ONE PEICEの連載夢小説の設定は本編の『設定・注意書き』をお読みください。
第23話 剣豪リューマ
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「あ!そうだ、モリア!!このヤロ、俺の影を・・・!!」
気を失う前の事を思い出したルフィが殴りかかろうとするが、フランキーに止められる。
「静まれ、ここにモリアはいねェ!!!」
ルフィはフランキーやロビン、ウソップ、チョッパーもいることに気付いて拳を下ろした。
「ん?ここは・・・・」
「サニー号だ」
「サニー号!?何で元の場所に・・・」
「それよりお前ら自分の足元見てみろ」
そう言われてルフィ、ゾロ、サンジは足元を見る。
「影が・・・ないっ・・・・」
「夢じゃなかったのか、影がなくなってる・・・・!!妙な感じだぜ・・・」
自分の身に起きたことを虚ろだが覚えているゾロとサンジは少なからずショックを受けたようだ。
だが、ルフィだけは違った。
「おい!!大変だ!!一大事だ!!食い物が何もねェぞ!!」
よくこの状況で食糧の確認ができるものだが、サンジも見てみると保存食を除いて全て持って行かれていたようだ。
「まったく面目ねェ・・・油断しすぎた・・・!!」
「海賊弁当も失くしちまった~~~、チーズじゃダメだ、チーズじゃ」
「―――――ところでナミさんがいないようだが・・・あとカヤノちゃんも」
「!」
ナミはわかるがカヤノもいないことに自分の情けなさが吹っ飛んだゾロ。
「それがよ~・・・」
ウソップから経緯を聞くとサンジはウソップの胸倉を掴んだ。
「『連れ去られた』だァ~~!?何故、血の果てまで追わねェ!!?そいつはどこのどいつだ!!俺がすぐに言って奪い返してくる!!」
「すまねェ!!!でも追いかけようのねェ状況になっちまって・・・!!!とにかく話を全部聞いてくれ!!!」
サンジを離れさせてウソップは指を三本立てた。
「これから取り返さなきゃならねェもんは大きく分けて三つだ!!」
「『めし』、『ナミ』、『カヤノ』だ!!!」
「『影』も入れたら四つだぞ」
「・・・・意外なもんがランクインしてたがひとまず『ナミ』と『影』の話をさせてくれ」
「『カヤノ』のことについては俺たちから説明するぜ、なあ?ニコ・ロビン」
「ええ、私もウソップたちの方で何が起きたのか知っておきたいわ。ここはみんなで情報交換しましょう」
と、言うわけで一同は情報交換タイムに入った。
ウソップたち側の話を聞いてサンジは『ナミが花嫁にされるために連れ去られた』ことについて怒りの大絶叫。
ルフィとゾロは『物好きな奴もいるもんだ』くらいにしか思っていなかった。
そしてフランキー、ロビンの方の話を聞いてゾンビの弱点を知り、自分の影の入ったゾンビの口に塩をブチ込めば帰って来ると知った。
幸いにもルフィ、ゾロ、サンジの影の入ったゾンビ達はウソップやフランキー側各々で確認されているので見つけるのは少し苦戦するだろうが取り戻すことは可能だろう。
「しかしそんな弱点までよく見つけたな」
「弱点にしろ、お前らをまず救出に来たことにしろ、助言をくれたのはあのガイコツの野郎だ」
「え――っ!?ブルックに会ったのか!?」
「ああ、そんでカヤノは今、ヤツと一緒にいる」
「・・・・どういうことだ?」
フランキーはメインマストの下に腰を掛ける。
「会ったついでに野暮な質問しちまってな。
いや・・・お前が初めにアレを『仲間にする』と連れてきた時にゃさすがに存在ごと全力否定したが・・・あの野郎、ガリガリのガイコツのクセに、話せばなかなか骨がある。ガイコツだけにな――・・・あいつはァ男だぜ!!!」
そこでフランキーは自分がブルックにした質問を明かした。
それはブルックが影を取り戻してこの海域を脱出した後、どうするつもりなのかだ。
影が戻ったとしても彼はガイコツ、人前に出ればどんな反応されるかは明らかだ。
しかし彼には『果たさなければならない約束』があるのだ、ガイコツになってまで生きて果たしたい約束とは何なのかと彼に問うた。
気を失う前の事を思い出したルフィが殴りかかろうとするが、フランキーに止められる。
「静まれ、ここにモリアはいねェ!!!」
ルフィはフランキーやロビン、ウソップ、チョッパーもいることに気付いて拳を下ろした。
「ん?ここは・・・・」
「サニー号だ」
「サニー号!?何で元の場所に・・・」
「それよりお前ら自分の足元見てみろ」
そう言われてルフィ、ゾロ、サンジは足元を見る。
「影が・・・ないっ・・・・」
「夢じゃなかったのか、影がなくなってる・・・・!!妙な感じだぜ・・・」
自分の身に起きたことを虚ろだが覚えているゾロとサンジは少なからずショックを受けたようだ。
だが、ルフィだけは違った。
「おい!!大変だ!!一大事だ!!食い物が何もねェぞ!!」
よくこの状況で食糧の確認ができるものだが、サンジも見てみると保存食を除いて全て持って行かれていたようだ。
「まったく面目ねェ・・・油断しすぎた・・・!!」
「海賊弁当も失くしちまった~~~、チーズじゃダメだ、チーズじゃ」
「―――――ところでナミさんがいないようだが・・・あとカヤノちゃんも」
「!」
ナミはわかるがカヤノもいないことに自分の情けなさが吹っ飛んだゾロ。
「それがよ~・・・」
ウソップから経緯を聞くとサンジはウソップの胸倉を掴んだ。
「『連れ去られた』だァ~~!?何故、血の果てまで追わねェ!!?そいつはどこのどいつだ!!俺がすぐに言って奪い返してくる!!」
「すまねェ!!!でも追いかけようのねェ状況になっちまって・・・!!!とにかく話を全部聞いてくれ!!!」
サンジを離れさせてウソップは指を三本立てた。
「これから取り返さなきゃならねェもんは大きく分けて三つだ!!」
「『めし』、『ナミ』、『カヤノ』だ!!!」
「『影』も入れたら四つだぞ」
「・・・・意外なもんがランクインしてたがひとまず『ナミ』と『影』の話をさせてくれ」
「『カヤノ』のことについては俺たちから説明するぜ、なあ?ニコ・ロビン」
「ええ、私もウソップたちの方で何が起きたのか知っておきたいわ。ここはみんなで情報交換しましょう」
と、言うわけで一同は情報交換タイムに入った。
ウソップたち側の話を聞いてサンジは『ナミが花嫁にされるために連れ去られた』ことについて怒りの大絶叫。
ルフィとゾロは『物好きな奴もいるもんだ』くらいにしか思っていなかった。
そしてフランキー、ロビンの方の話を聞いてゾンビの弱点を知り、自分の影の入ったゾンビの口に塩をブチ込めば帰って来ると知った。
幸いにもルフィ、ゾロ、サンジの影の入ったゾンビ達はウソップやフランキー側各々で確認されているので見つけるのは少し苦戦するだろうが取り戻すことは可能だろう。
「しかしそんな弱点までよく見つけたな」
「弱点にしろ、お前らをまず救出に来たことにしろ、助言をくれたのはあのガイコツの野郎だ」
「え――っ!?ブルックに会ったのか!?」
「ああ、そんでカヤノは今、ヤツと一緒にいる」
「・・・・どういうことだ?」
フランキーはメインマストの下に腰を掛ける。
「会ったついでに野暮な質問しちまってな。
いや・・・お前が初めにアレを『仲間にする』と連れてきた時にゃさすがに存在ごと全力否定したが・・・あの野郎、ガリガリのガイコツのクセに、話せばなかなか骨がある。ガイコツだけにな――・・・あいつはァ男だぜ!!!」
そこでフランキーは自分がブルックにした質問を明かした。
それはブルックが影を取り戻してこの海域を脱出した後、どうするつもりなのかだ。
影が戻ったとしても彼はガイコツ、人前に出ればどんな反応されるかは明らかだ。
しかし彼には『果たさなければならない約束』があるのだ、ガイコツになってまで生きて果たしたい約束とは何なのかと彼に問うた。