ONE PEICEの連載夢小説の設定は本編の『設定・注意書き』をお読みください。
第3話 彦名島
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「・・・・・」
両腕や体に包帯を巻かれたゾロがウソップの肩を借りて中に入ってくる。顔には小さいが掠り傷もある。
「ゾロ!?」
「どうしたんだ、オメー!その恰好は!」
「・・・・どうしたもこうしたもねぇ、急に襲われたんだ」
椅子にドガッと座るゾロ。
「鎌とヌンチャクを使う男に襲われた」
その言葉にアワが反応する。
「鎌とヌンチャク・・・」
「知ってるのか?アワ」
「うん・・・ハヤアキさんだと思う」
「ハヤアキ?」
「この島の警護団の人・・・」
「なるほどな・・・俺たちを不法侵入者だと思って襲って来たのか」
「でもそれにしても理不尽過ぎる!俺たちはこの島のことを知りたかっただけなのに、それすらも聞く耳持ってくれなかったんだ!理由くらい聞いくれてもいいだろう!」
「喋っちゃいけないの。
さっき言ったみたいにアイツらに逆らったらひどい目に遭うから」
ゾロとチョッパーがアワをじっと見ている。
「お前・・・島の人間か、じゃあ何でお前は喋ってるんだ?」
「助けて欲しいってお願いされたんだ、この島のやつらを。今、その理由を聞いていたところだ」
今度はルフィを見るゾロ。
「ルフィ、お前・・・・また面倒ごとに首突っ込もうとしてんだろ?」
「ニッシシシ!」
「ったく・・・こっちが知らないうちに」
ポリポリと頭を掻くゾロ、そしてアワを見る。
「おい、ガキ」
「!」
「お前の頼みを今ここでもう一度言え、ルフィとコックは聞いてんだろうが、俺たちはお前が何を望んで、俺たちにどうしてほしいのかまだはっきり聞いてねぇ」
襲撃を受けた手前、ゾロもこのままで終わらせるつもりはないようだ。
「・・・・・私の望みは。
この島の人たちを助けたい、昔みたいに他国とお仕事ができて、畑も研究も働いている皆が笑っている島に戻したいっ!
でも私や警護団の人たちじゃできないから・・・」
アワはその場に両膝を付いた。
「おねがいします!
棘海賊団を倒して、この島から追い出してほしい!私たちに協力してください!」
アワの願いに場が静まる。
「どうする?船長」
「聞くのか?」
「いいや、分かり切ってることだ」
ゾロの言葉に笑ったルフィはアワの傍に座り込む。
「アワ、顔上げろ」
「・・・・・・」
「大丈夫だ、お前は俺たちを助けてくれたんだ。今度は俺たちがお前を助ける」
「つっ・・・じゃあ・・・!」
「ああ、お前の願い、叶えてやるよ!」
続く
両腕や体に包帯を巻かれたゾロがウソップの肩を借りて中に入ってくる。顔には小さいが掠り傷もある。
「ゾロ!?」
「どうしたんだ、オメー!その恰好は!」
「・・・・どうしたもこうしたもねぇ、急に襲われたんだ」
椅子にドガッと座るゾロ。
「鎌とヌンチャクを使う男に襲われた」
その言葉にアワが反応する。
「鎌とヌンチャク・・・」
「知ってるのか?アワ」
「うん・・・ハヤアキさんだと思う」
「ハヤアキ?」
「この島の警護団の人・・・」
「なるほどな・・・俺たちを不法侵入者だと思って襲って来たのか」
「でもそれにしても理不尽過ぎる!俺たちはこの島のことを知りたかっただけなのに、それすらも聞く耳持ってくれなかったんだ!理由くらい聞いくれてもいいだろう!」
「喋っちゃいけないの。
さっき言ったみたいにアイツらに逆らったらひどい目に遭うから」
ゾロとチョッパーがアワをじっと見ている。
「お前・・・島の人間か、じゃあ何でお前は喋ってるんだ?」
「助けて欲しいってお願いされたんだ、この島のやつらを。今、その理由を聞いていたところだ」
今度はルフィを見るゾロ。
「ルフィ、お前・・・・また面倒ごとに首突っ込もうとしてんだろ?」
「ニッシシシ!」
「ったく・・・こっちが知らないうちに」
ポリポリと頭を掻くゾロ、そしてアワを見る。
「おい、ガキ」
「!」
「お前の頼みを今ここでもう一度言え、ルフィとコックは聞いてんだろうが、俺たちはお前が何を望んで、俺たちにどうしてほしいのかまだはっきり聞いてねぇ」
襲撃を受けた手前、ゾロもこのままで終わらせるつもりはないようだ。
「・・・・・私の望みは。
この島の人たちを助けたい、昔みたいに他国とお仕事ができて、畑も研究も働いている皆が笑っている島に戻したいっ!
でも私や警護団の人たちじゃできないから・・・」
アワはその場に両膝を付いた。
「おねがいします!
棘海賊団を倒して、この島から追い出してほしい!私たちに協力してください!」
アワの願いに場が静まる。
「どうする?船長」
「聞くのか?」
「いいや、分かり切ってることだ」
ゾロの言葉に笑ったルフィはアワの傍に座り込む。
「アワ、顔上げろ」
「・・・・・・」
「大丈夫だ、お前は俺たちを助けてくれたんだ。今度は俺たちがお前を助ける」
「つっ・・・じゃあ・・・!」
「ああ、お前の願い、叶えてやるよ!」
続く