ONE PEICEの連載夢小説の設定は本編の『設定・注意書き』をお読みください。
第32話 影の集合体
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「ローラ船長!!早くこっちに!!」
部下がローラを呼ぶ。
「アンタたち、お逃げ」
しかしローラは動こうとしない。
「何言ってんですか!!」
「私はこの賭けの責任者よ!見てごらん、アレを!」
ローラの言う通りルフィたちを見る、彼らは自分たちのように逃げる様子がない。
それどころか応戦の態勢を取っている。
「ば、馬鹿な・・・!!まさかまだ勝てる気で・・・・!!?」
「あいつらが勝機を捨ててないなら私もここを動かない!!!
勝手気ままに『希望の星』と期待しといてピンチになったらトンズラじゃあ・・・私ら、そこらの虫ケラと一緒だよ!!」
言っている間にも日光が射し始める。
「うっ!!」
「うわあ!!ローラ船長!!」
「そこは陽が当たっちまう!!」
「いいんだよ!!」
顔に日光が当たっても動かない。
「人の肩に希望をかけるってのはこういう事さ!!」
「アンタさ・・・」
巨大化したモリアの前にカヤノが歩み寄る。
「実は寂しがり屋だったりする?」
何て場違いな質問をしているのだろうか、一味もローラたちもポカーンとしている。
「『仲間なんて生きているから失うんだ』ってアンタ、さっき自分で言ったじゃん。
だから最初から死んでいるゾンビに優秀なヤツの影を入れて操ればいいって・・・そういう経験をしたんでしょ?」
「っ・・・!!!」
「大切な仲間が死ぬのは辛い、その気持ちはわかる・・・でもね、そんな辛い経験をした人なら・・・こんな命を冒涜するような行いをするのは私は許せない!!!」
「知ったような口を・・・きくんじゃねェ!!!!小娘がァ!!!」
モリアがカヤノに向かって足を振り下ろす。
「・・・・・・・」
しかしカヤノの動きの方が速かった。
「亀が動く時・・・」
「!?」
「山が揺れる!!」
植物を足場にしてカヤノが蜻蛉を構える。
「山津見流――・・・四獣の型!!」
ドンッ!!!
「『亀動山揺(きどうさんゆう)』!!!」
モリアの腹に強烈な一撃が撃ち込まれる。
「ぶっ!!ぶぐっ!!」
腹の衝撃で取り込んでいた影が口から漏れ始める。
部下がローラを呼ぶ。
「アンタたち、お逃げ」
しかしローラは動こうとしない。
「何言ってんですか!!」
「私はこの賭けの責任者よ!見てごらん、アレを!」
ローラの言う通りルフィたちを見る、彼らは自分たちのように逃げる様子がない。
それどころか応戦の態勢を取っている。
「ば、馬鹿な・・・!!まさかまだ勝てる気で・・・・!!?」
「あいつらが勝機を捨ててないなら私もここを動かない!!!
勝手気ままに『希望の星』と期待しといてピンチになったらトンズラじゃあ・・・私ら、そこらの虫ケラと一緒だよ!!」
言っている間にも日光が射し始める。
「うっ!!」
「うわあ!!ローラ船長!!」
「そこは陽が当たっちまう!!」
「いいんだよ!!」
顔に日光が当たっても動かない。
「人の肩に希望をかけるってのはこういう事さ!!」
「アンタさ・・・」
巨大化したモリアの前にカヤノが歩み寄る。
「実は寂しがり屋だったりする?」
何て場違いな質問をしているのだろうか、一味もローラたちもポカーンとしている。
「『仲間なんて生きているから失うんだ』ってアンタ、さっき自分で言ったじゃん。
だから最初から死んでいるゾンビに優秀なヤツの影を入れて操ればいいって・・・そういう経験をしたんでしょ?」
「っ・・・!!!」
「大切な仲間が死ぬのは辛い、その気持ちはわかる・・・でもね、そんな辛い経験をした人なら・・・こんな命を冒涜するような行いをするのは私は許せない!!!」
「知ったような口を・・・きくんじゃねェ!!!!小娘がァ!!!」
モリアがカヤノに向かって足を振り下ろす。
「・・・・・・・」
しかしカヤノの動きの方が速かった。
「亀が動く時・・・」
「!?」
「山が揺れる!!」
植物を足場にしてカヤノが蜻蛉を構える。
「山津見流――・・・四獣の型!!」
ドンッ!!!
「『亀動山揺(きどうさんゆう)』!!!」
モリアの腹に強烈な一撃が撃ち込まれる。
「ぶっ!!ぶぐっ!!」
腹の衝撃で取り込んでいた影が口から漏れ始める。