ONE PEICEの連載夢小説の設定は本編の『設定・注意書き』をお読みください。
第25話 敵を狩れ 赤い刃
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「恥じる気持ちがありゃ充分・・・心身ともにあってこその剣士だ。お前が生きた時代に会いたかったよ」
リューマの体が消滅したことによってブルックの影が本体に戻る。
「わ!!お!!」
自分の足元を見るブルック。
「も・・・も!!戻ったァああああ~~~!!!」
自分の足元で同じ動きをする黒いシルエット。
「私に『影』が・・・戻っった~~~!!」
狂喜乱舞で動き回るブルック。
「・・・・・・・」
ブルックの歓喜の声が響く中、カヤノの頭の中はリューマの言葉が繰り返されていた。
お嬢さん、あなたが海に出たことも・・・ここで私と勝負をしたのも何かの縁でしょう。
私はあなたと一対一で戦っている時にある記憶が脳裏を過りました・・・それは『私(ブルック)』の記憶ではありません。
おそらくはこの体の持ち主に染みつき・・・昇華されなかった魂の名残り・・・。
ワノ国にお行きなさい・・・そうすればあなたの全てがわかることでしょう・・・。
「ワノ国・・・」
リューマが思い出した記憶とは何なのか、そして新世界にあるはずの国の名が何故出て来たのか、カヤノはただ困惑するばかりだった。
『カヤノの全てがわかる』と彼は言った、それはおそらく父親・フツヌシのことだろう。
フツヌシは頑なに自分の生まれ故郷のことは話してくれなかった、それがもしワノ国ならば・・・。
「ゾロ・・・」
「ん?」
「私・・・目標ができたよ」
草のクッションから起き上がるカヤノ。
「私、ワノ国へ行きたい――・・・いや、絶対に行く!!自分のこともそうだけど、父さんのことがちゃんと知りたい!」
決意めいたカヤノの表情に二ッと笑うと同じく起き上がるゾロ。
「奇遇だな、俺もだ」
秋水を握る。
「刀は貰うが・・・勝負は仕切り直しだ、ワノ国の侍との決着はついちゃいねェ!こんな強者がいるワノ国に俺も必ず行く!!」
「・・・・うん!」
ルフィの誘いで彦名島を出たカヤノだったが個人的に目指す目標ができたようだ。
しかしそこへ到達するにはまだ難題が残っている。
続く
リューマの体が消滅したことによってブルックの影が本体に戻る。
「わ!!お!!」
自分の足元を見るブルック。
「も・・・も!!戻ったァああああ~~~!!!」
自分の足元で同じ動きをする黒いシルエット。
「私に『影』が・・・戻っった~~~!!」
狂喜乱舞で動き回るブルック。
「・・・・・・・」
ブルックの歓喜の声が響く中、カヤノの頭の中はリューマの言葉が繰り返されていた。
お嬢さん、あなたが海に出たことも・・・ここで私と勝負をしたのも何かの縁でしょう。
私はあなたと一対一で戦っている時にある記憶が脳裏を過りました・・・それは『私(ブルック)』の記憶ではありません。
おそらくはこの体の持ち主に染みつき・・・昇華されなかった魂の名残り・・・。
ワノ国にお行きなさい・・・そうすればあなたの全てがわかることでしょう・・・。
「ワノ国・・・」
リューマが思い出した記憶とは何なのか、そして新世界にあるはずの国の名が何故出て来たのか、カヤノはただ困惑するばかりだった。
『カヤノの全てがわかる』と彼は言った、それはおそらく父親・フツヌシのことだろう。
フツヌシは頑なに自分の生まれ故郷のことは話してくれなかった、それがもしワノ国ならば・・・。
「ゾロ・・・」
「ん?」
「私・・・目標ができたよ」
草のクッションから起き上がるカヤノ。
「私、ワノ国へ行きたい――・・・いや、絶対に行く!!自分のこともそうだけど、父さんのことがちゃんと知りたい!」
決意めいたカヤノの表情に二ッと笑うと同じく起き上がるゾロ。
「奇遇だな、俺もだ」
秋水を握る。
「刀は貰うが・・・勝負は仕切り直しだ、ワノ国の侍との決着はついちゃいねェ!こんな強者がいるワノ国に俺も必ず行く!!」
「・・・・うん!」
ルフィの誘いで彦名島を出たカヤノだったが個人的に目指す目標ができたようだ。
しかしそこへ到達するにはまだ難題が残っている。
続く