ONE PEICEの連載夢小説の設定は本編の『設定・注意書き』をお読みください。
第25話 敵を狩れ 赤い刃
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「ヨホホホホ!!この黒刀・秋水を私から奪うと!!?」
自分に刀を抜いて立ち塞がる二人に問いかけるリューマ。
「正確には『お前の屍の横に落ちてる刀を貰う』だな」
「成程・・・威勢のよろしいことで、ヨホホホホ!!
三本も刀をお持ちのようですが、それでは足りないと?」
「一本は折れてんだ、納まりが悪ィからぶら下げてる。俺ァ三刀流なんでな」
「聞いたことありませんな!!曲芸ですか?ヨホホホホ!!」
「今、見せられねェのが残念だ。その低い鼻っ柱でも折ってみせるのによ」
「ならその欠けた一本は私が補うよ」
二刀を握るゾロの傍らにいるカヤノが答える。
「そりゃあ、頼もしいぜ」
「リューマ・・・、ゾロは本当に刀を三本使って戦う。私やそこのフランキーが証人になるよ」
「ふむ・・・お嬢さんが仰るのであればそれは真実なのでしょう」
三人の間の空気が張り詰める。
「ああ・・・震えが止まりませんよ、これが俗に言う『武者震い』・・・お二人ともお強い。
記憶の中にはない感情が沸き上がってくるっ!!
何か巨大な生物と対峙したような・・・ゾクゾクする不思議な感覚だ。体が躍り出しそうだ」
恐れではなく強者に会えたことによる喜びの震え、それを感じているのはリューマだけではない。
ドン!!!
ゾロとカヤノも然りだ、カヤノはリューマと既に刀を交えているのでこの骸の持ち主が生前どれ程、強靭な肉体で強力な剣術な使い手であったかを瞬時に理解した。
「『夜明歌(オーバート)・クー・ドロア』!!!」
「!」
リューマの突きが斬り込んだゾロに打ち込まれようとされるがゾロは避けた、すると壁に大穴が開いた。
「!!?」
「うおおおおお!!?」
あまりの威力に驚くフランキーとブルック。
「・・・・・!!!銃(ピストル)!!?」
「いいえ・・・!突きです!!
で、でも・・・あの技、私がやってもあんなことにはなりません!!」
自分の技だが強靭な体を持つ者が使えば威力がこれほどに違う、それを改めて驚くブルック。
「『突き』が飛ぶなんて・・・どれ程の筋力・・・!!」
もしあのリューマが本気で自分に斬り込んでいたなら本当に殺されていたと恐怖する。
「・・・・ヨホホホ、『指し分け』ですな」
「・・・・・」
「・・・・・」
ビシッ!!
「!!?」
見ればリューマの後ろの壁には十字の斬り込みが入っている。
「・・・ヨホホホ、危うく斬られているところ」
「(ニヤッ)」
「(クスッ)」
「な、何だ!?あの二人・・・・いつの間に攻撃したんだっ!?」
「ほぼ・・・同時です・・・!!お嬢さんの技は拝見しましたが、あの方の斬撃も飛ぶのか・・・!!」
おそらくカヤノの技が本格的にリューマに入らなかったのはゾロを避けたからだろう。幾度目かのリューマの体を掠っただけだった。
自分に刀を抜いて立ち塞がる二人に問いかけるリューマ。
「正確には『お前の屍の横に落ちてる刀を貰う』だな」
「成程・・・威勢のよろしいことで、ヨホホホホ!!
三本も刀をお持ちのようですが、それでは足りないと?」
「一本は折れてんだ、納まりが悪ィからぶら下げてる。俺ァ三刀流なんでな」
「聞いたことありませんな!!曲芸ですか?ヨホホホホ!!」
「今、見せられねェのが残念だ。その低い鼻っ柱でも折ってみせるのによ」
「ならその欠けた一本は私が補うよ」
二刀を握るゾロの傍らにいるカヤノが答える。
「そりゃあ、頼もしいぜ」
「リューマ・・・、ゾロは本当に刀を三本使って戦う。私やそこのフランキーが証人になるよ」
「ふむ・・・お嬢さんが仰るのであればそれは真実なのでしょう」
三人の間の空気が張り詰める。
「ああ・・・震えが止まりませんよ、これが俗に言う『武者震い』・・・お二人ともお強い。
記憶の中にはない感情が沸き上がってくるっ!!
何か巨大な生物と対峙したような・・・ゾクゾクする不思議な感覚だ。体が躍り出しそうだ」
恐れではなく強者に会えたことによる喜びの震え、それを感じているのはリューマだけではない。
ドン!!!
ゾロとカヤノも然りだ、カヤノはリューマと既に刀を交えているのでこの骸の持ち主が生前どれ程、強靭な肉体で強力な剣術な使い手であったかを瞬時に理解した。
「『夜明歌(オーバート)・クー・ドロア』!!!」
「!」
リューマの突きが斬り込んだゾロに打ち込まれようとされるがゾロは避けた、すると壁に大穴が開いた。
「!!?」
「うおおおおお!!?」
あまりの威力に驚くフランキーとブルック。
「・・・・・!!!銃(ピストル)!!?」
「いいえ・・・!突きです!!
で、でも・・・あの技、私がやってもあんなことにはなりません!!」
自分の技だが強靭な体を持つ者が使えば威力がこれほどに違う、それを改めて驚くブルック。
「『突き』が飛ぶなんて・・・どれ程の筋力・・・!!」
もしあのリューマが本気で自分に斬り込んでいたなら本当に殺されていたと恐怖する。
「・・・・ヨホホホ、『指し分け』ですな」
「・・・・・」
「・・・・・」
ビシッ!!
「!!?」
見ればリューマの後ろの壁には十字の斬り込みが入っている。
「・・・ヨホホホ、危うく斬られているところ」
「(ニヤッ)」
「(クスッ)」
「な、何だ!?あの二人・・・・いつの間に攻撃したんだっ!?」
「ほぼ・・・同時です・・・!!お嬢さんの技は拝見しましたが、あの方の斬撃も飛ぶのか・・・!!」
おそらくカヤノの技が本格的にリューマに入らなかったのはゾロを避けたからだろう。幾度目かのリューマの体を掠っただけだった。