘導ご苦労」
「誘導じゃない、僕自身のために炙り出しただけだよ。都合のいいように解釈しないでもらえるかな?」
「うるさい!ガキのくせに大人に逆らうな!」
不満そうに降りてくるトーマスにまた癇癪を起すマルラン。
「マルランまでいるの・・・?」
「(ピクッ)」
アワの声にマルランが反応し、睨みつけてくる。
「誰かと思えば・・・アワ、お前か」
眼鏡のブリッジを弄りながらじーっとアワを見ている。
「お前も一味と接触していたんだな。
それにしても・・・何故、行動を共にしているんだ?んん?」
「つっ・・・」
「島の人間には侵入者が来たら報告しろと言っていたはずなんだがな?
アワ、お前も『島の人間』だろ?何故、知らせなかった?」
「あ、ああ・・・」
怯えながら口をパクパクさせているアワ。
「『子供だから大丈夫』とでも思ったか?自分の役割をまだ理解していないようだな、その上、侵入者と交流を深めようとするとは・・・・こちらに対しての裏切りだな」
腕の円盤をカチリと鳴らす。
「悪い子供にはお仕置きだな」
円盤がアワ目掛けて飛んでくる。
「つっ!」
アワは固まって動けない、しかし円盤はある人物によって弾かれる。
「子供に何すんだ!このクソ野郎!」
サンジだ、マルランの円盤を得意の足技で蹴り弾いたのだ。
「『黒足』のサンジか、噂にたがわぬ足捌き」
「いきなり子供から狙うとは紳士的じゃねーな」
「教育と言ってもらおうか、物分かりが悪い子供に灸を据えると思えばいい」
「ふざけんじゃねぇ!!」
一触即発の空気、ナミはロビンたちに囁く。
「今のうちに行きましょう、今の状況じゃ私たちの勝算は低いわ」
「ええ、ゾロもウソップも怪我がまだ治っていないし、ここは逃げた方が良いわ」
「そうはいかないよ」
「!?」
また光の光線が襲ってくる。