ONE PEICEの連載夢小説の設定は本編の『設定・注意書き』をお読みください。
第24話 剣豪VS剣士
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「お嬢さん、あなたは・・・」
「ブルック、あなたはここで諦めたらいけない。私がこの魔の海から必ず連れ出す!」
刀を構えてリューマと相対すカヤノ、しかしブルックはその前に立った。
「え?」
「あなたは・・・あなた方は本当に良い人です、でもこれは・・・あの剣士との決着は私がつけなければいけません。助けは最小限でお願い致します」
「・・・・・あなたも曲げませんね、分かりました。
でも勝負がついた時、あなたが敗北したのなら『奪還』の役割は譲ってもらいますよ」
「ヨホホホ、あなたも譲りませんね」
カヤノは刀を鞘に収めて傍観に徹した、そしてまたリューマに向かって行くブルック。
ラブーン、お前はまだ私たちのことを・・・覚えてくれていますか?
お前の気持ちを思うと胸が締め付けられます。
私、今胸ないんですけど!ヨホホホ!!
『偉大なる航路(グランドライン)』の険しさに我ら力及ばずに仲間たちはもう・・・みんな死んでしまいました。
私はと言えば仲間に加えて顔も体も何もかも失って・・・・もし、また会えたとしてもこの白骨化した姿ではお前にいは誰だかわからないでしょう。
攻撃を受けながらも彼は心でここにいない再会の約束を交わした仲間のことを考えていた。
そう、彼がアフロを傷つけられたくない理由はそこにあった。
一度人生を終えて悪魔の実の力によって舞い戻ってきたが自分の肉体は臓器から皮膚まで朽ちており、もはや『肉体』とはいえないところまで変化してしまった。
亡き仲間の思いや約束を果たそうにも見た目が変わってしまった以上再会したとしてもラブ―ンは混乱するかもしれない。
そこでアフロだ、生前、ブルックのアフロはラブ―ンの頭に似ていると仲間に言われたことがあり、二人はそれでより一層仲良くなったのだ。
だからその面影を守り抜いて会いに行きたい。
ボキッ!!
「つっ・・・!!!」
ブルックの思いも虚しくリューマの刀が胴体を貫いた。
「・・・・・」
「ぐっ・・・ま、まだですっ・・・まだっ・・・!!」
「ヨホホホ」
よろめいているブルックを見て笑うリューマ。
「まるで不死鳥・・・またはゾンビのようか、もう立っていられぬはずですがね。
まあ・・・そろそろ止まっていただきましょう、もう二度と影を取り戻しに来ることのないように」
息も絶え絶えのブルックの体を見る。
「さて――・・・私の得意とする『矢筈斬り』でどこを斬り落としてあげましょうか?」
「・・・・何も知らないクセに・・・『その名』を使うなっ」
「?」
「王国の奇襲部隊出身の私の得意とした速斬りの技の名は・・・・『鎮魂歌(レクイエム)・ラバンデュロル』のその剣技に称賛し、仲間がつけてくれたんです。
それこそが『鼻唄三丁・矢筈斬り』!!
私の性格と技を持っていても・・・思い出も人情も忘れてしまったお前なんかにその名前を使われたくはない・・・・!!」
「・・・・ヨホホホ」
リューマの刀が妖しく光る。
「あくまであなたが『本家』と言うならば私の使う『ニセもの』の剣技を破ってみなさい。
これが・・・最後のチャンスですよ・・・」
ヨロヨロと立ち上がるブルック、既に右目の骨はリューマの刀に突かれてヒビが入り歯にまで達している。
二人の動きは一瞬だった・・・。
「『鼻唄三丁』・・・」
「・・・・・・」
「『矢筈斬り』!!」
「つっ・・・・」
力なくブルックの手の剣が床に落下して転がり、ブルック自身も倒れてしまう。
「終わりだね」
今度はカヤノが刀を抜いた。
「ブルック、あなたはここで諦めたらいけない。私がこの魔の海から必ず連れ出す!」
刀を構えてリューマと相対すカヤノ、しかしブルックはその前に立った。
「え?」
「あなたは・・・あなた方は本当に良い人です、でもこれは・・・あの剣士との決着は私がつけなければいけません。助けは最小限でお願い致します」
「・・・・・あなたも曲げませんね、分かりました。
でも勝負がついた時、あなたが敗北したのなら『奪還』の役割は譲ってもらいますよ」
「ヨホホホ、あなたも譲りませんね」
カヤノは刀を鞘に収めて傍観に徹した、そしてまたリューマに向かって行くブルック。
ラブーン、お前はまだ私たちのことを・・・覚えてくれていますか?
お前の気持ちを思うと胸が締め付けられます。
私、今胸ないんですけど!ヨホホホ!!
『偉大なる航路(グランドライン)』の険しさに我ら力及ばずに仲間たちはもう・・・みんな死んでしまいました。
私はと言えば仲間に加えて顔も体も何もかも失って・・・・もし、また会えたとしてもこの白骨化した姿ではお前にいは誰だかわからないでしょう。
攻撃を受けながらも彼は心でここにいない再会の約束を交わした仲間のことを考えていた。
そう、彼がアフロを傷つけられたくない理由はそこにあった。
一度人生を終えて悪魔の実の力によって舞い戻ってきたが自分の肉体は臓器から皮膚まで朽ちており、もはや『肉体』とはいえないところまで変化してしまった。
亡き仲間の思いや約束を果たそうにも見た目が変わってしまった以上再会したとしてもラブ―ンは混乱するかもしれない。
そこでアフロだ、生前、ブルックのアフロはラブ―ンの頭に似ていると仲間に言われたことがあり、二人はそれでより一層仲良くなったのだ。
だからその面影を守り抜いて会いに行きたい。
ボキッ!!
「つっ・・・!!!」
ブルックの思いも虚しくリューマの刀が胴体を貫いた。
「・・・・・」
「ぐっ・・・ま、まだですっ・・・まだっ・・・!!」
「ヨホホホ」
よろめいているブルックを見て笑うリューマ。
「まるで不死鳥・・・またはゾンビのようか、もう立っていられぬはずですがね。
まあ・・・そろそろ止まっていただきましょう、もう二度と影を取り戻しに来ることのないように」
息も絶え絶えのブルックの体を見る。
「さて――・・・私の得意とする『矢筈斬り』でどこを斬り落としてあげましょうか?」
「・・・・何も知らないクセに・・・『その名』を使うなっ」
「?」
「王国の奇襲部隊出身の私の得意とした速斬りの技の名は・・・・『鎮魂歌(レクイエム)・ラバンデュロル』のその剣技に称賛し、仲間がつけてくれたんです。
それこそが『鼻唄三丁・矢筈斬り』!!
私の性格と技を持っていても・・・思い出も人情も忘れてしまったお前なんかにその名前を使われたくはない・・・・!!」
「・・・・ヨホホホ」
リューマの刀が妖しく光る。
「あくまであなたが『本家』と言うならば私の使う『ニセもの』の剣技を破ってみなさい。
これが・・・最後のチャンスですよ・・・」
ヨロヨロと立ち上がるブルック、既に右目の骨はリューマの刀に突かれてヒビが入り歯にまで達している。
二人の動きは一瞬だった・・・。
「『鼻唄三丁』・・・」
「・・・・・・」
「『矢筈斬り』!!」
「つっ・・・・」
力なくブルックの手の剣が床に落下して転がり、ブルック自身も倒れてしまう。
「終わりだね」
今度はカヤノが刀を抜いた。