ONE PEICEの連載夢小説の設定は本編の『設定・注意書き』をお読みください。
第32話 影の集合体
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「今だな!?」
ガコンッ!!
サンジがレバーを引くと鎖が引き上げられる。
「ウオ!!」
今度は体を引っ張られてのけぞる。
「いいぞ、サンジ!!オーズの背骨が真っ直ぐだ!!」
全てはチョッパーの狙い通りだ。
「人間の背骨は本来S字に曲がることで衝撃や重さを和らげる構造になっている!!
それが真っ直ぐ伸びきった場合――・・・衝撃の逃げ場は無くなり、全てのダメージを受け止めることができなくなるんだ!!」
倒す手筈は整った、最後の仕上げは――・・・。
「行ってルフィ!!」
もちろん船長である。
「特大のバズーカを喰らえ!!」
上から狙うルフィを見上げるオーズ。
「なんだ、そんなモン・・・!!バズーカで打ち返してやる!!!」
そう言って両手を上げようとするが――・・・。
「!?」
動かない、右腕がピクリとも動かないのだ。先ほど麦わらの一味に集中攻撃を喰らった効果がここでようやく現れたのだ。
「ゴムゴムのォ・・・!!」
「!?」
しかしそうなるとオーズは防御の態勢が取れない。
「『巨人の(ギガント)バズーカ』!!」
ドゴオォン!!
巨大なルフィの両手を顔面に受けたオーズ。
ミシッ――・・・ボキッボキッバキッ・・・!!!
体中から嫌な音が響く。
頭蓋骨から響いた衝撃を骨がまともに受けて背骨が幾つも砕けてしまったのだ、立つための要所を失ったオーズの体は静かに地面へと沈んだ。
「や、やったわ~~~!!!勝ったわ―――っ!!!」
「今度こそやってくれた~~~~っ!!!」
再び地面に伏したオーズを見てモリア被害者集団は大喜び。
オーズも痛みは感じていないものの背骨が砕けているのでもう立ち上がることすらできない。
「・・・・まだ息がある・・・。骨を粉砕してもまだ消滅しないなんて。
どこまでも生命をバカにした能力なんだ・・・!!」
オーズの様子を見て呆れるチョッパー、しかしこれであとは本当に『影』を取り戻すだけだ。
「ルフィ・・・」
「ハア・・・ハア・・・」
カヤノが横たわっている少年に近づく、先程の急激に体を変化させた副作用だろう。ルフィの体は子供のように小さくなっていた。
「無茶なことするね・・・」
「ハア・・・ハア・・・へへへッ!」
何のことを言われているのか本人もわかっているようだ。
しかしのんびりしている暇はない、もう朝陽がそこまで昇ってきている。早く影を取り戻さなければならない。
「さァ、モリアを叩き起こして影を返してもらうのよ!!」
「・・・・いいや、起こすにゃ及ばねェ・・・!!!」
「「・・・!」」
モリアは既に起き上がっていた。
「キーシシシ・・・まさか、おめェら・・・森の負け犬どもが関わっていたとは・・・麦わらの過剰なパワーアップの謎が解けたぜ・・・!!
だが、この俺の『影の能力』を利用するとは忌々しい・・・!!!」
大傷を負いながらも起き上がるモリア。
ガコンッ!!
サンジがレバーを引くと鎖が引き上げられる。
「ウオ!!」
今度は体を引っ張られてのけぞる。
「いいぞ、サンジ!!オーズの背骨が真っ直ぐだ!!」
全てはチョッパーの狙い通りだ。
「人間の背骨は本来S字に曲がることで衝撃や重さを和らげる構造になっている!!
それが真っ直ぐ伸びきった場合――・・・衝撃の逃げ場は無くなり、全てのダメージを受け止めることができなくなるんだ!!」
倒す手筈は整った、最後の仕上げは――・・・。
「行ってルフィ!!」
もちろん船長である。
「特大のバズーカを喰らえ!!」
上から狙うルフィを見上げるオーズ。
「なんだ、そんなモン・・・!!バズーカで打ち返してやる!!!」
そう言って両手を上げようとするが――・・・。
「!?」
動かない、右腕がピクリとも動かないのだ。先ほど麦わらの一味に集中攻撃を喰らった効果がここでようやく現れたのだ。
「ゴムゴムのォ・・・!!」
「!?」
しかしそうなるとオーズは防御の態勢が取れない。
「『巨人の(ギガント)バズーカ』!!」
ドゴオォン!!
巨大なルフィの両手を顔面に受けたオーズ。
ミシッ――・・・ボキッボキッバキッ・・・!!!
体中から嫌な音が響く。
頭蓋骨から響いた衝撃を骨がまともに受けて背骨が幾つも砕けてしまったのだ、立つための要所を失ったオーズの体は静かに地面へと沈んだ。
「や、やったわ~~~!!!勝ったわ―――っ!!!」
「今度こそやってくれた~~~~っ!!!」
再び地面に伏したオーズを見てモリア被害者集団は大喜び。
オーズも痛みは感じていないものの背骨が砕けているのでもう立ち上がることすらできない。
「・・・・まだ息がある・・・。骨を粉砕してもまだ消滅しないなんて。
どこまでも生命をバカにした能力なんだ・・・!!」
オーズの様子を見て呆れるチョッパー、しかしこれであとは本当に『影』を取り戻すだけだ。
「ルフィ・・・」
「ハア・・・ハア・・・」
カヤノが横たわっている少年に近づく、先程の急激に体を変化させた副作用だろう。ルフィの体は子供のように小さくなっていた。
「無茶なことするね・・・」
「ハア・・・ハア・・・へへへッ!」
何のことを言われているのか本人もわかっているようだ。
しかしのんびりしている暇はない、もう朝陽がそこまで昇ってきている。早く影を取り戻さなければならない。
「さァ、モリアを叩き起こして影を返してもらうのよ!!」
「・・・・いいや、起こすにゃ及ばねェ・・・!!!」
「「・・・!」」
モリアは既に起き上がっていた。
「キーシシシ・・・まさか、おめェら・・・森の負け犬どもが関わっていたとは・・・麦わらの過剰なパワーアップの謎が解けたぜ・・・!!
だが、この俺の『影の能力』を利用するとは忌々しい・・・!!!」
大傷を負いながらも起き上がるモリア。