ONE PEICEの連載夢小説の設定は本編の『設定・注意書き』をお読みください。
第33話 影との決着
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「もし!!」
その声に振り向くと―――
「うお――!!ゾンビ!!まだ影の出てねェ奴がいたのか!?」
「いいや、大怪我した年寄りじゃ」
「紛らわしいな!!もうゾンビでいいだろ!!」
「ちょっと待ってウソップ」
しばき倒しそうな勢いな彼を止めるカヤノ。
「あなたもしかして・・・・墓場で会ったお爺さん?」
カヤノの言葉に一同思い出したようだ。
「信じられん・・・太陽の下をまたこうして歩ける日が来るとは・・・」
老人は声が震えている。
「お前さんたち・・・ありがとうっ・・・・本当にありがとう!!どうお礼をすればよいか・・・!!」
老人の笑った顔にカヤノもニッコリ笑う、すると今度は大勢の声が聞こえる。
「おーい!!スポイルじいさん!!」
「じじー!!」
「被害者の会名誉会長!!」
どうやら他の影を奪われた者たちも自分たちの体が元通りになったので喜んで集まってきたようだ。
「あんたたち!!礼が遅れたわね!!」
「俺たちも心底感謝してるぜ!!色々妙なちょっかい出しちまってすまなかったな!!」
「おめェらの暴れっぷり見て『賭けるならこいつらだ』って勝手に希望をかけたんだ!!」
「でもその判断は正しかったわ!!!
ありがとう、あんたたち!!!スリラーバーグ被害者の会一同・・・!!!」
船長のローラを初めに全員が膝を折って頭を下げる。
「この恩は決して忘れないわ!!」
何と律儀な人々なのだろうか、同じ海賊であるにも関わらず『してもらったことにしっかり感謝を述べる』、これができる人間が海賊の中でどれほどいるだろうか・・・。
「何かお礼がしたいぜ!!」
「少しだが蓄えもある、もてなさせてくれ!!」
感謝の印としてそれぞれが麦わらの一味のために動きたい気持ちがウズウズしているようだ。
「そんなものより私を嫁にあげる!!!」
『いらん!!!』
少しの沈黙の後に一味の男衆全員から拒絶されたローラ。
「礼をしたいって言われてもな・・・・ルフィが言ったよな、おっさん。
俺たちはこっちの都合で闘っただけで・・・・お前ら、そのついでに助かっただけだ。ちなみに俺の嫁はこいつ(カヤノ)だ」
ちゃっかり断るついでにカヤノを『自分の女』認定しているゾロ。
しかしそんなゾロの右頬をナミの張り手が叩き込まれる。
「何言ってんのよ――っ!!!せっかく御礼をしたいって人々に―――っ!!!」
「つっ!!」
「え?ちょっ・・・うわっ!?」
吹っ飛んだ先にカヤノがいて一緒に倒れ込んでしまう。
しかも倒れ込んだ場所がカヤノのバスト、ゾロにとってはラッキーなのだがそんなことを言ってしまったが最後カヤノにも嫌われるので絶対に言わない。
「ゾロ・・・息荒くなってるよ」
「・・・・」
どうやら隠せることではなかったらしい・・・。
「でも、正直『お礼』って言われても困るよね。報酬が欲しくてやってたわけでもないし・・・・」
ゾロの頭を押しのけながら起き上がるカヤノ。
その声に振り向くと―――
「うお――!!ゾンビ!!まだ影の出てねェ奴がいたのか!?」
「いいや、大怪我した年寄りじゃ」
「紛らわしいな!!もうゾンビでいいだろ!!」
「ちょっと待ってウソップ」
しばき倒しそうな勢いな彼を止めるカヤノ。
「あなたもしかして・・・・墓場で会ったお爺さん?」
カヤノの言葉に一同思い出したようだ。
「信じられん・・・太陽の下をまたこうして歩ける日が来るとは・・・」
老人は声が震えている。
「お前さんたち・・・ありがとうっ・・・・本当にありがとう!!どうお礼をすればよいか・・・!!」
老人の笑った顔にカヤノもニッコリ笑う、すると今度は大勢の声が聞こえる。
「おーい!!スポイルじいさん!!」
「じじー!!」
「被害者の会名誉会長!!」
どうやら他の影を奪われた者たちも自分たちの体が元通りになったので喜んで集まってきたようだ。
「あんたたち!!礼が遅れたわね!!」
「俺たちも心底感謝してるぜ!!色々妙なちょっかい出しちまってすまなかったな!!」
「おめェらの暴れっぷり見て『賭けるならこいつらだ』って勝手に希望をかけたんだ!!」
「でもその判断は正しかったわ!!!
ありがとう、あんたたち!!!スリラーバーグ被害者の会一同・・・!!!」
船長のローラを初めに全員が膝を折って頭を下げる。
「この恩は決して忘れないわ!!」
何と律儀な人々なのだろうか、同じ海賊であるにも関わらず『してもらったことにしっかり感謝を述べる』、これができる人間が海賊の中でどれほどいるだろうか・・・。
「何かお礼がしたいぜ!!」
「少しだが蓄えもある、もてなさせてくれ!!」
感謝の印としてそれぞれが麦わらの一味のために動きたい気持ちがウズウズしているようだ。
「そんなものより私を嫁にあげる!!!」
『いらん!!!』
少しの沈黙の後に一味の男衆全員から拒絶されたローラ。
「礼をしたいって言われてもな・・・・ルフィが言ったよな、おっさん。
俺たちはこっちの都合で闘っただけで・・・・お前ら、そのついでに助かっただけだ。ちなみに俺の嫁はこいつ(カヤノ)だ」
ちゃっかり断るついでにカヤノを『自分の女』認定しているゾロ。
しかしそんなゾロの右頬をナミの張り手が叩き込まれる。
「何言ってんのよ――っ!!!せっかく御礼をしたいって人々に―――っ!!!」
「つっ!!」
「え?ちょっ・・・うわっ!?」
吹っ飛んだ先にカヤノがいて一緒に倒れ込んでしまう。
しかも倒れ込んだ場所がカヤノのバスト、ゾロにとってはラッキーなのだがそんなことを言ってしまったが最後カヤノにも嫌われるので絶対に言わない。
「ゾロ・・・息荒くなってるよ」
「・・・・」
どうやら隠せることではなかったらしい・・・。
「でも、正直『お礼』って言われても困るよね。報酬が欲しくてやってたわけでもないし・・・・」
ゾロの頭を押しのけながら起き上がるカヤノ。