ONE PEICEの連載夢小説の設定は本編の『設定・注意書き』をお読みください。
第30話 奪われる影
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「おい、カヤノ!しっかりしろ!!」
カヤノの体を揺さぶるゾロ。
「つっ・・・うっ・・・」
朧気だが意識を取り戻すカヤノ。
「ゾロ・・・?私・・・」
頭を抑えて起き上がるカヤノだが足元を見て愕然とする。
影がないのだ、やはりあれは悪い夢ではなかった。
「不覚だった・・・私までっ・・・」
「後悔は後にしろ!」
立ち上がるゾロ。
「どちらにしろお前も俺達と同じ状態になったんだ、くよくよしていても仕方ねェ」
「・・・・・・」
ゾロの言う通りである、後悔している間にも時間は過ぎていくのだから。
「・・・っ、そうだね、ごめん」
立ち上がるカヤノ。
「ウソップ、ロビンを避難させて」
「おっし!任せろ!!」
ウソップにロビンを任せて再びオーズを見上げるカヤノ、ゾロ、サンジ。
「おーい!!サンジ~~~!!ゾロ~~!!カヤノ~~~っ!!」
「「「!」」」
するとどこからかチョッパーの声がする。
「一体どこから声が・・・」
「ここだ!ここ!」
三人が見え上げるとオーズの右肩にいるチョッパーがいる。
「チョッパー!!?お前、何でそんなところに!!?」
「探してたんだ!!500年前のオーズの死因を!!」
「死因?」
「そう、大悪党が寿命を待たずに死んだのなら『外傷』が原因の可能性が高いんだ!」
「『外傷』?」
「この右腕を狙え!!これは元々オーズの腕じゃない!!!ホグバックの手で天才的に復元はされているけど!!
継ぎ目にひどい凍傷の跡がある!断定はできないけど500年前のコイツの死因は『凍死』!!!
こんな怪物でも自然の力には敵わずに氷の国をさ迷って死んだんだ!!!
何故なら、500年前の昔もきっとオーズは―――・・・裸だったから!!!」
「「「そんなアホに負けたくねェ(ない)~~~!!!」」」
500年前の地形がどうなっていたかは分からないが氷の国の中を裸でいるなど無謀すぎる。
このオーズという巨人はルフィ並に馬鹿だったのかもしれない。
「ゾンビは痛みを感じないけどダメージはちゃんと残る!!今までの攻撃もしっかり蓄積されているよ!!
この腕一本使えなくするだけで攻撃力は半減する!!とにかくこの一点に・・・!」
「何をゴチャゴチャと人の肩で!!!このチビ人間め!!!」
言い終わらないうちにオーズの拳がチョッパー目掛けて振り下ろされる。
しかし、手応えがない。
「あれ?」
「今のパンチだって自分の体を痛めつけているってことにゾンビのお前にはわからないんだな!!」
なんとチョッパーはオーズの拳の隙間に潜んで躱していたのだ。
「俺はチビだからお前の拳の隙間は洞窟みたいなもんだ!!」
そう言って丸薬を取り出し、噛み砕き飲み込む。
「飛力強化(ジャンピングポイント)、腕力強化(アームポイント)」
体を人型へと変化させて飛び上がる。
「良く躱した!!手ェ貸すぞ、チョッパー!!」
「サンジ!!頼むよ!!」
チョッパーのジャンプの足場になるサンジ。
「空軍(アルメ・ド・レール)」
「『刻蹄(こくてい)』!!」
「いけっ!!」
サンジの蹴りによってチョッパーのジャンプ力が上がる。
カヤノの体を揺さぶるゾロ。
「つっ・・・うっ・・・」
朧気だが意識を取り戻すカヤノ。
「ゾロ・・・?私・・・」
頭を抑えて起き上がるカヤノだが足元を見て愕然とする。
影がないのだ、やはりあれは悪い夢ではなかった。
「不覚だった・・・私までっ・・・」
「後悔は後にしろ!」
立ち上がるゾロ。
「どちらにしろお前も俺達と同じ状態になったんだ、くよくよしていても仕方ねェ」
「・・・・・・」
ゾロの言う通りである、後悔している間にも時間は過ぎていくのだから。
「・・・っ、そうだね、ごめん」
立ち上がるカヤノ。
「ウソップ、ロビンを避難させて」
「おっし!任せろ!!」
ウソップにロビンを任せて再びオーズを見上げるカヤノ、ゾロ、サンジ。
「おーい!!サンジ~~~!!ゾロ~~!!カヤノ~~~っ!!」
「「「!」」」
するとどこからかチョッパーの声がする。
「一体どこから声が・・・」
「ここだ!ここ!」
三人が見え上げるとオーズの右肩にいるチョッパーがいる。
「チョッパー!!?お前、何でそんなところに!!?」
「探してたんだ!!500年前のオーズの死因を!!」
「死因?」
「そう、大悪党が寿命を待たずに死んだのなら『外傷』が原因の可能性が高いんだ!」
「『外傷』?」
「この右腕を狙え!!これは元々オーズの腕じゃない!!!ホグバックの手で天才的に復元はされているけど!!
継ぎ目にひどい凍傷の跡がある!断定はできないけど500年前のコイツの死因は『凍死』!!!
こんな怪物でも自然の力には敵わずに氷の国をさ迷って死んだんだ!!!
何故なら、500年前の昔もきっとオーズは―――・・・裸だったから!!!」
「「「そんなアホに負けたくねェ(ない)~~~!!!」」」
500年前の地形がどうなっていたかは分からないが氷の国の中を裸でいるなど無謀すぎる。
このオーズという巨人はルフィ並に馬鹿だったのかもしれない。
「ゾンビは痛みを感じないけどダメージはちゃんと残る!!今までの攻撃もしっかり蓄積されているよ!!
この腕一本使えなくするだけで攻撃力は半減する!!とにかくこの一点に・・・!」
「何をゴチャゴチャと人の肩で!!!このチビ人間め!!!」
言い終わらないうちにオーズの拳がチョッパー目掛けて振り下ろされる。
しかし、手応えがない。
「あれ?」
「今のパンチだって自分の体を痛めつけているってことにゾンビのお前にはわからないんだな!!」
なんとチョッパーはオーズの拳の隙間に潜んで躱していたのだ。
「俺はチビだからお前の拳の隙間は洞窟みたいなもんだ!!」
そう言って丸薬を取り出し、噛み砕き飲み込む。
「飛力強化(ジャンピングポイント)、腕力強化(アームポイント)」
体を人型へと変化させて飛び上がる。
「良く躱した!!手ェ貸すぞ、チョッパー!!」
「サンジ!!頼むよ!!」
チョッパーのジャンプの足場になるサンジ。
「空軍(アルメ・ド・レール)」
「『刻蹄(こくてい)』!!」
「いけっ!!」
サンジの蹴りによってチョッパーのジャンプ力が上がる。