ONE PEICEの連載夢小説の設定は本編の『設定・注意書き』をお読みください。
第32話 影の集合体
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「そして麦わらァ・・・てめェ、よくも俺のスリラーバーグを・・・こうもメチャクチャにしてくれやがったな・・・!!!」
ギロリと大きな目で睨みつけてくる。
「お前が俺達の航を邪魔するからだろ!!!陽が射す前に早く影を返せ!!」
小さいまま叫ぶルフィをモリアは鼻で笑った。
「わからねェか・・・航海を続けても、てめェらの力量じゃ死ぬだけだ・・・。
新世界には遠く及ばねェ・・・!!なかなか筋のいい部下も揃っているようだが・・・全てを失う!!!
何故だかわかるか?キーシシシ!!」
『全てを失う』という言葉をモリアはルフィに突きつける、しかしそれはルフィに言っている様に見えるが自分に言い聞かせている様にも見えた。
「俺はな・・・体験から答えを出した、大きく名を馳せた有能な部下たちを、何故俺が失ったのか――・・・。
『仲間』なんざ生きているから失うんだ!!全員始めから死んでいるゾンビならば何もかも失う物はねェ!!
ゾンビなら『不死身』で浄化しても『代えの利く無限の兵士』だ!!!」
そう叫ぶとモリアの足元から幾本もの影が伸びてくる、しかしそれは一味や集団を攻撃するわけではなく素通りしていった。
「俺はこの死者の軍団で再び海賊王の座を狙う!!てめェらは影で俺の部下になることを幸せに思え!!」
モリアの伸ばした影はスリラーバーグにいる全てのゾンビ達から影を抜き取っていった。その影はモリア自身に取り込まれる。
「麦わらァ・・・!!!おめェが取り込んだ影は・・・100体ってとこか・・・・!?」
影を取り込んだモリアの体はどんどん大きくなっていく。
「ならば俺は200・・・」
ドックン!
「300・・・」
ドックン!
「600・・・」
ドックン!
「700・・・」
「1000体だ・・・!!!」
モリアが取り込んだ影はルフィの十倍の量だ、それに比例してナイトメアルフィの数倍もの大きさになっている。
「オオオオオ!!!」
バカッ!!
雄叫びを上げたモリアが拳を地面に突き立てると大きな亀裂が入った。
もはや島を、船を分断してしまうほどの威力だ。
「に、逃げろ!!!」
「今度こそ終わりだあァァァ!!本当に終わりだァァ!!!」
影を奪われた被害者は朝陽が昇っていることも相まって森へ隠れ始める。
そして朝陽が壁のヒビの隙間から見えたところで・・・。
ボウッ!!
「うわァ!!?」
陽に当たった者達の体が消えていく、仲間たちは必死に抱えて日陰に運んでいく。
今はまだ『日が漏れる』程度で済んでいるがこれが直接当たってしまってはひとたまりもない。
ギロリと大きな目で睨みつけてくる。
「お前が俺達の航を邪魔するからだろ!!!陽が射す前に早く影を返せ!!」
小さいまま叫ぶルフィをモリアは鼻で笑った。
「わからねェか・・・航海を続けても、てめェらの力量じゃ死ぬだけだ・・・。
新世界には遠く及ばねェ・・・!!なかなか筋のいい部下も揃っているようだが・・・全てを失う!!!
何故だかわかるか?キーシシシ!!」
『全てを失う』という言葉をモリアはルフィに突きつける、しかしそれはルフィに言っている様に見えるが自分に言い聞かせている様にも見えた。
「俺はな・・・体験から答えを出した、大きく名を馳せた有能な部下たちを、何故俺が失ったのか――・・・。
『仲間』なんざ生きているから失うんだ!!全員始めから死んでいるゾンビならば何もかも失う物はねェ!!
ゾンビなら『不死身』で浄化しても『代えの利く無限の兵士』だ!!!」
そう叫ぶとモリアの足元から幾本もの影が伸びてくる、しかしそれは一味や集団を攻撃するわけではなく素通りしていった。
「俺はこの死者の軍団で再び海賊王の座を狙う!!てめェらは影で俺の部下になることを幸せに思え!!」
モリアの伸ばした影はスリラーバーグにいる全てのゾンビ達から影を抜き取っていった。その影はモリア自身に取り込まれる。
「麦わらァ・・・!!!おめェが取り込んだ影は・・・100体ってとこか・・・・!?」
影を取り込んだモリアの体はどんどん大きくなっていく。
「ならば俺は200・・・」
ドックン!
「300・・・」
ドックン!
「600・・・」
ドックン!
「700・・・」
「1000体だ・・・!!!」
モリアが取り込んだ影はルフィの十倍の量だ、それに比例してナイトメアルフィの数倍もの大きさになっている。
「オオオオオ!!!」
バカッ!!
雄叫びを上げたモリアが拳を地面に突き立てると大きな亀裂が入った。
もはや島を、船を分断してしまうほどの威力だ。
「に、逃げろ!!!」
「今度こそ終わりだあァァァ!!本当に終わりだァァ!!!」
影を奪われた被害者は朝陽が昇っていることも相まって森へ隠れ始める。
そして朝陽が壁のヒビの隙間から見えたところで・・・。
ボウッ!!
「うわァ!!?」
陽に当たった者達の体が消えていく、仲間たちは必死に抱えて日陰に運んでいく。
今はまだ『日が漏れる』程度で済んでいるがこれが直接当たってしまってはひとたまりもない。