ONE PEICEの連載夢小説の設定は本編の『設定・注意書き』をお読みください。
第24話 剣豪VS剣士
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「お嬢さん、あなたも彼のようになりたいので?」
「ならないよ」
目が据わっている。
「勝つのは私だ」
「ヨホホホ、ではあなたにも喰らっていただきましょう。
この『鼻唄三丁・矢筈斬り』をね」
リューマはブルックを斬り捨てたようにカヤノにも斬りかかって来る。
しかし妙な手応えだ。
〈何だ?この妙な手応えは!?〉
見れば彼女の体は桃色の花びらで埋め尽くされている。
「『春霞(はるがすみ)』」
「!?」
「私も悪魔の実の能力者だ、本当は受けても良かったんだけど・・・実力の差を見せつけるにはこれくらいしても良いと思ってね、それに――・・・・」
「!」
「ようやく懐に入れる」
刀と鞘を握り締めるとカヤノは足先に力を込めた。
「山津見流・二刀――・・・『篝火花(しくらめん)』!!」
「ごあっ!!」
リューマの胸部に二本の斬り傷ができる。
「このリューマに傷をつけるとはっ・・・」
「その骸には申し訳ないと思うよ、でもお前はその骸の持ち主ではない。早々に離れて元の主の所に還れ」
「黙れ!!」
二人の斬り合いは激しくなる。
リューマの技も凄まじい威力があるがカヤノの剣技も相当のものだ、劣らない。
「あなたは何者です!?このリューマに太刀打ちできる剣士がこの海に存在するはずが・・・!!」
「私の家系は筋力が発達していてね、そこらの男の剣士には負けない。
そして父が伝授してくれた流派・・・山津見流は何ものにも劣らない、私はそう確信している!!」
「・・・・・・!」
そこでリューマの脳裏にある映像が写った。
「リューマよ、お前の剣の腕前は大したものだ。まさに最強の名を賜るのにふさわしい。
だが俺の剣技も劣っているとは思わん、お前の流派を越えるのは俺の・・・いや俺たちの流派だ。
その名は『山津見流』、しかとその胸に刻んでおけ!!」
〈何だ、これは・・・!?この骸に染みついた記憶か?〉
リューマは戸惑っていた、何十年も前に亡くなった剣士の骸、魂もないはずなのにこんな記憶が全く関係のない自分に流れ込んで来るとは・・・。
「!」
ガシャンッ!!
困惑していたリューマに斬りかかるカヤノ、咄嗟の反応に避けたものの研究の薬品の入った瓶をいくつか破壊される。
「山津見流・飛刀――・・・『雨月(うづき)』!」
薬品で濡れた刀身を振ると飛沫の斬撃がリューマに飛んでくる。
刀で受けるがその攻撃は女性が放ったとは思ないほど重かった。
「これは――・・・確かに私はあなたを軽んじていたようです、ヨホホホ。ご容赦ください」
ようやくカヤノの実力を認めたようだ。
「ならないよ」
目が据わっている。
「勝つのは私だ」
「ヨホホホ、ではあなたにも喰らっていただきましょう。
この『鼻唄三丁・矢筈斬り』をね」
リューマはブルックを斬り捨てたようにカヤノにも斬りかかって来る。
しかし妙な手応えだ。
〈何だ?この妙な手応えは!?〉
見れば彼女の体は桃色の花びらで埋め尽くされている。
「『春霞(はるがすみ)』」
「!?」
「私も悪魔の実の能力者だ、本当は受けても良かったんだけど・・・実力の差を見せつけるにはこれくらいしても良いと思ってね、それに――・・・・」
「!」
「ようやく懐に入れる」
刀と鞘を握り締めるとカヤノは足先に力を込めた。
「山津見流・二刀――・・・『篝火花(しくらめん)』!!」
「ごあっ!!」
リューマの胸部に二本の斬り傷ができる。
「このリューマに傷をつけるとはっ・・・」
「その骸には申し訳ないと思うよ、でもお前はその骸の持ち主ではない。早々に離れて元の主の所に還れ」
「黙れ!!」
二人の斬り合いは激しくなる。
リューマの技も凄まじい威力があるがカヤノの剣技も相当のものだ、劣らない。
「あなたは何者です!?このリューマに太刀打ちできる剣士がこの海に存在するはずが・・・!!」
「私の家系は筋力が発達していてね、そこらの男の剣士には負けない。
そして父が伝授してくれた流派・・・山津見流は何ものにも劣らない、私はそう確信している!!」
「・・・・・・!」
そこでリューマの脳裏にある映像が写った。
「リューマよ、お前の剣の腕前は大したものだ。まさに最強の名を賜るのにふさわしい。
だが俺の剣技も劣っているとは思わん、お前の流派を越えるのは俺の・・・いや俺たちの流派だ。
その名は『山津見流』、しかとその胸に刻んでおけ!!」
〈何だ、これは・・・!?この骸に染みついた記憶か?〉
リューマは戸惑っていた、何十年も前に亡くなった剣士の骸、魂もないはずなのにこんな記憶が全く関係のない自分に流れ込んで来るとは・・・。
「!」
ガシャンッ!!
困惑していたリューマに斬りかかるカヤノ、咄嗟の反応に避けたものの研究の薬品の入った瓶をいくつか破壊される。
「山津見流・飛刀――・・・『雨月(うづき)』!」
薬品で濡れた刀身を振ると飛沫の斬撃がリューマに飛んでくる。
刀で受けるがその攻撃は女性が放ったとは思ないほど重かった。
「これは――・・・確かに私はあなたを軽んじていたようです、ヨホホホ。ご容赦ください」
ようやくカヤノの実力を認めたようだ。