ONE PEICEの連載夢小説の設定は本編の『設定・注意書き』をお読みください。
第2話 警告
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「広いなあ!!」
チョッパーが森の中を見回す。
ルフィとサンジと別れてからゾロとチョッパーは島の情報を得ようと散策をしていたのだ。
「ゾロ、ついて来てるか?」
チョッパーが後ろを振り向く。
「ってオイ~~~ッ!!さっそく離れようとしてんじゃねぇよ!!」
ゾロが別方向に歩いていく背中が見えて急いで駆け寄るチョッパー。
「あ?そっちだったのか?」
無自覚の方向音痴なのは船員全員周知のことではあるものの目の前を自分が歩いているのに別方向に行こうとするのはいかがなものだろうか?
「俺が何のために前を歩いてると思ってんだっ!コノヤロッ!!
前でも後ろにいても気が気がじゃねーぞ!!」
チョッパーはどこからなのかロープを取り出し、ゾロの腹に巻き付けた。
「あ?何してんだ、お前?」
「これではぐれることもないからな」
結び終わったチョッパーがまた歩き出そうとするが・・・。
「うわわわわっ!!ぐへっ!!」
急に後ろに引っ張られて後頭部を打つ。
「何してんだ?」
「お前が反対方向に行くからだろうが!!何で同じ方向に行かないんだよ!!」
身長と体重に差があるためどうしてもゾロに引きずられてしまう。
「お前が俺の方に来りゃあいいだろうが」
「お前の方に行くとロクなことがないんだよぉ!!」
ぎゃあぎゃあ言い合っていると急に二人の間を風が割いた。
「!」
「ぎゃあっ!?」
咄嗟に避けた拍子にロープが引っ張られ、そこを風が切り裂いた。
ゾロは意図的に放たれた風の先を睨んだ。
「・・・・・」
そこには男が一人立っていた。
「誰だ?」
「名乗る名はない、余所者はさっさとこの島から出て行け」
男はそう言うと持っていた鎖鎌を投げつける。
「!」
避けた後、刀を抜くゾロ。
「どこの誰ともわからない野郎とやり合う気はねぇ」
「なら早く去ることだ、俺もお前たちと戦う気はない」
とは言いつつも、鎖鎌の攻撃を止めない男。
「つっ!」
鎌は円運動で男の手に収まる。
「ま、待って!待ってくれ!俺たちはここがどこなのか知りたいだけなんだ!廃船島を出て、途中で嵐に巻き込まれてここに流れ着いたんだよ!!」
「知る必要もない」
「そんなあ~~っ!!」
『理不尽だ』と騒ぎながら逃げているチョッパー。
「余所者にこの島のことを一つとして教える気もない、知られるわけにもいかないのだ」
男は鎌を収めてヌンチャクを取り出す。
「ぬぅん!!」
「だあああ―――っ!!」
戦意の低いチョッパーに狙いを定めて攻撃してくる。
「テメー!」
ゾロが駆け出す。
ガキーンッ!!
ヌンチャクの鎖とゾロの刀がぶつかる。
「弱い奴から狙うたぁどういう了見だ!!」
「早めに終わらせたいから取った手段というだけだ」
「つっ!」
そしてピン!とヌンチャクを張ったかと思うと・・・。
バシバシバシッ!!
「ぐあっ!!」
ヌンチャクの棍部分の攻撃がゾロに何度も命中する。
「ゾロ!」
チョッパーもゾロがやられるのを目にして能力を使おうとしたが男が投げた小刀で腕にこすった事に動きを止めてしまう。
チョッパーが森の中を見回す。
ルフィとサンジと別れてからゾロとチョッパーは島の情報を得ようと散策をしていたのだ。
「ゾロ、ついて来てるか?」
チョッパーが後ろを振り向く。
「ってオイ~~~ッ!!さっそく離れようとしてんじゃねぇよ!!」
ゾロが別方向に歩いていく背中が見えて急いで駆け寄るチョッパー。
「あ?そっちだったのか?」
無自覚の方向音痴なのは船員全員周知のことではあるものの目の前を自分が歩いているのに別方向に行こうとするのはいかがなものだろうか?
「俺が何のために前を歩いてると思ってんだっ!コノヤロッ!!
前でも後ろにいても気が気がじゃねーぞ!!」
チョッパーはどこからなのかロープを取り出し、ゾロの腹に巻き付けた。
「あ?何してんだ、お前?」
「これではぐれることもないからな」
結び終わったチョッパーがまた歩き出そうとするが・・・。
「うわわわわっ!!ぐへっ!!」
急に後ろに引っ張られて後頭部を打つ。
「何してんだ?」
「お前が反対方向に行くからだろうが!!何で同じ方向に行かないんだよ!!」
身長と体重に差があるためどうしてもゾロに引きずられてしまう。
「お前が俺の方に来りゃあいいだろうが」
「お前の方に行くとロクなことがないんだよぉ!!」
ぎゃあぎゃあ言い合っていると急に二人の間を風が割いた。
「!」
「ぎゃあっ!?」
咄嗟に避けた拍子にロープが引っ張られ、そこを風が切り裂いた。
ゾロは意図的に放たれた風の先を睨んだ。
「・・・・・」
そこには男が一人立っていた。
「誰だ?」
「名乗る名はない、余所者はさっさとこの島から出て行け」
男はそう言うと持っていた鎖鎌を投げつける。
「!」
避けた後、刀を抜くゾロ。
「どこの誰ともわからない野郎とやり合う気はねぇ」
「なら早く去ることだ、俺もお前たちと戦う気はない」
とは言いつつも、鎖鎌の攻撃を止めない男。
「つっ!」
鎌は円運動で男の手に収まる。
「ま、待って!待ってくれ!俺たちはここがどこなのか知りたいだけなんだ!廃船島を出て、途中で嵐に巻き込まれてここに流れ着いたんだよ!!」
「知る必要もない」
「そんなあ~~っ!!」
『理不尽だ』と騒ぎながら逃げているチョッパー。
「余所者にこの島のことを一つとして教える気もない、知られるわけにもいかないのだ」
男は鎌を収めてヌンチャクを取り出す。
「ぬぅん!!」
「だあああ―――っ!!」
戦意の低いチョッパーに狙いを定めて攻撃してくる。
「テメー!」
ゾロが駆け出す。
ガキーンッ!!
ヌンチャクの鎖とゾロの刀がぶつかる。
「弱い奴から狙うたぁどういう了見だ!!」
「早めに終わらせたいから取った手段というだけだ」
「つっ!」
そしてピン!とヌンチャクを張ったかと思うと・・・。
バシバシバシッ!!
「ぐあっ!!」
ヌンチャクの棍部分の攻撃がゾロに何度も命中する。
「ゾロ!」
チョッパーもゾロがやられるのを目にして能力を使おうとしたが男が投げた小刀で腕にこすった事に動きを止めてしまう。