ONE PEICEの連載夢小説の設定は本編の『設定・注意書き』をお読みください。
第34話 第二の敵襲、バーソロミュー・くま!
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サンジは走った、森の中を――・・・走って、走って、探し続けた。
〈何もかも無事なわけねェ!!あの二人どこにいきやがった!?〉
すると突然視界が開けた、周囲にはスリラーバーグの城の瓦礫が転がっている。くまの大気爆弾の衝撃で破片が広範囲に飛び散ったのだろう。
そしてサンジが探している二人もその瓦礫の中にいた、立っている影が見える。
「ふう――・・・脅かしやがって・・・おい!あの七武海どこに・・・つっ!?」
サンジは問い詰めようと彼らに駆け寄るがその姿に続きが出て来なくなってしまった。
二人は血だらけだった、体からも口からも血が滴り落ちている。服も破け、生々しい傷が体のあちこちから見えている――・・・そしてカヤノは立ったまま気絶している。ゾロが残り少ない意識で彼女が倒れないように支えていた。彼に至ってはもう体が固まってしまっているのか感覚はないのだろう、あるのは倒れたら自分も彼女も死ぬということだけだ。
「お、おい・・・何だよっ・・・!?この血の量は・・・おい、生きてんのか!?カヤノもどうしたんだ!?ここで何があったっ!!?」
二人のあまりにも惨い姿にサンジの顔は真っ青だ、必死に問いただすもののゾロが発したのはたった一言だ。
「何も・・・なかった・・・」
「良い仲間を持っているな・・・さすがアンタの息子というところか、ドラゴン」
バーソロミュー・くまは事を終えた後、船の先から海を見ていた。
「そして・・・フツヌシ、お前の娘は二人そろって似ているな」
くまはゾロの言っていたカヤノの目的について少し考えていた、実は彼はカヤノの父親であるフツヌシことを知っている、といっても直接的な話はしていないが・・・。
かつてあの国で起きた事件――・・・一族が皆殺し寸前まで追い詰められた惨いものだった。そこから抜け出したのが他ならぬフツヌシだった。
「恩人に尽くす忠誠心、力を持っていても邪心には屈しない姿勢・・・引き継がれているのだな、お前が死んでも」
フツヌシが死んでもその精神は子供たちに受け継がれている、彼の無表情が少しだけ綻んでいるように思えたがそれはまた霧でわからなくなってしまうのであった。
続く
〈何もかも無事なわけねェ!!あの二人どこにいきやがった!?〉
すると突然視界が開けた、周囲にはスリラーバーグの城の瓦礫が転がっている。くまの大気爆弾の衝撃で破片が広範囲に飛び散ったのだろう。
そしてサンジが探している二人もその瓦礫の中にいた、立っている影が見える。
「ふう――・・・脅かしやがって・・・おい!あの七武海どこに・・・つっ!?」
サンジは問い詰めようと彼らに駆け寄るがその姿に続きが出て来なくなってしまった。
二人は血だらけだった、体からも口からも血が滴り落ちている。服も破け、生々しい傷が体のあちこちから見えている――・・・そしてカヤノは立ったまま気絶している。ゾロが残り少ない意識で彼女が倒れないように支えていた。彼に至ってはもう体が固まってしまっているのか感覚はないのだろう、あるのは倒れたら自分も彼女も死ぬということだけだ。
「お、おい・・・何だよっ・・・!?この血の量は・・・おい、生きてんのか!?カヤノもどうしたんだ!?ここで何があったっ!!?」
二人のあまりにも惨い姿にサンジの顔は真っ青だ、必死に問いただすもののゾロが発したのはたった一言だ。
「何も・・・なかった・・・」
「良い仲間を持っているな・・・さすがアンタの息子というところか、ドラゴン」
バーソロミュー・くまは事を終えた後、船の先から海を見ていた。
「そして・・・フツヌシ、お前の娘は二人そろって似ているな」
くまはゾロの言っていたカヤノの目的について少し考えていた、実は彼はカヤノの父親であるフツヌシことを知っている、といっても直接的な話はしていないが・・・。
かつてあの国で起きた事件――・・・一族が皆殺し寸前まで追い詰められた惨いものだった。そこから抜け出したのが他ならぬフツヌシだった。
「恩人に尽くす忠誠心、力を持っていても邪心には屈しない姿勢・・・引き継がれているのだな、お前が死んでも」
フツヌシが死んでもその精神は子供たちに受け継がれている、彼の無表情が少しだけ綻んでいるように思えたがそれはまた霧でわからなくなってしまうのであった。
続く
