ONE PEICEの連載夢小説の設定は本編の『設定・注意書き』をお読みください。
第21話 消える仲間
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「うわっ!!!フランキーが!!!」
フランキーが斬られたことに驚愕している一同だが・・・・。
「やられやしねェよ・・・!!!」
「!?」
「こんな死人なんぞに!!!」
頭部を鷲掴んだまま徐に投げ飛ばすフランキー。
しかしすぐに起き上がってくるゾンビ。
「埒があかねェな・・・!!今までのゾンビ達と全然違うぞ!!」
「ブヒヒヒヒヒヒヒヒ!!!思い知るがいい!!!それが本当のゾンビの恐ろしさだ!」
気づけば連れてきた剥製豚が距離を取った場所にいる。
「痛みなど感じねェ!!武装した将軍(ジェネラル)ゾンビたちは一人一人が生前の戦いにおいて名を上げた強硬な戦士たちなんだ!!!ブヒ!!
一国の騎士団長、凶悪な犯罪者、伝説の侍!!海賊!!拳銃使い!!
そんな奴らが不死身になったと思え!!!おめェらなんかが勝てるわけねェんだよ!!ブヒヒヒヒ!!おめェらの仲間達だって誰一人無事じゃねェよ、ザマー見ろ!!」
そう言うと剥製豚は逃げようとする。
「あ!待ちやがれッ――・・・!!」
連れ戻すため追いかけようとしたが道が閉ざされた。
「くっそ~~~!!道が塞がれちまった!!」
「いいえ、塞がれたのは後ろだけじゃないわよ」
「ざっと見積もっても二十数人・・・」
「・・・・俺の経験から物を言わせてもらうと、一人に対してあれだけ攻撃してもこたえねェんだ。こいつら全員まともに相手してちゃこっちが消耗しちまうだけだ」
「そうか、それもそうだ。ここが最終戦じゃねェもんな」
「でもどうする?ゾロとサンジくんがいない分、戦力は下がってるよ」
「だけどこの広間をまっすぐ抜けれれば・・・おそらく中庭に出られるわ」
「そっか・・・ならこうしよう」
ルフィに耳打ちするカヤノ。
「うん、そうだな!よしっ!じゃあ俺たち四人で中庭で落ち合おう」
カヤノの提案は団体で切り抜けるのではなく個人でこのゾンビ軍団から逃げ切る事。残り少ないメンバーを削らないための決断だ。
「また誰かが消えねェように気いつけろよ!!」
「ふふ・・・そうね」
「お互いにね」
四人が分散し、各々戦いながらゾンビ軍団の中を駆け抜けていく。
しかし、そこへ――・・・・・。
「一刀流・・・!!」
「?」
聞き慣れたフレーズが聞こえたかと思うと・・・。
「三十六煩悩鳳(さんじゅうろくポンドほう)!!」
「この技!!・・・ゾロ!!?」
そう、その技は紛れもなくゾロの技だった。しかしそれを放った人物を見て見れば・・・。
「背中のキズは剣士の恥だ!!!なのに俺は傷だらけ!!!」
「え!?ゾロ!!?って、おわ!!しまった!!放せお前ら!!」
どこか懐かしいお笑い番組に出てきた形をしているゾンビ。
困惑している間にルフィは他のゾンビ達に捕らえられてしまった。
「『十一輪咲き(オンセフルール)・スラム』!!!」
「ゾンビにゃコレだろ!!『フレッシュ・ファイア』!!!」
「『山津見流・蠟梅』!!」
他の三人は何とかゾンビ軍団から抜け出すことができた。
「ルフィは?」
「まだ出てきてねェ様だな!!振り返ってもあのバカ、鎧着てやがるからどこにいるやら!!」
「でもゆっくり待ってもいられない、すぐにゾンビたちが追ってくるわ」
「畜生・・・まさかあいつまで消えたって事はねェだろうな?」
「ルフィ・・・、ん?」
頭上から何か音が聞こえたので見上げてみると『ガコン』と何かが落ちた音がする。
「ぎゃあああ!」
「つっ!?二人とも上を見て!!」
「「?」」
フランキーとロビンが上を見ると蜘蛛の糸がベッタリと絡みついた棺が一つ鎖について運ばれてくる。
フランキーが斬られたことに驚愕している一同だが・・・・。
「やられやしねェよ・・・!!!」
「!?」
「こんな死人なんぞに!!!」
頭部を鷲掴んだまま徐に投げ飛ばすフランキー。
しかしすぐに起き上がってくるゾンビ。
「埒があかねェな・・・!!今までのゾンビ達と全然違うぞ!!」
「ブヒヒヒヒヒヒヒヒ!!!思い知るがいい!!!それが本当のゾンビの恐ろしさだ!」
気づけば連れてきた剥製豚が距離を取った場所にいる。
「痛みなど感じねェ!!武装した将軍(ジェネラル)ゾンビたちは一人一人が生前の戦いにおいて名を上げた強硬な戦士たちなんだ!!!ブヒ!!
一国の騎士団長、凶悪な犯罪者、伝説の侍!!海賊!!拳銃使い!!
そんな奴らが不死身になったと思え!!!おめェらなんかが勝てるわけねェんだよ!!ブヒヒヒヒ!!おめェらの仲間達だって誰一人無事じゃねェよ、ザマー見ろ!!」
そう言うと剥製豚は逃げようとする。
「あ!待ちやがれッ――・・・!!」
連れ戻すため追いかけようとしたが道が閉ざされた。
「くっそ~~~!!道が塞がれちまった!!」
「いいえ、塞がれたのは後ろだけじゃないわよ」
「ざっと見積もっても二十数人・・・」
「・・・・俺の経験から物を言わせてもらうと、一人に対してあれだけ攻撃してもこたえねェんだ。こいつら全員まともに相手してちゃこっちが消耗しちまうだけだ」
「そうか、それもそうだ。ここが最終戦じゃねェもんな」
「でもどうする?ゾロとサンジくんがいない分、戦力は下がってるよ」
「だけどこの広間をまっすぐ抜けれれば・・・おそらく中庭に出られるわ」
「そっか・・・ならこうしよう」
ルフィに耳打ちするカヤノ。
「うん、そうだな!よしっ!じゃあ俺たち四人で中庭で落ち合おう」
カヤノの提案は団体で切り抜けるのではなく個人でこのゾンビ軍団から逃げ切る事。残り少ないメンバーを削らないための決断だ。
「また誰かが消えねェように気いつけろよ!!」
「ふふ・・・そうね」
「お互いにね」
四人が分散し、各々戦いながらゾンビ軍団の中を駆け抜けていく。
しかし、そこへ――・・・・・。
「一刀流・・・!!」
「?」
聞き慣れたフレーズが聞こえたかと思うと・・・。
「三十六煩悩鳳(さんじゅうろくポンドほう)!!」
「この技!!・・・ゾロ!!?」
そう、その技は紛れもなくゾロの技だった。しかしそれを放った人物を見て見れば・・・。
「背中のキズは剣士の恥だ!!!なのに俺は傷だらけ!!!」
「え!?ゾロ!!?って、おわ!!しまった!!放せお前ら!!」
どこか懐かしいお笑い番組に出てきた形をしているゾンビ。
困惑している間にルフィは他のゾンビ達に捕らえられてしまった。
「『十一輪咲き(オンセフルール)・スラム』!!!」
「ゾンビにゃコレだろ!!『フレッシュ・ファイア』!!!」
「『山津見流・蠟梅』!!」
他の三人は何とかゾンビ軍団から抜け出すことができた。
「ルフィは?」
「まだ出てきてねェ様だな!!振り返ってもあのバカ、鎧着てやがるからどこにいるやら!!」
「でもゆっくり待ってもいられない、すぐにゾンビたちが追ってくるわ」
「畜生・・・まさかあいつまで消えたって事はねェだろうな?」
「ルフィ・・・、ん?」
頭上から何か音が聞こえたので見上げてみると『ガコン』と何かが落ちた音がする。
「ぎゃあああ!」
「つっ!?二人とも上を見て!!」
「「?」」
フランキーとロビンが上を見ると蜘蛛の糸がベッタリと絡みついた棺が一つ鎖について運ばれてくる。